プロボクシングの日本の至宝・井上尚弥選手とカシメロ選手とのバンタム級三団体王座統一戦が、コロナ禍で延期されて数か月。ファンがやきもきする中、何と「この試合は消滅した!」との驚き報道が流れました。
海外メディアによるとカシメロ選手は9月26日、米国でデューク・マイカー選手とWBOタイトル防衛戦を行うことが決まったとのこと。デューク・マイカーとは?その戦績や強さ、カシメロ戦の予想とともに、なぜ「井上vsカシメロ」戦は流れてしまったのか探りました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)
◆ボクシング◆ 2025年1月24日(金) 井上 尚弥 vs キム・イェジョン 他 他開催場所:有明アリーナ |
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デューク・マイカーとは戦績や強さは?
コロナ禍で宙ぶらりんになっていた井上尚弥vsカシメロのWBA・IBF・WBOバンタム級王座統一戦。なかなか日程が決まらないことに焦燥していたのはファンだけでなく、カシメロ選手自身もだったようです。
カシメロ、遂に痺れ切らす?
このほどカシメロ選手のプロモーター、ギボンズ氏にスポーツライター杉浦大介氏が直撃インタビューした記事がYahoo!ニュースに掲載されましたので、その概略を引用します。
<なぜ井上戦をやめたのか>
・交渉がまとまらなかったのはどの陣営の誰の責任でもない。コロナによって様々なことが変わったから、別の方向に進むことを決めた。
・具体的なファイトマネー減額提示はなかったが、話が滞り詳細が届かなくなったことも路線変更の一因。カシメロは精神的に安定して練習できなくなり、早期に別の試合を組む必要性を感じた。
<今後想定する相手>
・リゴンドー、ウバーリ、ドネア、ネリなど。井上とは、互いにそれぞれが防衛戦をやって来年早々にでも再び話し合えたらよい。
<井上の次戦相手は?>
・トップランク社の井上は(契約選手が少なく)選択肢が限られる。ダスマリナスはIBF次第。ウバーリも因縁があるとはいえビッグファイトになるかどうか。
このようにギボンズ氏によれば、井上・カシメロ両陣営やプロモーター間の交渉が難航する中で、カシメロ陣営に不満が募り「井上戦をいつまでも待たず、早く別の試合をやったほうが良い」と決断したのが実情のようです。
初防衛戦相手はマイカーか
そのカシメロ選手は、米大手プロモーターPBCが主催する9月26日の一大興行に参戦を表明。バンタム級初防衛戦の相手はデューク・マイカー選手と報じられています。デューク・マイカーとはどんな選手なのか見てみましょう。
マイカー選手はアフリカ・ガーナ出身の28歳。戦績は24戦全勝19KOという堂々たる強さで、アフリカ期待のボクサーだといわれます。アマ時代には五輪出場経験もあり、身長170cmとこの階級では恵まれたフィジカル。
ガードを固めながら前に出てワンツー、ボディ、鋭いフックを打ち込むファイタータイプ。パワーやキレもなかなかだとの評価です。主要4団体の世界ランカーにはまだ名前がないようですが、同じアフリカの名王者ムザラネ選手を彷彿とさせるスタイルだともいわれます。
John Riel Casimero Upcoming Fight https://t.co/UgBK1RifGB
— Next Fight Schedule (@nextfightsched) August 17, 2020
デューク・マイカーvsカシメロの予想
前述のように、カシメロ王者の挑戦者と目されるデューク・マイカーとは、アフリカ期待の強さを誇るコンテンダーだと分かりました。ただ数々の実力者との世界戦経験が豊富で、29勝(20KO)4敗の戦績を持つ王者のカシメロ選手とはキャリアにかなり差があるようですが、試合の予想はどうなのでしょうか。
フィリピン出身・31歳のカシメロ選手は、これまでにライトフライ、フライ、バンタムの3階級を制覇。オーソドックスの構えから左右フックを振り回してくる剛腕タイプで、バンタム級の頂点に立った前試合のテテ選手戦では、相手の長い距離に手を焼きながらも一瞬のアッパーでぐらつかせる爆発力を見せました。
ただデューク・マイカー選手は、カシメロ選手がかつて敗れたムザラネ選手と似たスタイルで、体格がよく押し込みの強さやパンチのパワーも十分。経験値は未知数なものの、カシメロ選手は接近戦が苦手だともいわれ、ファンの間では「結構僅差の試合になる」「下手すると王者交代あるかも」との見方もあるようです。
Ghana is set for another world title
.... Duke Micah vs. Casimero on September 26!More Soon!!!#CasimeroMicah @ShowtimeBoxing #PPV #boxingghana pic.twitter.com/Y5mndHpOup
— BoxinGhana.com (@BoxingGhana) August 17, 2020
デューク・マイカーvsカシメロのネットの反応
みんなの反応
カシメロ、ファイトマネー云々言われてきたけど、コロナを言い訳に単に井上とやりたくないだけじゃないの?弱い犬ほどよく吠えるし
ネットの感想
マイカーのキャリアの歩み方は同胞のリチャード・カミーと似ている
みんなの反応
カシメロって意外性あるけど変なところでポロッと負けそうな不安定さもあるよね
ネットの感想
尚弥はIBFの指名試合クリアしてくれ。そうすりゃ4団体統一が進みやすくなる
みんなの反応
カリメロやなくてカシメロですよ!
出典:ヤフコメ欄
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- 井上尚弥と対戦待ちだったカシメロが痺れ切らし?9/26防衛戦へ
- 相手は24戦無敗のアフリカ期待のボクサー、デューク・マイカー
- フィジカルとパワーあるマイカー。「カシメロ王座危うし」の見方も
最近のボクシングメディアは、米大手PBCが主催する9月26日の大興行の話題でもちきりのようですが、一方で「ライバル」トップランク社の動静はあまり伝わってきません。
同社と専属契約して試合成立を待つ井上尚弥選手の新たな相手には、WBSSにも参戦していたモロニー選手や、IBF指名挑戦者ダスマリナス選手らの名が取り沙汰されていますが、当の所属ジムからの情報もメディアには伝わってこない様子。
トップランク&井上陣営の「沈黙」に、長引くコロナ禍が思わぬ大きな障害となっていることがうかがえますが、日本の〝モンスター〟ファンとしては、とにかく一日も早く新しい尚弥選手の道筋が見えてくることを望みたいものです。
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