6日(日)、総合格闘技(MMA)団体・RIZINが都内で『RIZIN LANDMARK vol.2』を開催します。メインイベントは平本蓮選手と鈴木千裕選手の対決です。
「鈴木千裕vs平本蓮」の勝敗予想は?両選手の戦績や経歴などと共に探りました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)

鈴木千裕vs平本蓮の勝敗予想
大観衆が集まらないように、開催場所も「都内某所」と秘密に包まれているスタジオマッチのRIZIN LANDMARK。今回のメインはキックボクシングの実力者平本蓮選手と、キックとMMA双方で実績のある鈴木千裕選手の対戦となります。
ではまずは勝敗予想の前に両選手の戦績や横顔を振り返りましょう。

鈴木千裕とは
鈴木選手は東京都出身の22歳。空手やキックをバックボーンに持ち、プロデビューはMMA。パンクラスで活躍した後キックボクシングに参戦。連勝を続け20年にはKNOCK OUT-BLACK スーパーライト級王者に輝きます。
そして再度、昨年からMMAに戻りRIZINと契約。RIZINデビューが昨年9月の昇侍戦でしたが、カウンターパンチでダウンし、パウンドでTKO負けとなりました。
↓鈴木vs昇侍
キックボクシング戦績は11勝(9KO)1敗、MMA戦績は6勝(3KO)3敗となっています。

平本蓮とは
対する平本選手は東京都出身の23歳。高校生の時K-1甲子園に優勝するなど、キック界で注目される若手です。17年にはK-1 WORLD GP 初代ライト級王座決定トーナメントでタイの選手を番狂わせで下し決勝進出。
18年にはタイのムエタイ強豪、ゲーオ選手にKO勝利し、日本人として初めて同選手に勝利する大金星を挙げました。
19年からはRIZINに移籍しています。キック戦績は11勝(6KO)4敗、MMA戦績はこれまで昨年大晦日の萩原京平戦だけで、1敗となっています。
↓萩原vs平本戦

筆者予想
少年時代からキックの実力で頭角を現し、ムエタイ強豪に勝つなど実績も挙げながら、MMAに転向した平本選手。現在はアメリカでMMA修行を行ってスキルを重ねているといいます。
一方でキックボクシングとMMAの二刀流を掲げる現役キック王者でもある鈴木選手。つまりこの二人の対戦は、MMAとはいえどう見ても立ち技格闘技に近く、いずれも得意とする「打撃戦」になることが濃厚と思われます。

序盤から激しくパンチを応酬する展開が予想され、カウンターが決まると1RでKO決着する可能性も。ただ膠着すれば、2R以降ではテイクダウンをとって寝技対決になることもあり得そうです。
年齢も実績も似通いながら、派手な言動で目立つ平本選手とはパフォーマンスは対照的な鈴木選手。まずは1Rの最初の1分で、どんな展開になるのか目が離せなさそうです。
https://twitter.com/rizin_PR/status/1498855621684174851
鈴木千裕vs平本蓮のYoutuber予想まとめ
では他の格闘家たちは「鈴木千裕vs平本蓮」戦をYouTubeでどう勝敗予想しているか、いくつかピックアップしてみました。
◆扇久保博正(修斗世界2階級制覇王者)
・平本はK-1出身でキックボクシングの強さはある。期待度大きく華ある選手。MMAも相当練習しているという。
・鈴木はスタイルが攻め一辺倒。性格的にも得意のフックで最初から打ちまくるだろう。ただキックの実力では平本が上で、カウンターを狙い決める可能性がある。
・鈴木は寝技に切り替えても最終的にはやはり打撃で上回る平本が勝つのではないか。
◆佐々木憂流迦(元修斗環太平洋バンタム級王者)
・鈴木は打撃が強いストライカーで、MMAのトータルでも優れている。総合的には鈴木勝利か。
・平本はワクワク感はある。打撃はシャープでうまい。MMAがどこまで完成されているかが鍵になる。
◆パエストラ千葉ネットワークの選手たち
千葉県内のMMAなどのジム、パエストラ千葉ネットワークのプロ選手たちは、多くが「鈴木勝利」と予想しているようです。
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- 6日にスタジオマッチ「RIZIN LANDMARK」第2弾を都内某所で開催
- メインは「鈴木千裕vs平本蓮」。二刀流鈴木と元K-1の平本の初対決
- 序盤から激しい打撃戦必至。格闘家予想は扇久保=平本、うるか=鈴木
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