パリで行われる夏季オリンピック2024が近づいてきました。日本勢のメダルラッシュや活躍が大いに期待されます。
今回は、出場権を獲得した競技の日本代表選手のうち、女子柔道の代表に内定した4選手をクローズアップ。57kg級・舟久保遥香、63kg級・高市未来、70kg級・新添左季、78kg級・高山莉加の各選手の横顔などをご紹介しましょう。（出典：Wikipedia、パリ五輪公式、スポーツメディアなど）
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オリンピック2024・メダル量産期待の女子柔道
東京五輪では7人で金メダル4個を獲得、パリオリンピック2024でも再びメダルの大量産間違いなさそうなのが女子柔道です。今回は57～78kg級の代表4選手の経歴や強さを以下に見ていきましょう。
「柔道界ののん」舟久保、3大会連続出場・高市
57kg級代表の舟久保遥香選手は、山梨県出身の25歳。地元の中学・高校で力を伸ばし、全国大会に優勝。21年に全日本選抜柔道体重別選手権で初優勝、グランドスラム（GS）・パリも制覇しIJFワールド柔道ツアー初優勝を果たします。世界選手権も22、23年と二年連続銀メダルを獲得、見事パリ五輪代表をつかみました。
舟久保選手は寝技を得意にしており、一本勝ちのほとんどは寝技。とりわけ「舟久保固め」とも呼ばれる独自の抑込技での一本勝ちが多く、パリでも冴え渡る寝技が注目です。
63kg級代表の高市未来選手は、東京都出身の30歳。ファンはご存じのとおり、22年に結婚するまでは「田代未来」の旧姓でした。小中時代から早くも才能を発揮し、数々の全国大会などに優勝。世界選手権でもメダリストとなった実績から、16年のリオ五輪代表に選ばれました。GSは７度優勝、世界選手権銀2度の実績で東京五輪にも出場、今回３度目の五輪で悲願のメダルを狙います。
立ち技、寝技や関節技と多彩な技を得意とするオールラウンダー。ベテランとして女子のまとめ役が期待されます。
最速内定・新添、上り調子・高山
70kg級代表の新添左季選手は奈良県出身の27歳。天理高から山梨学院大に進んで実力を開花、16年のGSで、シニアの国際大会初出場にしていきなりIJFワールド柔道ツアー優勝を果たしました。
23年の世界選手権で初優勝。GSも5度制する実力が高く評価され、初めての五輪となるパリオリンピック2024代表に、阿部兄妹らと同じく史上最速の1年以上前に内定しました。得意技は内股です。
78kg級の高山莉加選手は宮崎県出身の29歳。柔道はなんとわずか3歳から始めたそうです。組み手は右組みで得意技は払腰、寝技。国際大会でこれまでGSを5度制覇した実績などが評価され、初めてパリオリンピック2024の切符をつかみました。
とりわけ今年3月のGSタシケントで欧米の強豪を次々と下して優勝するなど上り調子。女子78kg級は国際大会で日本勢の苦戦が続いていただけに、不安のあった階級も着実に強化できていることを高山選手が証明し、五輪本番へいい流れを生んでいます。
ネットの反応まとめ
出典：YouTube
まとめ
要約しますと
- オリンピック2024注目選手紹介：女子柔道代表は前回東京に続いて金メダルラッシュの予感大
- 57kg「のん似」舟久保遥香は寝技の名手。63kgベテラン高市未来は3度目五輪で悲願メダル狙う
- 70kg新添左季、78kg高山莉加は初の五輪。実力UPで最速内定の新添。高山はGS優勝で上り調子
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