ボクシングの4階級制覇王者で、PFP最強に君臨するサウル・カネロ・アルバレス選手(メキシコ)が、IBF世界ミドル級王者でかつてのPFP・No1ボクサー、ゲンナジー・GGG・ゴロフキン選手(カザフスタン)と、3度目の対戦を行うことが決まったと米メディアが報じました。
当代随一の実力者同士とあって「世紀の1戦」と大きな話題を集め、これまで2度拳を交えたカネロ選手とゴロフキン選手。2度とも僅差判定だっただけに「三度目の正直」の完全決着が期待されます。
ただゴロフキン選手もベテランとなり「衰えが顕著」というファンの見方も。「vsカネロ3」にゴロフキン選手は果たして勝てるのでしょうか。
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ゴロフキンの衰えは想像以上?
ゴロフキン選手はカザフスタン生まれで、まもなく4月に38歳になります。アテネ五輪銀メダリストであり、プロ転向後は、18年にカネロ選手に敗れるまで負けなしの快進撃。
絶妙な距離感、変幻自在な強力パンチでKO率も80%を超えるパワーとスピード。万能型のボクサーとして戦績は42戦40勝(34KO)1敗1分と、層の厚いミドル級で抜きんでた強さを誇りました。
「現在のボクシング界で最強同士の戦い」と目された、カネロ選手との2試合目・18年の1戦で僅差判定で敗れ、これがプロ初黒星。WBA王座はバーナード・ホプキンスに並ぶ20度目、WBC王座は9度目の防衛に失敗し、ついに長らく君臨した王座から陥落しました。
19年に再起を果たし、その年IBF王座をデレビャンチェンコ選手と争い判定勝ちで王座復帰。ただ、この試合が「GGGも衰えた」と噂されるきっかけのマッチとなりました。
ゴロフキン選手は1Rに相手をダウンさせますが、その後は大苦戦。手数で巻き返してくる相手に手を焼き、5Rには左ボディでよろめくシーンも。パンチの効果の差などで3-0で何とか判定勝ちを収めましたが、「ジャッジ全員がGGG支持とは驚き」との評も聞かれました。
この試合の前に、9年間パートナーを組んでいたトレーナーと契約解消し、新トレーナーに交代したものの「練習法に適応できなかった」とする関係者の分析も。元トレーナーは「新しい練習法の効果は2、3試合しないと出てこないが、GGGは年齢的にもう時間がない」と話します。
さらにデレビャンチェンコ戦後、ゴロフキン選手は足を故障。その影響もあるのか、ドネア、カーン選手ら有名ボクサーも採り入れている短期間の練習プログラムを消化できず途中離脱。担当トレーナーは「我々が組んだ特別メニューを彼はこなせなかった」と指摘しており、ファンの中には「38歳近い体の衰えは想像以上に早いのでは?」との声も出ているようです。
カネロ再再戦は期待できるのか?
足のケガもあって当初予定されていた2月のシェルメタ選手とのIBF指名防衛戦が延期される形にもなり、「予想以上に衰えが進んでいるのか?」とファンがざわめくゴロフキン選手。
まだそのIBF防衛戦も確定していないのに、ここにきて唐突に「9月12日にカネロvsゴロフキン3で合意」と報じられたことで、「やはり背景にGGGの劣化があるのでは」との見方も出ています。
17年の1戦目では「GGG優勢」とも言われながらの引き分け。2戦目も「実際はGGG優位だったのではないか」という〝疑惑の判定負け〟とあって、カネロ側は「やっぱりゴロフキンは強い」と、負けを恐れ3戦目は嫌がっていたといいます。
ただデレビャンチェンコ戦の内容やその後の復帰の遅さもあり、メディアでは「カネロ側が『これなら確実に勝てる上に、ビジネスでも儲かる』と再々戦を受けた」との説も。
体重面でも、前2戦と同様現在のゴロフキン選手の階級であるミドル級での対戦が有力。果たしてゴロフキン選手が世評を覆して健在ぶりを示し、カネロ選手にリベンジできるのか。帰趨が注目されます。
https://twitter.com/WilliamHill/status/1240010368891658243
ゴロフキンの衰えへの海外の反応
みんなの反応
ゴロフキンはスピードがなくなった。彼が自分を失ったのなら、カネロに対してチャンスはない
ネットの感想
いや。前戦ではGGGは病気でひどい風邪とインフルエンザにかかっていたらしいが、それでも勝ったんだから
みんなの反応
GGGはどうも老人的な体になりつつあるようだ…
ネットの感想
GGGの栄光の日々が、今の彼を追い越したようにみえる
みんなの反応
GGGが「Canelo vs GGG 3」で圧倒されることは明らかだ。たぶんノックアウトされるのではないか
出典:YouTube
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
ここがポイント
- 「世界最強対決」カネロvsゴロフキン3が9月実施で合意と報道
- 長年王者に君臨したゴロフキンも4月で38歳。衰え顕著の説も
- GGGはカネロに勝算あるのか。まずは次のIBF防衛戦が試金石に
ファン大注目の「カネロvsGGG3」ですが、それまでにはいくつか乗り越えるべき条件があります。まずカネロ選手はビリー・ジョー・サンダース選手に、ゴロフキン選手はカミル・シェルメタ選手に、それぞれ次戦として予定されている試合で勝たなくてはなりません。
また「コロナ禍」の広がりも懸念材料。トランプ米大統領は「7、8月まで続く」と悲観的な見通しを示しており、そうなればボクシング試合の延期も長引き、9月の大一番も再設定を余儀なくされる恐れがあります。
仮にカネロ選手がGGGとの3戦目も勝てば、その次にはいよいよ日本のファン待望の村田諒太戦につながる可能性も。「カネロとGGG」をめぐるこの数か月の動向から目が離せません。
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