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国際野球

WBCアメリカ代表が本気過ぎる理由!一覧と要注意選手

野球ファンには心躍るシーズンインの3月到来。その前に今年は野球の世界一決定戦、WBCが行われます!我らが侍ジャパンは第二回大会以来の優勝なるか。立ちはだかる最強ライバルの一つが野球の母国アメリカ代表です。

今回のアメリカ代表は本気度が「WBC史上MAX」といわれる超豪華布陣。その本気過ぎる理由とは?いかに凄いメンバーなのか一覧をお示しするとともに、日本はどうやったら勝てるのか考えてみました。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)

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WBCアメリカ代表が本気過ぎる理由

2006年に創設され、4年に一度開催して国と地域別の野球世界一を決めようという選手権大会WBC。5回目の今回は、本選に全世界から選ばれた20チームが参加。3月8日~21日の間、日米など各地で行われる一次ラウンドと決勝トーナメントを経て優勝を争います。

優勝候補は過去にWBCで優勝経験のある日本、アメリカ、ドミニカ共和国が筆頭格。この三カ国の本気度はこれまでで最高レベルだといわれます。中でも「野球の母国」の威信にかけて、前回大会に続く連覇を狙うアメリカ代表はかつてないほどスーパースターばかりをそろえてきました。

直前になって若干辞退者が出てるけど、それでも過去最強級。球団側が結構協力的なのもちょっと意外w

今回アメリカが本気すぎる大きな理由の一つが、マイク・トラウト選手の主将就任です。ニュージャージー州出身、MLB入り直後からメジャーを代表するスーパースターとなりMVPを三度も受賞。「世界最高の野球選手」とも称されるアメリカが誇る超大物プレーヤーです。

常にシーズンだけに全集中する〝求道者〟として知られ、それ以外のホームランダービーや国際試合などの「余興」には興味を示さず、若い頃は「スターのくせに野球振興に非協力的だ」とMLB側から苦言を呈されたことも。

しかし31歳となった今「前回WBCに出ず、母国優勝を目にして本当に後悔した」と吐露。人が変わったように真っ先にWBC出場と主将就任を表明し、自ら各球団のスター達をリクルートして「ドリームチームづくり」に奔走、「マイクがあんなに本気なら俺も」と続々スーパースター級が加わるきっかけになりました。

「優勝以外全部負け」とあのトラウトがマジ真剣モード。「球界のリーダー」として、全米や海外での野球人気低迷に危機感を覚えていることも一因だろうね

MVP獲得選手が3人

ではその「トラウトのドリームチーム」がどのくらい凄いのか、2月末時点で報じられているアメリカ代表の顔ぶれを見てみましょう。

まずはシーズンMVP獲得者が現時点3人、当初は4人もいたという考えられない超人軍団。三度受賞のトラウト選手(エンゼルス)をはじめ、ゴールドシュミット(カージナルス)、ベッツ両選手(ドジャース)。そしてかねてから「代表になりたい、WBCに出たい」と熱望していたハーパー選手(フィリーズ)も参加予定でしたが、怪我の手術のため今回は無念の欠場となりました。

というわけでこのメジャーMVPトリオが当然打線の中軸を担うとみられます。

HR王4人、首位打者3人

さらに打撃陣はオールスタークラスが勢ぞろい。ロースターに何と過去の本塁打王が4人(アレナド、ゴールドシュミット、アロンソ、シュワーバー)首位打者が3人(ターナー、アンダーソン、ベッツ)もいます。

スタメンに想定される野手は全員が「ゴールドグラブ賞」など何かしらの個人タイトルを獲得。野手の年俸総額は約260億円になるという文字通りの夢のようなメンバーです。

最多勝投手2人

投手陣も、当初はサイヤング賞受賞のメジャーNo1左腕、カーショウ投手(ドジャース)を筆頭にした物凄い強力布陣でしたが、今年に入って球団の事情や保険の問題などから、カーショウ投手含め辞退者が数人出ています。

それでもウェインライト(カージナルス)、巨人でも活躍したマイコラス(同)といったシーズン最多勝投手が二人もいる強力なピッチャー陣には変わりありません。

マイコラスさんや「元SBのマルちゃん」マルティネスさんはNPBをよく知ってるし、日本には手ごわい投手よね

WBCアメリカ代表選手一覧

では過去最高に「本気度MAX」なWBCアメリカ代表の選手を、ポジション別一覧で以下にご紹介しましょう。

うーむ。1992年、バルセロナ五輪でマイケル・ジョーダン筆頭のスーパースターが集まったバスケドリームチーム思い出す…

投手

選手名 チーム 年齢 ポジション
マイルズ・マイコラス カージナルス 34 投手
ランス・リン ホワイトソックス 35 投手
ネイサン・イオバルディ レンジャーズ 33 投手
アダム・オッタビーノ メッツ 37 投手
メリル・ケリー ダイヤモンドバックス 34 投手
ディロン・テイト オリオールズ 28 投手
デビッド・ベッドナー パイレーツ 28 投手
デビン・ウィリアムズ ブルワーズ 28 投手
アダム・ウェインライト カージナルス 41 投手
ローガン・ウェブ ジャイアンツ 26 投手
ライアン・プレスリー アストロズ 34 兼外野手
ダニエル・バード ロッキーズ 37 投手
カイル・フリーランド ロッキーズ 29 投手
ブレイディ・シンガー ロイヤルズ 26 投手

捕手

選手名 チーム 年齢 ポジション
J.T.リアルミュート フィリーズ 32 捕手
ウィル・スミス ドジャース 28 投手

内野手

選手名 チーム 年齢 ポジション
ノーラン・アレナド カージナルス 31 三塁手
トレイ・ターナー ロサンゼルス・ドジャース 29 遊撃手
P・ゴールドシュミット カージナルス 35 一塁手
ピート・アロンソ メッツ 28 一塁手
ティム・アンダーソン ホワイトソックス 29 遊撃手
ボビー・ウィットJr. ロイヤルズ 22 遊撃手
ジェフ・マクニール メッツ 30 二塁手/外野手

外野手

選手名 チーム 年齢 ポジション
マイク・トラウト エンゼルス 31 外野手
カイル・シュワーバー フィリーズ 30 外野手
ムーキー・ベッツ ドジャース 30 外野手
セドリック・マリンズ オリオールズ 28 外野手
カイル・タッカー アストロズ 26 外野手

辞退選手

選手名 チーム 年齢 辞退理由
ディラン・シース ホワイトソックス 27 シーズンに専念するため
ニック・マルティネス パドレス 32 シーズンに専念するため
クレイトン・カーショー ドジャース 35 保険の問題
ネスター・コーテズ ヤンキース 28 右ハムストリング故障
トレバー・ストーリー レッドソックス 30 右肘手術のため
ブライス・ハーパー フィリーズ 30 右肘手術のため

WBCアメリカ代表に侍ジャパンは勝てるか?

チームメイトの大谷翔平選手も心底敬愛する「トラ兄」率いるWBCアメリカ代表。もし日本が戦って勝てるのか。「歴戦のつわもの日本代表」にもかつてなく高い壁ですが、しかし!我が侍ジャパン2023も本気度MAXの史上最強軍団という点では引けを取りません。

そもそもダルビッシュ投手と「投手大谷」はこの米最強打線を熟知し、しかも結構抑えていますし、「打者大谷」とヌートバー選手も米投手陣を十分攻略可能で実績もあります。また侍ジャパン投手陣自体、恐らく「米ドリームチーム」に対抗できる超ハイレベルと言って過言ではないでしょう。

以下、MLBアナリストのAKI猪瀬さんと、米国スポーツに詳しいジャーナリスト杉浦大介氏の見立てをご紹介して、筆者はドップリ「WBC応援」の海に浸りたいと思います。

・最強米国とはいえ付け入る隙はある。最高級の野手陣、粒ぞろいのブルペンと比べ、絶対的なエースが不在の先発投手陣はやや不安材料

・カーショウらが離脱し投手陣はスケールダウンした。マイコラスは34歳、ウェインライトは41歳だ。救援陣はアストロズのプレスリーとブルワーズのウィリアムズが鍵。

・日米の投打戦力を比べると、投手陣は侍ジャパンの方が質量ともに上回っている。米は特に、日本球界にいないタイプのウェブ投手の辞退が痛手だ。

・超豪華米打線を超一流の日本投手陣が最少失点に抑え、「スモールベースボール」「相手のミスを逃さない」日本野球の凄みを発揮すれば必ず勝機が訪れる。

日本がアメリカと対戦するとすればマイアミでの準決勝。こんなプラチナカードは一生見れないぜ!ぜひ見たい(涙)

まとめ

要約しますと

  • 野球WBC開幕へ。侍ジャパン優勝なるか。最大のライバルは史上MAX本気度のアメリカ代表?
  • これまで無関心のトラウトが突如豹変。主将になってスーパースターを続々リクルート
  • 過去最強ドリームチーム結成。日本が勝つには失点抑え隙逃さず得点する日本野球の貫徹

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