ノバク・ジョコビッチという選手がどのような評価の選手かご紹介します。
また、錦織圭選手との対戦成績も合わせてご紹介します。
2015年もう負けることがないのではというくらい絶対王者であったジョコビッチ。2016年になり少しずつタイトルを失うことも増え
番狂わせされることも見かけるようになりました。
しかし、2018年全米に向けてあの全盛期のジョコビッチが戻ってきたような...。直前にフェデラーを破ったあたりから何か違います。
ジョコビッチの過去から現在の評価を見ていきましょう。
※2021年9月更新
◆ボクシング◆ 2024年10月13日(日)・14日(月) 中谷潤人、井上拓真、田中恒成 他 注目の試合が多数 他開催場所:有明アリーナ |
野球・サッカー・ボクシングなど 今までにないスポーツの観戦が楽しめる‼
※BeeBetの登録は簡単ですが、登録の方法の詳細を知りたい方は"チェリカジさん"の BeeBet登録方法 や 入金方法 などを参考にして下さい。 |
ジョコビッチと錦織圭の対戦成績
まずはジョコビッチ選手と錦織選手との過去の対戦成績を時系列でみていきましょう。
2021年9月時点で、過去に20度も対戦していますが錦織選手の2勝18敗となります。
・全仏オープン
05/28/2010 ●錦織圭 – ジョコビッチ〇 0 : 3 (1 : 6) (4 : 6) (4 : 6)
・スイスインドア
11/05/2011 ●ジョコビッチ – 錦織圭〇 1 : 2 (6 : 2) (6 : 7) (0 : 6)
・全米オープン
09/06/2014 ●ジョコビッチ – 錦織圭〇 1 : 3 (4 : 6) (6 : 1) (6 : 7) (3 : 6)
・パリマスターズ
11/01/2014 〇ジョコビッチ – 錦織圭● 2 : 0 (6 : 2) (6 : 3)
・ATPワールドツアー・ファイナル
11/15/2014 〇ジョコビッチ – 錦織圭● 2 : 1 (6 : 1) (3 : 6) (6 : 0)
・ローママスターズ
05/15/2015 〇ジョコビッチ – 錦織圭● 2 : 1 (6 : 3) (3 : 6) (6 : 1)
・ATPワールドツアー・ファイナル
11/15/2015 〇ジョコビッチ – 錦織圭● 2 : 0 (6 : 1) (6 : 1)
・全豪オープン
01/26/2016 〇ジョコビッチ – 錦織圭● 3 : 0 (6 : 3) (6 : 2) (6 : 4)
・マイアミオープン
04/03/2016 〇ジョコビッチ – 錦織圭● 2 : 0 (6 : 3) (6 : 3)
・マドリードマスターズ
05/07/2016 〇ジョコビッチ – 錦織圭● 2 : 0 (6 : 3) (7 : 6)
・BNLイタリア国際
05/14/2016 〇ジョコビッチ – 錦織圭● 2 : 1 (2 : 6) (6 : 4) (7 : 6)
久々にジョコビッチと惜しい試合
・ロジャーズカップ
07/31/2016 〇ジョコビッチ – 錦織圭● 2 : 0 (6 : 3) (7 : 5)
・ツアーファイナル2016 準決勝
11/19/2016, 21:05〇ジョコビッチ● - 錦織圭2 : 0 (6 : 1) (6 : 1)
序盤から完全にペースを握られて完敗であった。「今日のジョコは強すぎた」「自分も悪すぎた」
・マドリードOP 2018
05/07/2018, 〇ジョコビッチ – 錦織圭● 0 : 2 (5 : 7) (4 : 6)
復帰して徐々に復活してきている圭だが、ノーシードのため1回戦でジョコ。善戦ではあった。
・ローマ マスターズ2018
05/18/2018 18:15 ●錦織圭 – ジョコビッチ〇 1 : 2 (6 : 2) (1 : 6) (3 : 6)
・ウィンブルドン2018
07/11/2018 14:05 〇ジョコビッチ – 錦織圭● 3 : 1 (6 : 3) (3 : 6) (6 : 2) (6 : 2)
・全米OP2018 準決勝
xx/08/2018 ジョコビッチ〇 – 錦織圭● 3 : 1 (6 : 3)(6 : 4)(6 : 2)・全豪OP2019
xx/01/2019 〇ジョコビッチ – 錦織圭● 2 : 0 (6 : 1) (4 : 1) 棄権
・東京五輪2021
07/29/2021 〇ジョコビッチ – 錦織圭● 2 : 0 (6 : 2) (6: 0)
・全米OP2021
5/09/2021 〇ジョコビッチ – 錦織圭● 3 : 1 (6 :7) (6:3) (6:3) (6:2)
©https://www.atptour.com/en/players/atp-head-2-head/novak-djokovic-vs-kei-nishikori/D643/N552
このように、錦織はジョコビッチに2勝18敗と大きく負け越しています。
個人的には2010年のスイスインドアでの完璧なまでの勝利で差はないと思ったのですが、2015年から対戦することが多くなってから
何か王者を前に萎縮しているのかよくわかりませんが、見ていて勝てる気がしない試合が9割です。
まだまだ実力の差は大きいのでしょうか?それとも相性が悪いのか?
しかし2016年のBNLイタリア国際の準決勝では一度はジョコビッチを追い詰めた錦織。これは勝つかと思ったのですが、結局最後は逆転負けとなり勝つことはできませんでしたが、この時は錦織の実力がじわじわと迫っている感じもしました。
どちらかというと錦織選手の方がムラがある方だからそう感じるのかもしれません。
では、ここでジョコビッチのプロフィールを紹介したいと思います。
ノバク・ジョコビッチのプロフィール
↑ロジャーズカップ2016にて
ノバク・ジョコビッチ
出身:セルビア・ベオグラード
出生:同上
年齢:1987.05.22生まれの32歳
身長:188cm
体重:77~80kg
バックハンド:両手
特徴:バックハンドが安定。サーブも強力だがスピードは普通。守備力も高い。最高のリターナー(サービスリターン)とマッケンローが評する
ラケット破壊:する。アグト戦で2回しているのが印象的。さらに踏みつける。ウェアも破る。優勝した時も昔ウェアを破って喜びを表現。1度ラケット投げてもう少しでボールボーイにぶつかるところだった。ぶつけたら失格のところだった。
世界ランキング:最高1位 (2019年12月現在2位)
その他:2016全仏覇者等 タイトル22回
ご覧の通り恵まれた体格、高い技術、まさにナンバーワンプレイヤーと呼ぶにふさわしいという感じですね。こういうオールマイティに何でもできる選手が結局最強なのでしょうか。
また、個人的にも非常に好きなのは非常にユニークなところです。
彼は例えばテニスが雨で中断した時なんか、ニコニコしてボールボーイと肩を組んで相合傘をしたり、自分の飲んでいたペットボトルをボールボーイにプレゼントしたりと、観客を笑わせてくれます。
一方で、キレやすいのか、時々ラケットをたたきつけて破壊する場面が見られます。叩きつけて踏みつぶして、服をビリビリに破りちぎったりしたことも...。
これは他の海外トッププレーヤーにはよく見られることなのですが、個人的には怒るときにたくさん怒り、喜ぶときにはたくさん喜ぶというのは
日本人があまりしないだけで恐らく多くの国では普通なんだと思います。
それか、そうすることで感情を処理して次に切り替えているようにも見えます。
また、ジョコビッチは実は本を出しています。それは「グルテンフリー」を推奨する本で、実際彼はグルテンフリーを食事法として実践してから身体の動き・キレが見違えるように変わったと言っています。
つまりは精製された小麦が体に与える害悪を排し、精製されていない良い食事を推奨しています。
確かに心身のスタミナは本当にすごいと思います。
中にはトッププレーヤーの中には試合中に炭酸飲料飲む人もいますからね(笑
ジョコビッチの評価
ジョコビッチはネットでは以下のように評価されています。
みんなの感想
バックハンドが神的
ネットの反応
すごすぎてお手本にならない
みんなの感想
ほんとに隙がない
ネットの反応
ストローク力が世界最高レベル
みんなの感想
弱点が全くない
ネットの反応
メンタルの強さがやばい
みんなの感想
針の穴を通すようなボールコントロール
ネットの反応
スタミナとボディバランスが素晴らしい
みんなの感想
ゲームの組み立てがうまい
ネットの反応
試合がつまらない」(アンチ)
みんなの感想
ちょうどフェデラーやナダルが劣っているときに活躍しているだけだ(アンチ)
その他
「史上最高のリターナー」(マッケンローとラオニッチが評す)
「信じられないくらいダイナミックなテニス」(ナダルが評する)
個人的に気になるのは「最高のリターナー」というところですね。
テニスはサービス権を持っている方が有利なのは言うまでもないですが、そこを崩してブレイクすることで
自分の試合運びが有利になっていきます。
ジョコビッチは最高のリターナーと評されるように、サーブ権を持っているのにポイントを獲られた、と相手を落胆させる場面を多く作ることで徐々に追い詰めていくのがよく見られます。
ジョコビッチ自体はサーブがすごい速いというわけではないのですが、総合的バランスが素晴らしく
2015年の絶対王者ぶりを発揮しました。
しかし私の予想では2017年にはまた勢力図が大きく変わってくる気がしています。
↑全米オープン2016決勝
まとめ
このように、ネットでも評価が高く名実ともにナンバーワンのジョコビッチ。
こういうバランス型の万能な選手は結構好みで現実的な強さを最も体現している選手なのではないでしょうか?
人によっては、逆にこれといった強みがないと評価する人もいるようですが、たとえサーブやリターンなど明確な強みを持っている選手だとしても、全体的な能力が欠けていては大会で結果を出し続けるのは難しいですし、(実際、サービススピードNO.1のサム・グロスは現在100位以内に入っていない)
その全体的な能力水準の高さこそ、ある意味ジョコビッチの強みなのではないでしょうか?
今後の若手の勢いの中で彼はどうなっていくか、楽しみです。
最後に印象的だった試合のATP公式動画を紹介します。