コロナ禍に揺れた今年のプロテニス界。今シーズン最後のグランドスラム・全仏オープンテニス2020がまもなく開幕します。
例年の5月から大幅延期され秋開催になってしまった全仏オープンテニス2020。通常GSにはほぼ全トッププレーヤーが参戦しますが、今年は欠場選手が目立ちます。例えば男子では「BIG4」フェデラー選手、女子では大坂なおみ選手ら。全仏欠場選手は誰でその理由は何なのか、まとめました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)

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全仏オープンテニス2020フェデラー欠場とその理由
スイス出身・39歳の大ベテラン、ロジャー・フェデラー選手。プロツアー通算優勝111回、グランドスラム優勝20回という長いテニス史での歴代最多記録を持つ、現役そして史上最高の「生けるレジェンド」とも呼ばれるテニスプレーヤーです。
とりわけ芝のコートに滅法強く、GSのウィンブルドン選手権のシングルスではこれまで8回も優勝。昨年にはウィンブルドン史上初の通算100勝を成し遂げるなど、40歳を目前にしても全く衰え知らず。最新世界ランキングは若い実力選手を押しのけて依然4位です。

しかしコロナ禍で3月以降長らくツアー中断を余儀なくされた今季、その休止中の6月にフェデラー選手は「今年の残りシーズンはプレーしない」と自身のツイッターで発表しました。フェデラー選手は2月に右膝の手術を行いましたが経過が思わしくなく、追加の関節鏡手術を受けたとのこと。
過去にも何度も怪我を克服、左膝が治癒した17年には30代後半で全豪、ウィンブルドンを含む7個のタイトルを獲得して完全復活するなど、まさに「不死身の超人」。ツイートでは「17年シーズンのように、今は最高レベルでプレーするための必要な時間を取る」と再復活を誓っていました。

では全仏オープンテニス2020の欠場選手はフェデラー選手の他に誰がいるのか、トッププレーヤーからピックアップしてみましょう。
— Roger Federer (@rogerfederer) June 10, 2020
https://twitter.com/WeAreTennis/status/1306588626449436675
全仏オープンテニス2020その他の主な欠場選手は?
「生ける伝説」フェデラー選手は膝の手術とリハビリのため、全仏オープンテニス2020を含めた今季を全休となってしまいましたが、トップ選手の中で他の欠場選手には誰がいるのでしょうか。その理由と共にまとめました(=欠場選手は23日現在の全仏OPエントリーリストを参照)。
■男子42位 ニック・キリオス(オーストラリア)
ATPツアーでシングルス6勝を挙げている人気実力派キリオス選手。歯に衣着せぬ発言で「テニス界の問題児」ともいわれますが、今季もコロナパンデミック中の競技再開に猛反対。テニス界や主催団体の感染防止策の甘さを声高に非難し、自身も今季はツアーに参加していません。

I grew up near tennis clubs. Delivering racquets to kids in Gungahlin in 2019 showed me tennis is pumping but they need clubs to play at! The kids of tomorrow deserve the opportunity. Get behind this!!#Tennis4Gungahlin Who’s up?
@ABarrMLA @TennisCanberra @foundation_nk pic.twitter.com/56SKZh8g6R— Nicholas Kyrgios (@NickKyrgios) August 19, 2020
■女子1位 アシュリー・バーティ(オーストラリア)
全米OPなどを欠場していたバーティ選手は、このほど全仏オープンテニス2020を含む欧州での全大会も欠場すると発表。「コロナにはまだ健康上のリスクがある上、オーストラリアの州境閉鎖のため、コーチが一緒にトレーニングをすることができず、理想的な準備ができていない」と理由を語っています。
Naomi Osaka joins world number one and reigning champion Ashleigh Barty in pulling out of competition at the Roland Garros. [HD] Live Streaming https://t.co/txNyy5lhNw pic.twitter.com/E1YX4kieaQ
— nikelisehvarnia (@nikelisehvarnia) September 22, 2020
■女子3位 大坂なおみ(日本)
全米OPを見事優勝、GS3度目の優勝を決めた大坂選手ですが、全仏は欠場を決断。全米前哨戦棄権の要因でもある太ももの故障が癒えず、クレーコートでは足への負担が大きいことも理由とみられます。
https://twitter.com/naomiosaka/status/1308129187857825796

■女子7位 ビアンカ・アンドレースク(カナダ)
昨季全米OP優勝のアンドレースク選手ですが、昨季は最終戦WTAファイナルで膝を故障し棄権。今季も全仏を含む全試合欠場を発表しました。自身のツイッターで「難しい決断だったが、今年のクレーコートシーズンはスキップし、自分の健康とトレーニングに集中するオフに入る」とコメント。結局1試合も出場なく今季を終えます。
Canadian tennis star Bianca Andreescu will not be returning to the court until 2021.https://t.co/wL8KPeeBa1
— Sportsnet (@Sportsnet) September 22, 2020
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全仏オープンテニス2020欠場選手へのみんなの反応
みんなの反応
フランスはコロナ急増中。大丈夫なのか?ある意味、ケガで欠場の大坂なおみさんはよかったのかも
ネットの感想
全米オープンはかなり気を遣っていたけどフランス人がやらかしそうな全仏オープン…できれば日本人選手には欠場してほしいくらい
みんなの反応
錦織2度も感染したらシャレにならんぞ
ネットの感想
大坂さん残念!全豪オープンで待ってるぞ!! ・・・って、全豪やるんかな?
みんなの反応
フランス人と同じく頭の足りない阪神ファンがやらかさないか 観客の増えた甲子園球場の映像を見て戦々恐々
出典:twitter
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- まもなく全仏OP開幕も「生ける伝説」フェデラーは膝再手術で欠場に
- このほかキリオス、バーティ、大坂、アンドレースクら欠場選手多く
- 自身のケガのほか、コロナの感染懸念、練習環境の悪化が主な理由
長い中断や移動・出入国制限、感染予防でトレーニングや外出もままならず……。テニスに限らず、今年に関してはプロ・アマのアスリートには非常に厳しいシーズンになっています。調子が上がらない選手も多く、ケガの危険も伴うため、とりわけ「財政的」に不自由がないトップ選手には欠場を選択するケースが目立ようです。
ただテニス界では、今後男女のファイナルズや、女子のWTAではトップ選手による「オールスター戦」の開催構想もあるとされます。ファンにとっては「誰が出るの?出ないの?」「トップの多くが欠場したら大会の価値に影響するのでは?」と気をもむ状況が続きそうです。