テニスのブレイクバックとは?
テニスの試合を見ていると、ブレイクバックという言葉を聞くことがあると思います。
ブレイクは分かってもブレイクバックは何か分からない人も多いと思うのでシェアしていきます。
また、ブレイクバックのATPランキングも見つけましたので、その詳細なデータ、錦織選手が何位かなども見ていきましょう!!
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テニスのブレイクバックとは?
まず初めにサービスゲームはサーブをする側の人のことを言います。
そしてブレイクとは相手のサービスゲームを破った時に使われます。
そしてブレイクされた直後に相手が自分のサービスゲームを破ってブレイクした時にこのブレイクバックという言葉が使われます。
「やられたのでやり返した」という感じに思っていただければ良いと思います。
基本的にテニスはサーブをする人が有利なのでサービスゲームをブレイクするのは難しく、なのでブレイクバックをするのも難しいです。
例)
マレーがサーブ 錦織がレシーブの時、錦織がそのゲームをとったら、
「錦織がブレイクした」といい、
逆にサーブのマレーがゲームを取ったら「マレーがキープした」と言います。仮にレシーブの錦織がブレークした、次のゲームでは錦織がサーブなわけですが
それでマレーがゲームを取ったら、「マレーがブレイクバックした」ということになるわけです。
ブレイクバックはATPランキングもある錦織選手は何位?
テニスのATP公式サイトには詳細なデータがあります。
サービスエースやリターンなど、各選手がどれくらいの確率でどれくらいの数字をだし、ランキングはどうか?というのが
キャリア、年度別に見ることが出来ます。
今回はそれを参考に「ブレイクバック」が凄い選手、そして錦織選手はどうなのか?見ていきましょう。
ちなみに2017年6月のテニスの世界ランキングは以下のようになっています。
1位A.マレー
2位N.ジョコビッチ
3位S.ワリンカ
4位R.ナダル
5位R.フェデラー
6位M.ラオニック
錦織圭選手は9位というランキングになっています。
トップ選手を把握した上で、ブレイクバックのランキングを見ていきましょう。
2016年のブレイクバックランキング
https://goo.gl/MRfgtT
2017年のブレイクバックランキング
出典:https://goo.gl/MRfgtT
2018年のブレイクバックランキング
出典:https://goo.gl/MRfgtT
錦織選手は11位でした。
2019年のブレイクバックランキング
出典:https://goo.gl/MRfgtT
錦織選手は50位以内におらず
キャリアを通してのブレイクバックランキング (2017年6月時点)
出典:https://goo.gl/MRfgtT
2016年なんかを見ても意外な選手が上位に来ていますね。
ブスタ(25)やフォニーニ(30)といった選手ですね。
おそらく彼らは多分サーブがそこまで強くないと予想できますので、ブレイクされる数も多いはずです。
ですから、必然とブレイクバックしないと上位ランキングに食い込めないからこそこんなに上位に来ているのでしょう。
こらから45%前後が凄い数字なんだということが分かります。
スゴイ選手は2回に1回はブレイクバックするということです。リターンがうまいのもそうですが
「復讐心」が強い選手とも言えるかもしれませんね!
錦織選手のブレイクバックの推移
数字をチェックしてみました。
2010年は怪我でほとんど試合に出てないのであまり参考にならないかもしれません。
266p/619pというのは、すべてのポイントが619ポイントのうちブレイクバックでのポイントがいくつかということ。最後の数字は試合数。
キャリア:94位 41% 1,474p/3,612p 451試合
2017年:7位 44% 103p/235p 28試合
2016年:8位 43% 266p/619p 77試合
2015年:20位 40% 215p/540p 66試合
2014年:10位 42% 232p/554p 66試合
2013年:8位 43% 181p/420p 53試合
2012年:37位 39% 194p/493p 52試合
2011年:40位 39% 156p/403p 54試合
2010年:圏外
2009年:以降すべて圏外
ということになります。
こう見ると2017年は6月までではありますが、1番高いことになりますね。
実はフェレール選手は高いことで知られているのですが、キャリアを通じて44%とのことですので
錦織選手が得意とし、また、低身長ということで共通点のあるフェレール選手を超える数字をだしていったらまた違うのではないかと思います。
まとめ
ここまでブレイクバックとテニスのランキングをお伝えしましたが、ここで私なりにまとめて見て、ブレイクバックをするにはメンタル面の強さが必要です。
先ほども言いましたが、テニスはサーブをするサービスゲームが有利です。
サーブによって主導権が握れるからです。しかしブレイクしなければ勝てないので、ブレイクする必要がありますがブレイクされた側としては、プレッシャーがかかるので、もう一度ブレイクするブレイクバックはやはり気持ちの切り替えができ、かつメンタル面が強い人ができるものだと思います。
先ほどのランキングの上位の選手はメンタル面が強いと思います。
サーブが弱いとされる錦織圭選手はやはりブレイクバックが鍵とされると思いますので
今後の活躍に期待したいです。