男子テニス・スタン・ワウリンカという選手がどのような評価の選手か詳細にご紹介します。
また、合わせて錦織圭との対戦成績もご紹介していきます。
それでは見ていきましょう。
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ワウリンカと錦織圭の対戦成績
それではまずはワウリンカと錦織圭の対戦成績を見てみましょう。対戦するたびに更新していきます。
2019年12月現在、錦織選手の4勝7敗。ワウリンカ選手が勝ちこしています。
内訳をみてみると
ハードコート:4勝5敗
クレイコート:0勝2敗
・ATPツアーブエノスアイレスCopa Claro 準々決勝(クレーコート)
02/24/2012 〇ワウリンカ – 錦織圭● 2 : 0 (6 : 4) (6 : 2)・シンシナティ・マスターズ 3回戦(ハードコート)
08/16/2012 〇ワウリンカ – 錦織圭● 2 : 0 (6 : 3) (6 : 3)・全米オープン 決勝(ハードコート)
09/03/2014 ●ワウリンカ – 錦織圭〇 2 : 3 (6 : 3) (5 : 7) (6 : 7) (7 : 6) (4 : 6)・全豪オープン 準々決勝(ハードコート)
01/28/2015 〇ワウリンカ – 錦織圭● 3 : 0 (6 : 3) (6 : 4) (7 : 6)・ロジャーズカップ 準決勝(ハードコート)
07/30/2016 〇錦織圭 – ワウリンカ● 2 : 0 (7 : 6) (6 :1)・全米オープン 決勝(ハードコート)
9/10/2016 〇ワウリンカ – 錦織圭● 3 : 1 (4 : 6) (7 : 5) (6 : 4) (6 : 2)
1セット目は錦織の圧勝であったが、珍しくワウリンカは崩れず淡々と精神を一定に保っていて2セット目後半で目覚めた。
試合後は彼が精神的に動揺せずチャンスを待ち淡々とやっていくというコメントを発し、以前よりクールになったことを感じた。・ツアーファイナル2016 1戦目
11/14/2016 〇錦織圭 - ワウリンカ● 2-0(6 : 2)(6 : 3)
錦織の圧勝。ワウリンカは膝を痛めていたという話もあるが、錦織が戦略を練っていたというように今までよりアグレッシィブに攻めているのがよく分かった。サーブ&ボレーなどを取り入れ、とにかく前へ前へ行っているのが見て取れて圧勝であった。・ブリスベン国際2017 準決勝
1/7/2017 〇錦織圭 ― ワウリンカ● 2-0(7 : 6)(6 : 3)
1セット目は両者譲らないキープを続ける攻防戦でしたがタイブレークで錦織が5連続ポイントなどで制する。
全体として安定感を感じるプレーで制した。ワウリンカは確かに今大会は調子は悪そうな感じはしたが、錦織には強い気持ちで来ているのが分かった。実力差とも感じる試合であった。・シンシナティ2018
08/16/2018 ●錦織圭 ― ワウリンカ〇 0 : 2 (4 : 6) (4 : 6) 2回戦
まだ怪我からの復帰途中という感じの錦織のストレート負けとなります。ただし、ワウリンカも怪我明けなのは変わりません。
ワウリンカが調子よかったというところでしょうか。
・ロッテルダム2019
02/16/2019 ●錦織圭 ― ワウリンカ〇 1 : 2 (2 : 6) (6 : 4) (4 : 6) 準決勝
上り調子の錦織。世界ランク6位も決定だが、ワウリンカ(この時ランク68位)が調子よかった。
錦織「大事なポイントで相手のプレーが良かった」・マドリード マスターズ2019
5/9/2019 〇ワウリンカ – 錦織圭● 2 : 0 (6 : 3) (7 : 6)
ストレート負けする試合が多く、錦織にとっては苦手な相手なのか、と思うところはあります。
単純な実力差なのでしょうか。個人的には調子次第...(特にワウリンカの)という気はします。
ではここでワウリンカのプロフィールを紹介したいと思います。
スタン・ワウリンカのプロフィール
出身:スイス・ローザンヌ
出生:同上
年齢:1985年3月28日生まれの34歳
身長:183cm
体重:81kg
バックハンド:片手
ラケット破壊:する 2014楽天OPで伊藤竜馬選手に負けている時に生で見て衝撃でした
特徴:歴代最高と言われる片手バックハンドショット。好不調の波が激しい
世界ランキング: 最高3位(2014/1、2016/10等) 現在16位
その他:4大大会のうち全豪・全仏・全米の3大会で優勝
ワウリンカはこのように輝かしい成績と確かな実力を持ったベテランの選手です。
今気づきましたが全英を優勝すればキャリアグランドスラム達成で歴史に名が残りますね。
特に脅威なのが歴代で最高とも言われる片手のバックハンドショット。しかし好不調の波が激しく、1回戦などであっけなく敗退してしまうことも多々あるのが弱点です。
ワウリンカのプレースタイル
ワウリンカのプレースタイルはとてもユニークです。
ここ10年間メンズテニスをドミネートしているBIG4(フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレー)の共通特徴は運動能力自体がずば抜けている点だと思いますが、ワウリンカは決してそのような印象を与えません。
サーブ、ストローク、ボレーどれを見ても柔らかいフォームでありませんし、ベースライン上の動きもかかとが地面に着いているのでは、と思わせるほど重そうに見えます。
そんな彼がBIG4と善戦できるだけでなく、たまに勝ってさえしまう理由は二つあると思います。
まずは抜群のストローク。パワフルだけでなく正確なショットを見せ、乗っているときの彼の試合は爽快です。豪州、全仏、全米をそれぞれ1度ずつ優勝していますが、そのときの勢いはすごいものがありました。特に片手バックハンドは世界一と言われる精度を誇り、これが異常に決まりだすと止まらない勢いを見せます。ワウリンカがこれが決まりだすとまるでフィーバーのような感じで止まりませんので相手がどんなに強い相手でも勝ってしまうでしょう。逆に、これが調子悪いと弱い相手にも負けることがあります。
もう一つは精神的なタフさでしょう。特に同国出身のフェデラーとやるときは、凄まじい熱気を感じさせます。
勝ちたい、という気持ちが滲み出ています。
昔とは違ってきていますが、コメント自体は弱気で「3位以内にもう入れるとは思えない」などと言ったりしますが
淡々とチャンスを待ち続けるライオンのようなところも最近は持っています。
ワウリンカのみんなの評価
ワウリンカはネット上では以下のように評価されています。
「片手バックハンドは世界一」
「波が激しいのがちょっと・・・」
「サーブも結構強烈」
「調子が安定しないのが残念」
「バックハンドは誰も手がつけられない」
「攻めと守りの切り替えが早い」
「えげつないサーブ」
「ハマると誰も止められなくなる」
「安定すれば世界一」
出典:twitter
まとめ
ワウリンカはやはり波が大きいのが残念な選手ですね。ネット上でもそこを低く評価している人が多く見られました。
いくら世界一と言われるような片手バックハンドを持っていたとしても、それが安定して決められなければ大会で勝ち続けるのは難しいですからね。
また、彼はサーブも非常に強力で200km/h越えのショットをガンガン打ち込んでいきます。
そうして試合のペースを握り、隙あらば得意のバックハンドで仕留めていくプレースタイルです。
攻撃的な選手なので格下相手に打ち合いを強いられることもなく、上位陣にも強烈なショットで攻めていける、本当に調子の波を克服できればものすごい選手になれたのかもしれません。いつの日か完全体ワウリンカを見られる日が来るのでしょうか、とても楽しみですね。
最後にワウリンカの印象的な公式動画をどうぞ
https://youtu.be/91kNzC5OeWU