2024年といえば「4年に1度」のオリンピックイヤー。「え?こないだの東京から3年しかたってないのに」と思われるでしょうが、間違いなオリンピック2024開催の年です。
オリンピック2024で実施される注目競技をご紹介するシリーズ第18回はスポーツと芸術が融合した「室内の華」新体操です。そのルールや見どころなどをシェアしましょう。(出典:Wikipedia、オリンピック2024(パリ五輪)公式、スポーツメディアなど)
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オリンピック2024 注目の新体操
オリンピック2024は正式名称「第33回オリンピック競技大会」。参加国・地域数207、参加人数約1万人、競技種目は32競技329種目という非常に大きな大会です。日本からも400人規模の大選手団の参加が予想されています。
今回は、体操分野の女子のみの種目・新体操をクローズアップ。日本代表「フェアリージャパン」の活躍が期待される、競技のルールや特徴などを以下に見ていきましょう。

概要
新体操は、器具を使って技術や柔軟性、音楽性を表現し、審判員が採点する女子のみの競技で、個人総合と団体総合の2種目からなります。
新体操は19世紀のスウェーデンで、エクササイズのシステムを開発した教育者ペール・ヘンリック・リングが考案に寄与したそうです。彼は身体の動きと音楽の調和を重視したエクササイズを編み出し、これが新体操の基礎を築いたと言われています。

ただ競技化したのは20世紀もかなりたってから。新体操の競技大会は1940年代に旧ソ連で始まり、1961年に国際体操連盟に認定されて徐々に世界に普及。五輪に採用されるのは1984年ロス五輪まで待たねばなりませんでした。当初は個人総合だけで、団体総合は1996年アトランタ五輪から実施されています。
ルールと特徴
新体操は身体と手具が一体化したしなやかで洗練された美しい動きと、曲の雰囲気に溶け込むような演技が魅力。躍動感あふれるダイナミックな動きの中に、頭からつま先まで全神経を集中させてバランスを保つ繊細さを兼ね備えています。
演技は13m四方のフロアマットで行われます。五輪の個人では「フープ・ボール・クラブ・リボン」の4つ手具による演技を1人の選手が行います。団体は、1チーム5人の選手が2種目を行います。演技時間は個人は1種目1分15秒〜1分30秒、団体は各種目2分15秒〜2分30秒と決められており、長すぎても短すぎても1秒につき0.05点の減点となります。

競技の一番の見どころは、スピード感あふれる巧みな手具さばきです。6mもの長さのリボンで流れるように大きな弧を描くには常に手首を動かすことが必要。床についたり絡まったりすると減点ですので、笑顔で華麗に舞いながら選手は相当な筋力と神経を使っています。
手具を空中に投げて動きながらキャッチするアクロバティックさと高度なテクニックも、新体操のハイライト。手具に透明な紐か接着剤が付いているかのように、ピッタリ自由自在に操る様子は圧巻です。また団体の一糸乱れぬ動きも感動を呼びます。
世界最高レベルの五輪では、手具落下など一つのミスがメダル争いでは致命的になります。「ハラハラ・ドキドキ」感も観戦の醍醐味といえそうです。

なお新体操の演技は体操競技と同様、難易度(Dスコア)と出来栄え(Eスコア)に分けて採点されます。加点式で上限のないDスコア、10点からの減点方式のEスコアも体操と同じ。DとEの合算が最終スコアです。
新体操では、減点対象となる事柄のリストがとても複雑多岐に定められていて、器具の破損、所要時間、軽やかでない着地などあらゆる細かな部分が審判員からジャッジされます。
オリンピック2024のレギュレーション
オリンピック2024の新体操の内容は以下の通りです。
・個人種目24名、団体種目14チーム(1チーム5名)の計94名が出場。個人種目で26名が出場した東京五輪より2名少ない。
・個人総合では東京五輪と同様、フープ、ボール、クラブ、リボンの4種で演技。団体総合は1組5人で構成され、フープ、リボンまたはボールの2種を行う。これはボール、フープまたはクラブの2種だった東京五輪からの変更点。
・個人、団体ともに予選と決勝の二段階。日程は8月8日〜10日で、会場はポルト・ド・ラ・シャペル・アリーナ。
・年齢制限は生年月日が2008年12月31日以前。
ネットの反応まとめ



出典:YouTube
まとめ
要約しますと
- オリンピック2024の注目競技・新体操。19世紀に欧州で考案。五輪採用は84年のロスから
- 高難度技術と音楽性を調和させた女子のみの競技。個人総合・団体総合で予選・決勝実施
- フープ、リボンなど4つの手具を縦横に使って演技。五輪ではわずかなミスが明暗を分ける
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