アストロズの回転数疑惑が2020年2月17日、話題になっている。
疑ったらきりがなく、サイン盗みからのハロー効果もあるとは思いますが
しかし、違和感のある数字・事実がポンポンと出てきます。
今回はそのデータと、疑惑の経緯を見ていきたいと思います。
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アストロズの回転数疑惑はいつからか?
アストロズの回転数不正疑惑がニュースになっている。
サイン盗みアストロズにもうひとつの疑惑…ボールの回転数をアップさせる何かの不正をやっていた?(THE PAGE) #thepage_jp https://t.co/fKuyyfOYoD
— THE PAGE(ザ・ページ) (@thepage_jp) February 16, 2020
この発端は、2018年5月2日のバウアーの以下の発言となります。
If only there was just a really quick way to increase spin rate. Like what if you could trade for a player knowing that you could bump his spin rate a couple hundred rpm overnight...imagine the steals you could get on the trade market! If only that existed...
— Trevor Bauer (@BauerOutage) May 1, 2018
「もし、スピンレートを簡単に上げる方法があるとしたら...。
例えば、そのチーム(アストロズ)がトレードで獲得した投手のスピンレートを一晩で数百回転上げられるとしたら?
うまくトレード市場で(掘り出し物を)手に入れられると想像してほしい...。本当にその方法が存在するとしたら...」
My statements on the whole spin rate thing. Read this https://t.co/BdCmh2qw6q
— Trevor Bauer (@BauerOutage) May 2, 2018
これには多くの反応があり、コメントもたくさんついていますが、
日本人が思うほど同意ばかりではなく
「あなたはそれに慣れる必要がある」といった、そんな告発に意味あるの?というニュアンスの反応も思ったより散見されます。
恐らく回転数の上がりが200くらいなので。
記事では具体的な回転数等も示しています。端折ってまとめると以下のようになります。
・アストロズのエース級であるコールへの批判と思われるが、周りの投手やファンはそれに猛抗議もしている
・データを見ると、たしかにアストロズ移籍後に200くらいの回転数があがっている。
具体的には、brookbaseball(http://www.brooksbaseball.net/)というサイトが投手の様々な数字を示してくれているのですが
そこを見ると、アストロズの投手のい回転数は移籍後や2017年以降に上がっているのが分かります。
それぞれ2015年の回転数と2018年の回転数平均の比較であります。
ゲリット・コール:2156 → 2379 +223
スコット・オバーク:2129 →2252 +123
ホルヘ・デラロサ:1876 →2092 +216
ジェームズ・パクストン:2037 →2283 +246
と200が多いのか少ないのか、素人には分かりにくいのではありますが
数年で一葉に伸びていることから疑念が持たれています。
松ヤニは白いですが、透明で松ヤニ以上の粘着力のあるものが開発されて付けられていたら..という疑惑です。
これは微妙なことでもあり
松ヤニはMLBでは「セーフ」的な扱いにあるし
回転数で投球の質が決定されるわけではないので
この疑惑もある意味は微妙だという人も多いわけであります。
その他バーランダーもアストロズに移籍後、復活したことや
アストロズの先発陣が揃って防御率2点台など
疑念を抱かれています。
新粘着物も使ったうえで、技術的な努力もしてこうなった感じ?
またいつからこんなことが?という疑惑だが
上記を見ると、2017年前後に何かあったのでは?という数字ですが
筆者は以下のような想像をしています。あくまで想像なのでご了承を。
2013年12月アストロズは、無名でそれまで0勝8敗、防御率8.94というコリン・マカフィーという選手を拾います。
その選手は2014年に驚くべき変貌をして、3年で43勝26敗、防御率3.71という成績を残す。
2016年には19勝している。
実は誰も注目していなかったマカフィーをアストロズが獲得したのはマカフィーの歴代でもトップクラスの「回転数」であった。
何かしら「回転数」で成績を上げられるノウハウをアストロズがその時に獲得したのではないかと筆者は想像する。
それによって、「他の投手の回転数もあげよう」という流れ。
そこで誰かに開発させた「透明性のある粘着物」
それが2017年に完成。
アストロズの投手の成績があがり、2019年MLBを制覇という流れ。
こんなことを妄想してしまった。
参考:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO10483140Z01C16A2000000/?df=2
アストロズの回転数への海外の反応
バウアーの提唱からそれらの反応をピックアップしました。
みんなの感想
たしかにアストロズの投手のグローブが妙にテカっている気がするんだよね
ネットの反応
バウアーの言うことは100%正しい!コールとバーランダーは、Astrosに買収された後、
その価値を劇的に増加させました。
彼らのピッツバーグとデトロイトでの実績の欠如は、ヒューストンに来て、ヒューストンでの不正行為を学ぶことで
彼らのキャリアにとってどれほど重要だったかを示しています。
みんなの感想
ボールの外側に何かをつけると、慣性モーメントが増加し、理論的には回転速度が低下します。
アームの位置、指の配置などは、ボールに何か付けるよりも回転にはるかに大きな影響を与えます
ネットの反応
裏付けの証拠なしに不正行為を非難するのは、彼らを賞賛していることと等しいよ
みんなの感想
バウアー、あなたは他の人よりも自分のゲームについて心配する必要があるよ。
出典:twitter
まとめ
以上まとめますと。
ココがポイント
- バウアーは2018年からアストロズの投手に対する違和感を提唱している。
- たしかにアストロズに移籍後、成績が妙に良くなっている投手は多い
- 疑念は、透明性の松ヤニ以上の粘着力のあるもの。しかし証拠等はない
難しい問題です。
マラソンのヴァイパーフライの使用禁止、使用許可の問題もありましたが
科学技術の進歩と成績の進歩の兼ね合いで、どこまでを禁止にし、どこまでをOKにするか
線引きが難しいという問題も含むのでしょう。
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