ボクシングの元WBC世界バンタム級王者で、このほど階級を上げてWBCスーパーバンタム級王座との二階級制覇に成功した「悪童」ルイス・ネリ選手(メキシコ)が、次戦でWBA同級レギュラー王者ブランドン・フィゲロア選手(米国)と対戦すると報じられています。
2団体統一戦に臨むブランドン・フィゲロア選手の戦績や強さとは?ネリ王者との試合はどんな展開が予想されるのか、探りました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)
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ブランドン・フィゲロアの戦績と強さ
今年9月にスーパーバンタム級の新王者になったばかりのネリ選手。度重なる体重超過などで、とりわけ日本での〝悪評〟が際立つ「ヒールボクサー」ですが、早くも次戦としてWBA王者ブランドン・フィゲロア選手と頂上対決に臨む方向となったようです。
日本のファンにはあまり馴染みのないブランドン・フィゲロア王者とはどんな強さと戦績なのでしょうか。フィゲロア選手は米テキサス州生まれのまだ23歳の若さ。15年にプロデビューしました。
フェザー級でキャリアをスタートしながら、珍しく二戦目で一階級下げてスーパーバンタム級に。19年1月に元WBA同級暫定王者のフローレス選手をわずか3RKOで下す強さを見せます。同年4月、パレホ選手とのWBA暫定王座決定戦で、8R、相手の棄権により初王座を獲得。
その後正規王座に認定され、今年9月にバスケス選手と戦い10RTKO勝ちを収め、二度目の防衛に成功しています。戦績は21勝(16KO)無敗1分けです。
↓フィゲロアvsバスケス
↓フィゲロアvsフローレス
ブランドン・フィゲロアvsネリを予想してみた
戦績で無敗を続ける強さの若き王者ブランドン・フィゲロア選手ですが、このほど米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」記者が「ルイス・ネリとブランドン・フィゲロアが122ポンドのタイトル戦に合意。2021年の最初の3か月のうちに行われる予定」とツイート。若き王者同士による2団体統一戦が年明けにも行われると伝えました。
相手のネリ選手といえば、日本で山中慎介元王者を薬物疑惑や体重超過の不祥事の中KO。怒りのJBCからはいまだ永久追放中です。その後もロドリゲス戦前にも体重超過を犯すなど「悪癖」は直らず、ついに踏ん切ったのかスーパーバンタム級へ1階級アップ。
同級ではまずアラメダ選手と王座挑戦権を争う予定でしたが、王者のバルガス選手が怪我のため休養王者になり「棚ぼた」で王座決定戦に格上げ。そして今年9月、アラメダ選手を判定で下し二年半ぶりの王座に返り咲きました。
このようにネリ選手は素行はひどいものの、戦績は31勝(24KO)無敗と抜群。26歳の若さもあり母国メキシコでは大変人気の実力ボクサーです。
メディアなどでは「ネリvsフィゲロア」戦は「打ち合い必至の好カード」との予想が聞かれます。ネリ選手はサウスポーのファイタースタイルで、被弾に構わずどんどん前に出てワンツー、ボディを放つのが特徴。
フィゲロア選手も似たタイプで、間合いを詰めて左右のワンツーを放っては体ごとを押し込んでくるフィジカルファイター。右構えですがスイッチもできるとあって、二人の王者対決では序盤から激しい打撃戦が見られるかもしれません。
↓ネリvsアラメダ
ブランドン・フィゲロアの海外の評価まとめ
みんなの反応
フィゲロアはディフェンスが良くないな
ネットの感想
ブランドンのボクシングスキルは攻め一辺倒。ジュラシックパークのTレックスみたいだな
みんなの反応
ブランドンには洗練されたトレーナーが必要だ。彼の防御力の欠如はイノウエやカシメロのような相手と戦うには大きな弱点
ネットの感想
次はカシメロとやってくれ
みんなの反応
バスケス戦、レフェリー止めるの早くね?たったボディ2発で笑
出典:YouTube
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- SバンタムでWBC王座獲得のネリ、次はWBA王者フィゲロアと対戦か
- 年明けにも2団体統一戦の報道。「イケメンvs悪童」の無敗対決へ
- 前進一辺倒の似たスタイル同士。序盤から激しい打ち合いも?
王座返り咲きの9月の試合後から「俺はスーパーバンタム級ではベスト。フィゲロアがその次だろう。俺たちの無敗レコードと世界タイトルをかけて試合をしよう」と豪語するなど、すっかり自信が蘇った感じのネリ選手。実力はともかく「運のよさ」も相当のようです。
ただこれには日本のファンからは「これで無敗なら真面目に減量してるボクサーが可哀想」「体重超過で試合不成立は〝負け〟でしょ」「パワー低下してるからそのうちボコられるだろ」などなど酷評の嵐。果たして当人の思いは奈辺にあるのでしょうか。
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