いよいよあとわずかとなった箱根駅伝2020。メンバー紹介シリーズ今回は、王座奪還なるかが注目される「大学駅伝ヒーロー」青山学院大です。
青山学院大のエントリーメンバーと10000mタイムの一覧をご紹介し、現在の大学別平均順位はどうなっているのか、注目選手は誰なのかもシェアしましょう。

目次
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箱根駅伝2020青山学院メンバー一覧10000mタイム一覧
94回大会まで箱根4連覇という「黄金時代」を築いた青山学院大。しかし前回大会では、もの凄い追い上げを見せたもののあと一歩及ばず連覇が途切れてしまいました。96回箱根駅伝2020では挑戦者に立場を変えて2年ぶりの王座奪還を目指します。
その青山学院大の本選エントリーメンバーとその10000mタイムの一覧は以下の通りです。
区間 | 青山学院選手 | 5000m or10000m | ハーフ 最高記録 |
---|---|---|---|
補欠→1区変更 | 吉田 圭太(3) | 28:27.40 | 1:01:46 |
02区 | 岸本 大紀(1) | 28:32.33 | 1:11:11 |
03区 | 鈴木 塁人(4) | 28:31.66 | 1:01:45 |
04区 | 市川 唯人(3) | 29:22.35 | 1:04:23 |
05区 | 飯田 貴之(2) | 28:49.45 | 1:03:10 |
06区 | 谷野 航平(4) | 29:36.71 | 1:04:16 |
07区 | 中村 友哉(4) | 28:31.68 | 1:06:37 |
08区 | 岩見 秀哉(3) | 28:49.13 | 1:03:13 |
09区 | 神林 勇太(3) | 29:13.62 | 1:03:56 |
10区 | 新号 健志(3) | 29:24.59 | 1:03:39 |
補欠 | 吉田 祐也(4) | 28:42.58 | 1:03:19 |
補欠 | 早田 祥也(2) | 29:17.87 | 1:10:43 |
補欠 | 湯原 慶吾(2) | 28:44.99 | 1:03:41 |
補欠 | 近藤 幸太郎(1) | 29:26.01 | 1:03:43 |
補欠 | 中倉 啓敦(1) | 29:22.91 | 1:04:00 |
01区エントリー変更に | 宮坂 大器(1) | 29:10.82 | 1:04:52 |

箱根駅伝青山学院のタイムの平均順位は?
「名将原マジック」で復活を果たすことができるのか。箱根駅伝2020で「ディフェンディングチャンピオン東海大」の最大の対抗馬とみられる青山学院大の、最新の平均10000mタイムやエントリーメンバー平均タイムを、他大学と比較してみました。
最新の1万m平均タイム比較
順位 | 大学名 | 10000m平均タイム(上位10名、12現在) |
---|---|---|
1 | 東海大 | 28.39 |
2 | 青山学院大 | 28.44 |
3 | 明治大 | 28.46 |
3 | 駒澤大 | 28.46 |
3 | 東京国際大 | 28.46 |
6 | 中央学大 | 28.51 |
7 | 帝京大 | 28.52 |
8 | 順天堂大 | 28.56 |
9 | 日本大 | 28.58 |
10 | 創価大 | 29.00 |
11 | 神奈川大 | 29.01 |
12 | 日体大 | 29.02 |
13 | 東洋大 | 29.03 |
14 | 國學院大 | 29.03 |
15 | 中央大 | 29.04 |
16 | 早稲田大 | 29.06 |
17 | 学生連合 | 29.13 |
18 | 拓殖大 | 29.14 |
19 | 法政大 | 29.17 |
20 | 国士舘大 | 29.32 |
21 | 筑波大 | 29.39 |
エントリー選手の平均タイム比較
ランキング | 大学名 | 2020年 エントリー平均タイム |
---|---|---|
1 | 青山学院大 | 28.45.37 |
2 | 東海大 | 28.50.55 |
3 | 明治大 | 28.50.73 |
4 | 駒澤大 | 28.51.37 |
5 | 帝京大 | 28.52.21 |
6 | 順天堂大 | 28.56.12 |
7 | 中央学大 | 28.56.23 |
8 | 東京国際大 | 28.59.61 |
9 | 日本大 | 28.59.85 |
10 | 神奈川大 | 29.02.97 |
11 | 日体大 | 29.03.14 |
12 | 創価大 | 29.03.60 |
13 | 東洋大 | 29.03.76 |
14 | 國學院大 | 29.05.98 |
15 | 中央大 | 29.07.02 |
16 | 早稲田大 | 29.07.73 |
17 | 拓殖大 | 29.17.26 |
18 | 学生連合 | 29.20.49 |
19 | 法政大 | 29.25.29 |
20 | 国士舘大 | 29.32.73 |
21 | 筑波大 | 29.40.46 |
データまとめサイト「箱根駅伝」によれば、新チームになった4月には上位10人平均で6位、10月には9位と順位を落とし、戦力ダウンが懸念された青山学院大も、11月以降に急速に力を回復。エントリーメンバーではついに1位に躍り出ました。
「エントリーメンバータイムと箱根駅伝の総合順位には相関関係があるとされる」(原監督)だけに、本選に向けた「仕上げ力」、「本番に強い青学」の本領が発揮されつつあるといえそうです。

箱根駅伝防寒対策強い味方!RISE東京さんからブランケットの提供!軽くて暖かい最高の贈り物。恩返しは箱根駅伝優勝だ! pic.twitter.com/xYakVpIoU4
— 原晋 (@hara_daisakusen) December 28, 2019
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青山学院の今年の特徴・エースは?
エントリーメンバーと10000mタイムの一覧や大学別順位をご紹介した今季の青山学院大。圧倒的強さを誇った青学大も、今季の当初は苦しみました。
四年間、黄金時代を牽引してきた主力の4年生が卒業し、新4年生が最上級生となったものの結果が出ず。10月の出雲駅伝では5位に沈み、温厚な原監督からさえ「今年の4年はダメ、気合いが足りない」と厳しい言葉も飛んだそうです。
しかしそこはさすがの青学。チーム力が急速に整い、11月の全日本大学駅伝では2位に。エントリーメンバーの10000mタイムでも全大学トップに仕上げてきました。
エースは10000m、ハーフマラソンでチームNo1タイムの快足・吉田圭太選手(3年)。これに続く主将の鈴木塁人選手(4年)や、下級生では飯田貴之選手(2年)、新人離れした冷静さが頼もしい岸本大紀選手(1年)らが注目されます。
特に、4人がエントリーした4年生の奮起が鍵となりそう。鈴木主将以外は箱根路を走ったことがないのが不安点ですが、原監督は恒例の作戦名「やっぱり大作戦」の通り、「やっぱり4年生は強かった。やっぱり青学は強かった、と言ってもらいたい」と本番での爆発力に期待を込めています。

青山学院の箱根駅伝のみんなの反応・予想まとめ
みんなの感想
東海大連覇か?青山学院大復権か?大激戦必至!
ネットの反応
高校時代から見ていた青学の鈴木選手!!ラスト箱根駅伝いい結果残し青学2年ぶりの優勝みたいです!
みんなの感想
区間エントリー発表。東洋大学が何も隠して無いのと、青山学院の岸本くんが2区だったのには驚きました
ネットの反応
青学 2区は岸本大紀→吉田圭太もありうるかと。原采配の見せ所ですね
みんなの感想
原采配は部員ですら予想ムリゲーらしい(笑)
出典:twitter
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
ココがポイント
- 4連覇で途切れ、復活のV奪還を目指す青学大
- 新4年中心に不調だったがここにきて一気に急上昇
- 不安は山区間。エース吉田らが平地で貯金できるか
29日に10区間の登録選手が発表され、青学大は「花の2区」にルーキー岸本選手を大抜擢。2年生エース飯田選手が山に挑みます。そしてチームNo1の吉田圭選手は補欠登録。状況を見て直前に往路の要所での起用が有力視されています。
箱根駅伝2020は近年にない〝戦国レース〟とみられ、青学大の原監督も「戦術駅伝」と表現。各チームの区間配置や戦略が最もポイントになりそうなだけに、号砲前から早くも「つばぜり合い」が始まっているようです。
