プロテニスの世界大会のランクとその仕組みが3分で分かるようにまとめました。
ワールドツアーと呼ばれる世界テニス大会があり、この大会は3つの組織により運営されています。
グランドスラムはITF-国際テニス連盟
男子ツアーはATP-男子プロテニス協会
女子ツアーはWTA-女子テニス協会
です。
この運営組織によって開催される大会ごとのポイントが世界ランクに大きく反映されます。
ここでは、男子ワールドツアーの種類やポイントをみていきましょう。
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大会のランクと仕組み
プロテニスの大会ランクを図で表すとこのようになります。
出典:当サイトオリジナル
グランドスラム
グランドスラムには4大大会と呼ばれる通り、4つの大会があります。
全豪オープン、全仏オープン、全米オープン、ウィンブルドン
*錦織選手はアジア・日本で初の優勝を狙える位置にあります。最高は2014年の全米オープン準優勝
ATPワールドツアーファイナルズ
ATPツアー最終戦で年間獲得ポイント上位8選手が出場。
ATPツアーマスターズ1000
優勝すると1000ポイントが獲得できる大会。
ATPツアー500
優勝すると500ポイントが獲得できる大会。
ATPツアー250
優勝すると250ポイントが獲得できる大会。
ここまでをATPツアーといいます。
以下は世界ランクがまだ若い選手が上を目指してチャレンジしています。
もちろんトップ選手も、怪我明けにここから始めることがあります。
ATPチャレンジャーツアー
賞金総額5万~12万5000ドルの大会です。
ITFフューチャーズシリーズ
賞金総額1万~1万5000ドルの大会です。
世界ランキング(ATPランキング)と年間ランキング(ATPレース)の違い
世界ランキングと年間ランキングの違いを知っておきましょう。
世界ランキングとは、ATPランキングといい、過去1年間(52週)の成績により決定します。
年間ランキングは、ATPレースといい、年度ごとの成績により決定します。
つまり世界ランキング(ATPランキング)のポイント計算では、明日には52週前のポイントが失効されるということになります。
基本的には世界ランキング(ATPランキング)で選手の強さを見ますが、
11月の最後に「ツアーファイナル」という年間ランキング(ATPレース)にて上位8名だけ出れるファイナルステージ的な大会に出れることが名誉であり、ボーナス的なポイントも賞金も出ますので、TOP選手はこの大会に出れるように
ATPレースを戦いぬきます。
2016年は、マレー/ジョコビッチ/ワウリンカ/ラオニッチ/錦織圭/モンフィス/チリッチ/ティエム が選ばれました。
フェデラー・ナダルのビッグ4がいない時代にとうとうなってしまったのですね!
*2015年ツアーファイナルメンバー
各大会ごとのポイント
各大会ごとのポイントは次のようになっています。
グランドスラム
優勝-2000p
準優勝-1200p
ベスト4-720p
ベスト8-360p
ベスト16-180p
ベスト32-90p
ベスト64-45p
ベスト128-10p
ATPワールドツアー・ファイナルズ
全勝優勝だと1500p
他・細かい独自ルールありますので、関連記事を参考にしてください。
ATPツア-マスターズ1000
優勝-1000p
準優勝-600p
ベスト4-360p
ベスト8-180p
ベスト16-90p
ベスト32-45p
ベスト64-10p
ATPツアー500
優勝-500p
準優勝-300p
ベスト4-180p
ベスト8-90p
ベスト16-45p
ATPツアー250
優勝-250p
準優勝-150p
ベスト4-90p
ベスト8-45p
ベスト16-20p
例外の大会もあります。
例外大会について
デビスカップ
デビスカップ-男子国別対抗戦のことで、ワールドグループ16ヵ国が出場決定。
次にワールドグループ1回戦敗退8ヵ国と世界を3つに分けたゾーンで勝ち上がった8ヵ国で
プレーオフという入れ替え戦が行われ、勝った国に翌年のワールドグループ出場権が与えられます。
デビスカップのポイント計算はかなり細かくてややこしいのでここでは割愛します。
オリンピック
オリンピック-オリンピック試合でのポイント加算の決定権は、開催国にあるようです。
2016年のリオオリンピックではオリンピックの精神であるアマチュアリズムを重視し、ポイント加算は認めませんでした。
批判もされたけど、ポイント入らないしジカ熱が流行ってたし、怪我する可能性が高いのにわざわざいかない、という選択肢もうなづける。

IPTL
さいたまアリーナで行われるエキシビジョンの大会です。
関連記事を参考に。
2016年のランキング
このような仕組みの中、選手は連日試合をして、ポイントと賞金を稼ぎ、ツアーファイナル参加までこぎつけるのです。
ティエムなんかはATP250の強豪がいないマイナー大会で優勝してポイントを稼いでいると批判を受けることがあります。
もちろん、TOP選手は確実にポイントを稼げる大会もピックアップしてうまく選別してはいます。
現在の世界ランク上位15(2016年10月31日付)
1ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2アンディ・マレー(イギリス)
3スタン・ワウリンカ(スイス)
4錦織圭(日本)
5ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)
6ラファエル・ナダル(スペイン)
7ガエル・モンフィス(フランス)
8ドミニク・ティーム(オーストリア)
9ロジャー・フェデラー(スイス)
10マリン・チリッチ(クロアチア)
11トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)
12ダビド・ゴファン(ベルギー)
13ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)
14ニック・キリオス(オーストラリア)
15ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)
パリバでマレーが1位になりましたね。年間ランキングではジョコか?マレーか?
ツアーファイナルはそこが面白いですね。

まとめ
テニスにおいても他のスポーツにおいても勝敗・賞金などを競いますが、面白いのはそこだけではありません。
テニスにおいては、テニスプレーや1球1球からスポーツマン精神や人生観などが見られる選手を応援しています。
頂点まで登りつめ、どん底まで落ち、そこからまた這い上がってきた選手などは、試合に出ている姿を見るだけで涙が溢れます。
私が最も好きな選手はアンディー・マレーです。
彼のテニスプレーではスポーツを越えた哲学・道徳観を感じ、不可能を可能にする瞬間には諦めない心と勇気をもらいます。
彼は幼少の頃、小学校で銃の乱射事件に巻き込まれ生き残った衝撃の体験をしていることや、幼いころに両親が離婚していることなどからか
精神的に弱い部分が昔はありましたが、最近はそれを乗り越えたかのような力強さを感じます。
他にも好きな選手はたくさんいますが、最近わたしがスポーツ選手として重視している点は、お金の使い方です。
スター選手の子供への影響力は測り知れなく、子供にとって良いお手本となるスポーツ選手であって欲しいのです。
テニス選手の中では、ロジャー・フィデラーやラファエル・ナダルはテニスプレーヤーとして超一流なだけでなく、
コートの外でも人として超一流な人格者なので本当に尊敬しています。
みなさんもテニスをたくさん見て、素敵な選手たちを応援していきましょう。