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大嘗祭のお酒とは?味や口コミをまとめてみた

大嘗祭で用いられる皇室献上米から醸したお酒がブームとなっています。
その味や口コミをまとめてみました。大嘗祭で実際に使われる酒とは別物というのは本当なのでしょうか?

注文殺到で、すごいことになっているって!

大嘗祭のお酒とは

大嘗祭で用いられるお酒とはどんなものか、詳しく見てゆきましょう。

天皇が1代に1度行う大嘗祭では、東日本と西日本から選ばれた「斎田」から収穫した米や、その年の新米を使って作られた白酒(しろき)黒酒(くろき)を天皇陛下が神々に供え、自らも口にされます。

今回のコメの銘柄は栃木県の「とちぎの星」と京都府の「キヌヒカリ」で、それぞれ精米180キログラムと玄米7.5キログラムが献上されました。

最近の報道では、栃木県の純米酒「四季桜とちぎの星」(宇都宮酒造)に、この2週間で約1年間分の注文が殺到しているとありました。


なぜなのでしょう?実は、この酒、実は大嘗祭で用いられる白酒黒酒とは何の関係もありません。

白酒は、アルコール分 7-9%、糖分 35-48%のリキュールに相当する酒で、黒酒は白酒に常山木の根の焼灰を加えて黒く着色した酒(灰持酒)で、天候陛下が口にされますが、市販されるようなものではありません。

大嘗祭で東日本の献上米は、栃木県塩谷郡高根沢町大谷下原の田で大田主となった石塚毅男さんにより、作られた「とちぎの星」でした。

そのきっかけも、4年前に栃木県出身の芸人・U字工事さんが県産米「とちぎの星」をPRするイベントで、「このコメで造ったお酒も飲みたい」と話したことだそうです。

今回「大嘗祭」で使われるコメに「とちぎの星」が選ばれたことで、神様にお供えするお米で造ったお酒を口にしたいとブームになったわけです。

では、これまでの大嘗祭で同じようなことはあったのでしょうか?

まず、前回と今回の献上米を見てみましょう。

1990年(平成2年)2019年(令和元年)
即位上皇(第125代)今上天皇(第126代)
悠紀田(東日本)「あきたこまち」秋田県南秋田郡<大田主:伊藤容一郎>「とちぎの星」栃木県塩谷郡高根沢町<大田主:石塚毅男>
主基田(西日本)「とよむすめ」大分県玖珠郡<大田主:穴井進>
「キヌヒカリ」京都府南丹市<大田主:中川久夫>

例えば、西日本で選ばれた 京都府南丹市のキヌヒカリは、お米としては、南丹市のふるさと納税返礼品リストにもあり、通販でも手に入りますが、京都府南丹市のキヌヒカリで造った酒は見当たりません
他の地方のキヌヒカリで造った清酒は、かなりの数あるようです。

前回の大嘗祭の「あきたこまち」100%で造った純米吟醸酒『秋田めし』などありますが、「あきたこまち」という名前でなく、またたとえ、清酒「あきたこまち」としても、名前にユニークさがなくて、今回のようなブームにはならなかったのでしょう。

「とよむすめ」大分県宇佐市の小松酒造場のものがありましたが、大分県玖珠郡の八鹿酒造株式会社には、同じ名前の酒はないようでした。

今回、献上米から作った同じユニークな名前の酒が同じ地方にあったのが幸運をもたらしたようです。

なるほどラッキーだったんだ

とちぎの星の味や評判は?

四季桜 とちぎの星は次のように表示されています。

容量
1800ml、720ml
アルコール度数15.5度
産地
栃木県 宇都宮酒造株式会社
原材料原料米:栃木県産 とちぎの星
備考日本酒度:+2.4  
酸度:1.3
(製造元)宇都宮酒造の説明を見てみましょう。
「米食味ランキングで特A評価を受けたおいしい食用米の「とちぎの星」で純米酒を造ってみました。
炊きたてのご飯のようなお米の旨みがたっぷりでさまざまな料理とのペアリングが楽しめます。
食中酒としてお楽しみください。」とあり、やや辛口・濃醇。しっかりとした味わいと芳醇な香りとなっています。

2016年発売時のコピーは「栃木県酵母TS(バナナの様な香り)を使用して芳醇な香りとしっかりとした米の旨味が特徴のオールとちぎのお酒です。」というものでした。

また評判が良すぎて、注文殺到で買えないとの悲鳴が上がっています。

酒造元では、この2週間で約1年間分の注文が殺到しているようで、「注文再開は2020年1月を予定しております」とあり、今からでは、正月に味わうのはあきらめざるをえません。

では、こういうのはどうでしょう。

大嘗祭のため、今年は行われませんが毎年秋には、新嘗祭があり、同じように、全国から選ばれた田から皇室献上米が届けられてきました。

例えば、新潟県弥彦村では、伊彌彦米5kg(2018年皇室献上米)、こしのはくせつ特別純米酒720ml 1本をふるさと納税の返礼品としています。

お米は選ばれた最上のものでしょうから、この米で造られた酒を試してみるのも、良いのではないでしょうか?

また、時代はかなり遡りますが、大正天皇の大嘗祭でお米を提供した主基田を擁する香川県綾川町の酒「主基のさと」というのも販売されているようです。

日本酒を見直すいい機会になれば良いですね。

日本酒が飲みたくなってきたわ!

とちぎの星に関する口コミまとめ

みんなの感想

本日の1本 栃木 四季桜 栃木産米とちぎの星を100%使用した日本酒!口に含むとふわっとすぐ米の味が広がって鼻から抜ける酵母の香りがまたウマ~!今流行りのフルーティー系ではない日本酒本来の味も残しつつハイブリッドな感じ!食中酒としても湯豆腐などの薄口料理とマッチングぅ~!

ネットの反応

スッキリとした爽快さの中にある旨味が、酸味と渾然一体となることでただひたすら口当たり良く飲めちゃう辛口酒ですね。 燻製豆腐の味噌漬けと実に合いますね

みんなの感想

さわやかな香り、まろやかなうまみが口に広がる、後味さっぱりしていて飲みやすい

ネットの反応

飲みやすかったけど、もう少しフルーティーな味かと思いました。

みんなの感想

日本酒「とちきの星」をゲットしました。星空みたいな模様の紙の袋に入ってて、出すときらっと光るお米をイメージしたお米ダイヤモンドのラベルが!美しいではないか!

出典:ヤフコメ

まとめ

大嘗祭にどのようなお酒が使われるかを調べ、ブームとなっている「とちぎの星」の味や口コミをまとめてみました。

ココがポイント

  • 大嘗祭に用いられる白酒、黒酒は市販されているようなお酒ではありません
  • 純米酒「とちぎの星」は、いくつかの幸運が重なって、注文が殺到しています
  • 「とちぎの星」は、フルーティー系ではない、お米の旨みを生かしたお酒です

天皇の1代に1度しか行われない大嘗祭の献上米に選ばれたこと、3年前にたまたま芸人の一言で、栃木のユニークな名前のコメから酒を造ることになった点、酒にもコメの名前をつけたことなど、今回のブームは、かなりの幸運が重なっています

しかし、特選のお米を作り続けてきた、しっかりとした酒造りを行ってきたという地道なこれまでの取り組みが、ここで花開いたのだともいえます。
正月は無理かもしれませんが、一度じっくり味わいたいですね。

ブームって単なる偶然だけじゃあないのね!

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