2024年といえば「4年に1度」のオリンピックイヤー。「え?こないだの東京から3年しかたってないのに」と思われるでしょうが、間違いなくオリンピック2024開催の年です。
オリンピック2024で実施される注目競技をご紹介するシリーズ第9回は、アーティスティックスイミングです。一体どんなスポーツなのか、見どころなどをシェアしましょう。(出典:Wikipedia、オリンピック2024(パリ五輪)公式、スポーツメディアなど)
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オリンピック2024のアーティスティック・スイミングとは?
オリンピック2024は正式名称「第33回オリンピック競技大会」。参加国・地域数207、参加人数約1万人、競技種目は32競技329種目という非常に大きな大会です。
その中で「水泳」のカテゴリーに入る種目の一つがアーティスティックスイミング。ちょっと聞き慣れない競技名ですが、どんな特徴があるのか見ていきましょう。
概要
アーティスティックスイミングの発祥は水上で行うバレエだったといわれ、1891年にドイツの首都ベルリンで最初の競技会が開催された記録がある、意外に古いスポーツです。
20世紀初頭、水上のアクロバットと音楽を組み合わせるスタイルになり、米国の元オリンピック競泳金メダリストのアナウンサーが“シンクロナイズドスイミング”という言葉を作り出しました。
五輪ではロサンゼルス1984大会で正式採用。シドニー2000以降は女子のチームとデュエット種目が行われています。
ルールと特徴
アーティスティックスイミング(略称AS)は音楽に合わせてプールの中でさまざまな動き・演技を行い、技の完成度や同調性、演技構成、さらには芸術性や表現力を競います。
五輪では2分20〜50秒の曲に、決まった8つの動きを入れるテクニカルルーティンと、3〜4分の曲の中で自由に演技するフリールーティンが行われます。
ルーティンはフィギュア(脚の動き)、アームセクション、リフト(ハイライトとも呼ばれる)など、さまざまな動きで構成されています。「プールの底に触れてはならない」「スカルや高度な水の踏み方をして、底に触れてはいけない」「10秒以上水面から上がってはならない」など、ルール上の様々な制限の中で、選手は最大のパフォーマンスを発揮します。
演技は要素を評価する5人のジャッジと芸術性を評価する5人のジャッジの2つの審査パネルで採点。また難易度を評価するテクニカルコントローラー3人、シンクロを観察するジャッジ3人と非常に多くの審査員の目が光ります。
ASの魅力は、美しい装飾を施した特殊な水着を着け、水にぬれても落ちないメイクを施し、水の中で舞う動き。選手たちは思い思いのデザインの水着で民族性に富んだ構成・音楽で演技をするため、チームごとに個性的な美しさや高い芸術性があります。
そうした見た目の華麗さと裏腹に、選手たちの技術は極めて高難度。身体を水面から大きく出したり逆さまになるにはかなりな筋力・体力と練習が必要で、しかも水中に沈んでいる時間が長く呼吸もできません。
技が激しいだけでは演技が雑に見えてしまい減点対象になるため、激しさの半面、選手は笑顔を絶やさず丁寧で細やかな同調性に集中。指先、つま先までの繊細な演技こそが現代ASの重要な要素になっています。
オリンピック2024の日程
オリンピック2024のアーティスティックスイミングの内容は以下の通りです。
・デュエットでは、ペアでフリールーティンの予選を行い、その後テクニカルルーティンを行う。
・合計得点の上位12組がフリールーティン決勝に進み、テクニカルルーティンの得点のみが繰り上げられる。この得点は、2回目のフリー演技の得点に加算され、メダルが決まる。
・チーム戦では、1カ国2名まで出場可能で、フリールーティンの得点にテクニカルルーティンの得点を加算して勝者を決める。
ネットの反応まとめ
出典:YouTube
まとめ
要約しますと
- オリンピック2024の総合芸術アーティスティックスイミング。東京五輪から名称変更
- 元は水上バレエから発祥したシンクロナイズドスイミング。五輪では女子のみの種目
- 美しい水着と華麗な演技の半面、技術は高難度。繊細さと同調性、芸術性が勝敗の鍵
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