テニスのトッププレイヤーが試合終了後にラケットを破壊するという光景をよく見ませんか?
一見びっくりするような意味不明な行為ですが、それにはどのような理由があるのでしょうか。
また、錦織選手はラケット破壊はするのでしょうか?
そしてテニス観戦歴3年の私がラケット破壊王ランキングを紹介します。
>2017/6/23更新
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テニスラケット破壊王ランキング!
そもそもなぜトップ選手たちはラケットを破壊するのでしょうか。
これは私の考えですが、ラケットを破壊することで自分の感情を整理しているのではないでしょうか?また、欧米の人は相手を倒せない道具は役に立たない物だと考える文化があるので、そんな物は破壊してしまえ、ということなのではないかと思います。そうして役立たずの道具を捨てて、新しい道具で心機一転頑張ろうという感じです。ですからこの問題には、日本人と欧米人の考え方の違いが関係しているようです。
*2016年メキシコOPのディミトロフのラケット破壊は衝撃的だった。ティエム戦
ではここで、ネット上での推測やラケット破壊に対する善悪の議論を紹介します。
「見てると悲しい気持ちになる」
「マナー違反だ」
「人として最低」
「道具は大切にしてほしい」
「絶対許されない行為」
「そういう文化だから」
「子供が見たらドン引き」
「トップ選手はあれくらいしなきゃ」
「だから日本人は勝てない」
「プロとしてあるまじき行為」
出典:twitter
錦織はラケット破壊はある?
このように賛否両論の考えがあるようですが、ここで一つの疑問が生まれます。
それでは日本の錦織はラケットを破壊しないのでしょうか?
私は見たことがなかったので調べたところ、映像には残っていませんが3回ほど破壊したことがあるようです。
やはりプロのテニスプレイヤーなら誰でもラケットの破壊経験はあるようです。
ですが錦織は最近ではそのようなことはしないようですが、それはなぜなのでしょう。
これは日本人としての気質があるからのようです。日本人は物を大切にする文化を持っています。
そしてテニスプレイヤーにとってラケットは相棒のようなものです。そんな大切なラケットを折ってはいけないという心理が試合中にもあるから破壊することを止めたのではないでしょうか。あとは文化的にそういう行為はファンから叩かれるというのもあるでしょう、錦織はわりと性格がおとなしいタイプなので。
日本や米で「イチローがバットをかなり大切に扱う」ということがネット上で話題になったことももしかしたら影響あるのかも、と思ったりもしてしまします。イチローから言わせればラケット破壊なんてありえないでしょう。
>>追記 2017/2/22 アルゼンチンOP1回戦 格下76位のトマシュ・ベルッチに敗退 1セット目を落とした時にラケット破壊をしました。
その直前のリオOP決勝でも格下に負けていて、自分のプレーが出来ずにイライラが募ったと思われます。
そうなると合計4回のラケット破壊があったことになります。
>>追記 2017/6/3 全仏オープン4回戦 格下66位のチョンヒュンとの試合で2セット連取したあと、3セット目をタイブレークで落とし、4セット目0-3ととられている時点でフラストレーションがたまりラケット破壊。ニュースになりました。
合計5回のラケット破壊があったことになります。
ラケット破壊のペナルティ
そしてこのラケット破壊ですが、何かペナルティのようなものがあるのでしょうか。
調べてみると、1回目にその選手に警告、2回目以降はポイントを失う、というペナルティがあるようです。罰としては軽い感じもしますね。やはり欧米人はラケット破壊を重大なマナー違反だとは思っていないのでしょう。
お待たせの破壊王ランキング!
では最後に、テニスを見続けて3年の筆者が、ラケット破壊王ランキングを紹介します。
1位:ブノア・ペール
通称「暴れ馬」(テニスプレーにおいての意味の方が強いが)一時期治まったと思ったのですが、2017年4月のモンテカルロのラケット破壊は酷かった!
いわゆる「キレやすい」一人です。見ていて非常に良くなく、やっぱり変わってない、と感じましたので1位に上昇。
2017年モンテカルロ初戦敗退で
2位:ノバク・ジョコビッチ
まさに破壊王。何しろ彼はラケットを破壊するどころか自分のウェアを踏みつけて破ってしまうところまでやってしまいます。テニスの技術だけでなく物を破壊する才能にも恵まれているようです。
世界トップの選手がこのようなことをしていると、日本人としては少し悲しい気持ちになりますが、やはりそこまでしないと世界の頂点に立つことはできないのでしょう。
3位:アンディ・マレー
ラケット破壊の常習犯。彼がトップ選手なのにいまいち人気がないのはこれが原因とも言われています。
いつもイライラしている感じが伝わってきて人気がいまいちな気はします。奥さんは超美人ですが。
またラケット破壊について次のような発言をしていて、筆者はひきました...。
「大概はラケットの中央部分を持って、地面に平行にして叩きつける。ラケットを折りたくない時はそうやって投げる。
しかし、ラケットのフレームを立てて真っ直ぐに投げたり、フレームを直接ぶつけたりしたら、ラケットはすぐに折れてしまう。」
「ラケットを折ってしまおうと思ったわけではないけど、もうこのラケットは使わないとは思っていた。時にはそんな事も必要。」
2013USOP
4位:ディミトロフ
最近だからか非常に印象が強い。そして凄い勢いだった。まさにブチギレです。
メキシコオープン・ティエム戦での爆発は筆者の記憶に深く残った。(上記写真)
もちろんその前からの常連である。
5位:ワウリンカ
なんと試合中に破壊したラケットを観客にプレゼントするほどのラケットクラッシャー。もはや潔いレベルにまで達しています。
欧米ではラケット破壊を一つのパフォーマンスとして解釈する考え方もあり、ワウリンカはその象徴的な人物とも言えますね。
他にも入れようと思ったのが、トロイツキ選手。キレてるイメージが強い選手で、主審へ噛みつくような猛攻はすごいです。
ただ、ラケット破壊はそんなに多くない印象なので、省きました。
メーカー・スポンサーは黙っているのか?
こちら追加の記事となります。
気になっていたのですが、破壊されたラケットメーカーは「黙ったまま」なのでしょうか?
もし自分がメーカー側なら、その選手に提供している商品が電波放送で世界中に破壊されているものが放映され許せるものでしょうか?
最近の報道でその答えがありました。
錦織選手はラケットのウィルソンと生涯スピンサー契約を結んでいますが、やはり先日の全仏オープン2017でのラケット破壊で
ウィルソン社に謝罪の連絡を入れたそうです。
その筋に詳しい人によると、普通はそういったスポンサー契約では契約書の「ラケットを故意に破壊させた場合、契約料の10%相当の違約金を払う」といった条項があるとのことです。
つまり1回につき錦織レベルの選手であれば何千万円というお金を違約金として払わなければならないのです。
もちろん錦織選手だけでなく、他の世界的に有名な選手もそうなはずです。
ジョコビッチやマレー選手なども破壊するごとに何千万円も違約金を払っていた可能性があります。
まとめ
いかがでしたか?ラケット破壊は日本でも海外でも問題として議論が行われる行為です。
特に日本では厳しい見方が強く、本当に文化の違いとはおもしろい?なと思います。
私としてもあのような行為は見ていて気持ちのいいものではないですし、もっと冷静にプレーをしてほしいと思います。
ですがテニスは試合時間がとても長く、コンディションが良くない状況でもプレーし続けないといけないので、そのストレスは想像を絶すると思います。その点がこの議論をより複雑化させているのではないでしょうか。