NPBの阪神、日本ハムやMLBで活躍した新庄剛志さんが、自身のインスタグラムで「現役復帰チャレンジ」を宣言しました。
47歳でのサプライズな挑戦にファンや関係者もビックリ。新庄剛志さんはなぜ今現役復帰を目指すのか。実際に契約する球団はあるのかなどを予想しました。

新庄剛志の現役復帰宣言はなぜか?
新庄剛志さんは72年長崎県出身で福岡育ち。西日本短大付高から阪神へドラフト5位入団。走攻守揃い、とりわけ強肩が光る外野手として活躍。
おしゃれ好きなルックスや明るい性格、ユニークな「新庄節」などもあって大人気選手となり、阪神でFA権獲得後、日本人外野手として初めてMLBメッツへ移籍します。
ジャイアンツ時代には日本人初のワールドシリーズ出場。その後日ハムで日本球界復帰し、NPB・MLB通算1500安打、200本塁打などを記録、日ハムの日本一達成を経て06年に現役を引退しました。
芸能活動、ビジネス、バリ島移住など野球界を離れた後も話題を振りまいていましたが、このほど突如インスタグラムで以下のように「現役復帰」を宣言しました。
「みんな夢はあるかい。1%の可能性があれば必ずできる。今日からトレーニングをはじめて、もう1回プロ野球選手になろうと思います。みんなも何かに挑戦しようぜ」
なぜ新庄剛志さんは突然現役復帰を決断したのか。新庄さんはその後も次々インスタでトレーニング姿などを公開、自身のYoutubeチャンネルでも〝新庄ワールド〟全開で理由を語っています。
「99%無理。12年やってないし。勘と経験と度胸。思ったらすぐ行動。すぐ告知。言ってしまったら、やるしかないから。48歳がプロ野球選手。面白いよね」
「守備は世界一という自信がある。目が衰えているから180キロぐらいのボールをいつも打っておかないと、プロの球は打てない。バリ生活やめて日本に帰って、バッティングセンターに通う」
特にきっかけになったのが、現役時代も重なる清原和博氏が民間イベント「ワールドトライアウト」の監督に就任したこと。「清原さんがトライアウトの監督をするという情報を1週間ぐらい前に見て。自分でも何かできることないかなと。今朝起きて2秒後に『プロ野球選手になろう』と思った」とやる気満々のようです。
では現実に新庄さんと契約する球団はあるのか、予想してみました。

新庄剛志がどこの球団になるか予想
48歳でなぜ現役復帰に挑戦するのか、ネットで蕩々と熱弁を振るう新庄剛志さん。当面来秋のトライアウトを目指して準備するそうですが、現実に契約するプロ球団があるのか、そしてそれははどこと予想されるのでしょうか。
新庄さんの表明に古巣阪神内では様々な反応が。報道によれば梅野選手会長は「同じ福岡出身だし小さい頃から見ていた。球界に話題ができていいのでは」と歓迎ムード。
共にプレーした久慈コーチも「彼らしい。人生を楽しんでいる。ホント頑張ってよとしか言いようがない」と応援します。
また新庄さんと並ぶ(?)「サプライズ好き」栗山日ハム監督はやや踏み込んだコメント。
「ウチはサプライズが好きだからね。いきなり戦力として獲得まではないにしても、イベントや非公式試合などで、メジャーのように『1試合限定復帰!』なんてことをしてもおかしくないんじゃない?」
:東スポwebより
新庄さん自身も話すように、体力・肉体面は若い頃同様に鍛えられても、50歳近くになると動体視力や反射などの衰えは防げず、現実にはNPB12球団との契約は厳しいと予想されます。ただNPBの非公式試合や試合前イベント、あるいは集客の話題性が欲しい独立リーグなどではプレーできる可能性があるかもしれません。

↓新庄MLB時代驚異のレーザービーム
新庄剛志の現役復帰へのみんなの反応
みんなの感想
新庄剛志「アメリカに頑張れの言葉はない。あるのはグッドラック、これが好きだ」←けだし名言!
ネットの反応
現役復帰挑戦の新庄氏 クレメンス、フランコのように…日本人のパイオニアとして期待
みんなの感想
ちょっと前までYouTubeで野球教えます!言うてたけど、人に伝えるのは難しいってことをアラフォーにして学んで、やっぱ俺が現役復帰した方が早いわって結論に達したのでは?
ネットの反応
This is awesome! また日本で打席に立とうとしている!待っていたゼこういうコトするって
みんなの感想
新庄剛志氏の現役復帰宣言に川藤OB会長絶句「ホンマかいな…」
出典:twitter
まとめ
今回の記事のポイントは以下の通りです。
ココがポイント
- NPB・MLBで活躍した新庄氏がアラフィフ現役復帰宣言
- 清原氏のトライアウト監督就任も刺激になったと熱弁
- 現実にはNPB入りは厳しく、非公式試合や独立リーグか?
「野球の求道者」として50歳までの現役を目指した天才イチロー氏でさえ45歳で引退。まして12年もブランクがあっては、日本人的には荒唐無稽に思える新庄さんの挑戦ですが、米国では「常識外」のモンスターがいます。
サイヤング賞7回のMLBを代表するクレメンス投手は50歳まで独立リーグでプレー。日米の10球団以上を渡り歩いたフランコ内野手はMLB最年長の48歳で本塁打を打ち、50代半ばまでプロ選手を続けました。
中高年世代へのエールの意味でも、新庄さんの新たな挑戦を見守りたいものです。

関連