2022年もほぼ半分が過ぎようとしています。世界のプロボクシング界ではビッグマッチが続々行われ、日本でも「村田vsGGG」「井上尚弥vsドネア2」で大盛り上がりでした。
ではこの結果、全階級最強ランキング「パウンドフォーパウンド(P4P)」はどう変化したでしょうか。井上選手は1位になったのか??
5つの世界主要ボクシングメディアが発表している最新2022年6月のP4Pを、比較一覧表で一挙ご紹介します。(出典:Wikipedia、各PFPサイト)
6月10日についにリング誌が更新!!!!
最新P4Pはこちらより
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パウンドフォーパウンド最新2022年6月ランキング・リング誌
パウンドフォーパウンド最新6月のプロボクシングランキング、まずは老舗である米リング誌の10傑から見てみましょう。
※2022年6月10日付更新ランキングです(後述する比較表の中にも入っています)。
引用:https://www.ringtv.com/ratings/?weightclass=251
・1位:井上尚弥(日本)
・2位:オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
・3位:テレンス・クロフォード(アメリカ)
・4位:エロール・スペンスJr(アメリカ)
・5位:ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)
・6位:サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)
・7位:ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)
・8位:ディミトリー・ビボル(ロシア)
・9位:ジョシュ・テイラー(英国)
・10位:ジャーメル・チャーロ(アメリカ)
https://twitter.com/naoyainoue_410/status/1534187292025245696
日本人がこれまで誰も辿り着けなかった場所まで来た。#pfp1 pic.twitter.com/MrNz0sfIIA
— 井上尚弥 Naoya Inoue (@naoyainoue_410) June 10, 2022
パウンドフォーパウンド6月5誌比較
「全体最強ボクシングランキング」のパウンドフォーパウンドは、老舗で最も権威あるのが前述のリング誌ですが、他の海外専門メディアも独自方式でランク付けしています。
ザ・リング(リング誌)、ESPN、WBN、ボクシングシーン.com、DAZNの5つのメディアが公表しているP4Pトップ10を比較してみましょう。
パウンドフォーパウンド6月50傑(World Boxing News)
「World Boxing News」(WBN)だけはパウンドフォーパウンドを50位まで発表しています。11位以下はご覧の通りです。
WBNP4P 11位以降 | 選手名 |
11位 | ガーボンタ・デービス(27) アメリカ |
12位 | ワシル・ロマチェンコ(34) ウクライナ |
13位 | ファン・フランシスコ・ エストラーダ(32) メキシコ |
14位 | シャークル・スティーブンソン(25) アメリカ |
15位 | ゲンナジ・ゴロフキン (40) カザフスタン |
16位 | 井岡一翔(32) 日本 |
17位 | ジャック・カットラル(28)イギリス |
18位 | アルツール・ベテルビエフ(35) ロシア |
19位 | ステファン・フルトンJr(27) アメリカ |
20位 | ジョージ・カンボソスJr (28) オーストラリア |
21位 | テオフィモ・ロペス(24) アメリカ |
22位 | 田中恒成(26) 日本 |
23位 | ノニト・ドネア(40) フィリピン |
24位 | レオ・サンタ・クルス(31) メキシコ |
25位 | シーサケット・ソー・ルンヴィサイ(34) タイ |
26位 | アンソニー・ジョシュア(29) イギリス |
27位 | デオンテイ・ワイルダー (35) アメリカ |
28位 | ジャーモール・チャーロ(31) アメリカ |
29位 | ホセ・ラミレス(29) アメリカ |
30位 | エマニュエル・ナバレッテ(27) メキシコ |
31位 | ジョシュ・テイラー(31) イギリス |
32位 | デビッド・ベナビデス(25) アメリカ |
33位 | レジス・プログレイス(31) アメリカ |
34位 | ワンヘン・ミナヨーティン(35) タイ |
35位 | デメトリアス・アンドラーデ(32) アメリカ |
36位 | アンディ・ルイス・ジュニア(30) メキシコ・アメリカ |
37位 | キース・サーマン(32) アメリカ |
38位 | ジョンリル・カシメロ(32) フィリピン |
39位 | ヒルベルト・ラミレス(30) メキシコ |
40位 | マイリス・ブリエディス(36) |
41位 | ハイメ・ムンギア(25) メキシコ |
42位 | ムロジョン・アフマダリエフ(29) ウズベキスタン |
43位 | ヘルウィン・アンカハス (27) フィリピン |
44位 | ホセ・ロドリゲス(32) メキシコ |
45位 | マーク・マグサヨ(26) フィリピン |
46位 | 京口紘人(27) 日本 |
47位 | ジョー・スミス・ジュニア(32) アメリカ |
48位 | カラム・スミス(32) イギリス |
49位 | ブライアン・カスターノ(32) アルゼンチン |
50位 | ホセ・セペダ(32) アメリカ |
最も権威あるリング誌が珍しく6/4更新後すぐに6/10に更新しモンスターがボクシングのキングオブキングに!!!!!!
パウンドフォーパウンド入りの日本人
上記のランキングでご紹介したうち、6月のPFP入り日本人は以下の通りとなります。
・井上尚弥:リング誌1位、ESPN2位、WBN2位、ボクシングシーン3位、DAZN3位
・井岡一翔:WBN16位
・田中恒成:WBN22位
・京口紘人:WBN46位
元気に計量会場に向かう京口紘人チャンピオンとチーム。体重調整は極めて順調で、前夜時点ですでにアンダーとのこと。 pic.twitter.com/4gypLL0aAP
— Daisuke Sugiura 杉浦大介 (@daisukesugiura) June 9, 2022
PFP(パウンドフォーパウンド)同士の最新の試合
最新6月のパウンドフォーパウンド・ボクシングランキングに名前を連ねている世界屈指の強豪ボクサーたち。仮にそのP4Pランカー同士が戦えば、「仮想が現実に」なるわけですが、では近く行われる〝見逃し厳禁〟P4P対決や、P4Pランカーが登場する試合予定を見ていきましょう。
6月11日/京口紘人vsベルムデス
ライトフライ級のWBA団体内王座統一戦。WBAスーパー王者の京口選手が敵地メキシコに乗り込んで正規王者ベルムデス選手と雌雄を決します。
6月19日/ベテルビエフvsスミスJr
先日ビボル王者がカネロ選手を劇的に下したライトヘビー級で、別の必見3団体統一戦がNYで行われます。KO率100%の超強豪、WBA・IBF王者アルツール・ベテルビエフ選手と、WBO王者ジョー・スミスJr選手のメガマッチです。
Hearn: 'I Would Say Bivol Is a Big Favorite Against Beterbiev' https://t.co/oxFJUm8QCJ pic.twitter.com/Suq8Dau1Nj
— BoxingScene.com (@boxingscene) June 1, 2022
6月29日/橋詰将義vs田中恒成
世界戦ではありませんが、日本が誇るP4Pの一人、田中選手がWBOアジア・スーパーフライ級タイトルに挑みます。現OPBF・WBOアジア太平洋スーパーフライ級の橋詰将義王者に、元世界3階級王者田中選手が意地を見せるでしょうか。
https://twitter.com/kadoebigym/status/1529725518282489856
7月13日/井岡一翔vsニエテス2
WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔選手が、元世界王者で最初の対決では惜敗したドニー・ニエテス選手と「リベンジ防衛戦」を東京で行います。
22年あるかもしれないビッグファイト
このほか、22年に実施が期待されるP4P級の大きなボクシングマッチを予想してみました。
◆ウシク vs ジョシュア2
WBAスーパー・IBF・WBO3団体のヘビー級王者で、3メディアのP4P1位に君臨するウシク選手が、昨年の初対戦で敗れたジョシュア元王者と再戦を行うと報じられています。
報道では7月23日、中東サウジアラビアでの開催の方向だそうです。
◆井上尚弥 vs バトラー
バンタム級3団体を統一した我らがモンスター、井上尚弥選手が目指すのはあと一つのWBOのベルト。WBO王者ポール・バトラー選手(英)の「10月にも日本で試合できる」との前向きなコメントも報じられています。果たして日本初の「4団体統一戦」が実現するでしょうか。
ESPNのPFPランキングで井上尚弥が2位に
現役の全ボクサーの中でテレンスクロフォードの次に優れた選手と評価された pic.twitter.com/SKVHeuigQv
— ドナルドダックの左ジャブ(OJT教育研修担当 会社の犬 隠キャ 変態 ゴミカス 独身 生涯孤独) (@dona_jab) June 9, 2022
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- パウンドフォーパウンド6月の最新ランキングを5メディア一挙掲載
- ドネアを秒殺した井上尚弥はランクアップも、各メディア2位が最高
- 老舗リング誌はドネア2戦反映前。日本人初のP4P1位に高まる期待!>6/10更新されついに!
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