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藤浪晋太郎はなぜメジャーに行くことができたか?活躍予想も

マイナー契約かと?もっとも読めないと言われていた阪神藤浪晋太郎投手のメジャー移籍が、決まりました。アスレチックスと年棒約4.4億円で1年契約となります。
流ちょうな英語スピーチによる入団会見は、希望に満ちた晴れ晴れとしたものでした。

藤浪晋太郎はなぜメジャーに行くことができたか?

果たして、1年で結果を残せるのか?これらの疑問について、数値をもとに、解説してゆきます。

ありのままの晋太郎で思いっ切り勝負してほしい!

藤浪晋太郎はなぜメジャーに行くことができたか?

制球難で、2017年には、ヤクルト戦畠山選手への与死球で、乱闘騒ぎが起こり、藤浪の与死球は他球団や選手からも警戒されて、藤浪が先発時には相手チームは右打者の主力選手をスタメンから下げたり、右打者に左の代打を連発されていた藤浪晋太郎投手がなぜメジャーに行くことができたのでしょう。

昨季かなり改善されたとはいえ、3勝5敗防御率3.38の成績にすぎません。

制球難が改善したから

最速162km/hの速球と多彩な変化球を持つメジャーの投手として魅力的な藤浪晋太郎の一番の問題は、制球難でした。
昨季、8月13日の中日戦と20日の巨人戦で7回1失点の快投、2試合連続無四死球の投球を披露しました。

この10年の数値で見てみましょう。

年度勝利敗戦勝率投球回被安打与四球率与死球奪三振K/BB防御率WHIP
20131060.625137.21192.8921262.862.751.18
20141180.5791631503.53111722.693.531.31
20151470.6671991623.71112212.702.41.23
20167110.3891691523.7281762.513.251.31
2017350.37559536.868410.914.121.66
2018530.62571705.964701.495.321.65
20190004.10413.17230.502.082.31
2020160.14376.1714.732852.134.011.45
2021330.548.1477.484521.305.211.8
2022350.37566.2582.853653.103.381.19

高卒で阪神に入団して、将来のエースとして、売り出した2013年~2015年の3年以降結果が出ていません。

特に与死球が問題となり、2017年の乱闘騒ぎにまで、至りました。
メジャーリーグが重視する投手の制球力は3つの数値で表せます。

与四球率= (与四球 × 9) ÷ 投球回 平均3.0。MLB3.2 低いほど良い
K/BB=奪三振÷与四球 3.5を超えると優秀といわれます。
WHIP = (与四球 + 被安打) ÷ 投球回 先発投手であれば1.00未満なら球界を代表するエースとされ、1.20未満ならエース級、逆に1.40を上回ると問題である

年度与四球率K/BBWHIPできごと
20132.892.861.1810勝
20143.532.691.3111勝
20153.712.701.234月25日広島戦黒田投手への2球連続危険球
14勝、221奪三振で最多奪三振のタイトル
20163.722.511.317月8日広島戦161球懲罰投球
20176.860.911.664月4日ヤクルト戦畠山選手への与死球での乱闘騒ぎ
20185.961.491.65
201913.170.502.31
20204.732.131.45
20217.481.301.8
20222.853.101.19

これが2022年それぞれ、与四球率 2.85とMLB平均より低く、K/BBは3.10と10年で最高値を記録し、WHIP は1.19とエース級と評価されるまでに改善しました。

ここをメジャーは、評価したのだと推測されます。

阪神にチーム事情があったから

ここ数年くすぶり続けたNPB球団への移籍を阪神は、「育成の失敗を晒したくない。アマチュア野球のスカウト活動に影響が出る」と球団は拒否し続け、飼い殺し状態になっていました。
昨年改善の兆候が見られたタイミングで、メジャーが手を上げてくれるなら、移籍金も入ることもあり、NPBの他球団で、活躍されるより良いとポスティングでのメジャー移籍に同意したと推測されます。

本人のメジャー志向が強かったから

2018、2019年はダルビッシュ有との自主トレで汗を流すなど、ここ数年はメジャー志向が強く、メジャーのスカウトが視察に訪れるようになっていました。
最速160キロを超える速球、切れ味鋭いカットボールなど、投手としての力量をメジャーで試したいと思っていたのは当然でしょう。

もうメジャーの球団の選手になっちゃったんだなあ……もう阪神タイガースの選手じゃないんだなあ

藤浪晋太郎のメジャー活躍予想は?

阪神投手のメジャー挑戦は、これまで、成功例がありません。
井川慶:阪神のエースとして活躍し、27歳で、2007年ヤンキースに約30億円でメジャー挑戦したものの、最初の2年で16試合、2勝4敗、防御率6・66と散々な結果で、「ヤンキース史上、最悪の契約のひとつ」といわれたほどです。
藤川球児:阪神の不動の抑えとなっていた藤川は、32歳で2012年オフにFA権を行使してカブスと契約しましたが、コンディション不足に悩まされ、3シーズンで29試合、1勝1敗2セーブ、防御率5・74の成績に終わりました。

藤浪晋太郎の場合、逆に言えば、最近の日本での実績はほとんどない、MLBで失敗すると、後がない背水の状況と言えます。

2022年の制球力を維持できるのが、前提だと思えますが、藤浪が持つ本来の実力を発揮できれば、ダルビッシュ有や大谷翔平クラスの結果を残す可能性も十分あるのではといわれています。

メジャーで活躍して、阪神を初め、NPBの各球団を見返して、失ったものの大きさ、日本の野球界の閉そく性や育成法を反省させるきっかけとしてほしいというのがファンの希望です。

阪神投手として、メジャーリーガー相手でも、あのえげつないボールでねじ伏せてやって初の成功例に!

まとめ

要約すると...

  • 藤浪晋太郎がメジャーに行くことができた理由を3つ挙げた
  • メジャーでは、制球力を3つの数字で評価しており、2022年藤浪晋太郎はこれをクリヤーした
  • 本人の資質、意欲、現在置かれた状況からメジャーで必ずや活躍するであろうと予想する
野球に取り組む姿勢とか野球に対する姿勢を見ていて、メジャーで絶対活躍できると思う!

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