サッカー、野球、柔道、空手、剣道、ピアノなどで、「こんな低年齢の子供が才能を発揮!」がもてはやされている現代です。
その反面、実際に子供に起きている危険性を見落としてはいませんか。
サッカーのヘディングは脳への影響ありと米国、英国ではそれぞれ10歳、11歳以下の子供のヘディング禁止に踏み切っています。
影響の詳細をまとめ、日本がいつから禁止になるか見てみましょう。
◆ボクシング◆ 2025年1月24日(金) 井上 尚弥 vs キム・イェジョン 他 他開催場所:有明アリーナ |
新クイーンカジノなら スポーツベットはもちろん、ライブカジノや、 パチンコ実機・パチスロ実機も楽しめる。 \場所や時間を選ばず楽しめる/ パチンコ一覧:CR牙狼FINAL・CR真・花の慶次・CRキャプテン翼・CRルパン三世・CR真・北斗の拳 ※(新)クイーンカジノの登録は簡単ですが、登録の方法の詳細を知りたい方は"チェリカジ"さんの(新)クイーンカジノの登録方法 や 入金不要ボーナスの貰い方 やパチンコ機種一覧、とパチスロ機種一覧を参考にして下さいね。 |
ヘディングの脳への影響を分かりやすくまとめ
ヘディングの脳への影響を分かりやすくまとめてゆきましょう。
平均的なヘディングで頭部にかかる力は、アマチュアボクサーのパンチに相当するとの結果が出ています(英インペリアル・カレッジの研究)。
元サッカー選手が神経変性疾患で死亡する可能性が同年代の人よりも3.5倍という研究結果を受けて、イギリスでは、18歳以下で年代別にヘディング制限を設け、例えば、7~11歳では、ヘディングの練習は禁止としました。
(注)神経変性疾患群には、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症などが含まれます、
ヘディングについては、以前からその影響が問題視されてきました。
イギリスでは、元イングランド代表のジェフ・アストル選手が、革製の重いボールをヘディングしていたことによる脳への損傷が死因とされました。
2002年に59歳で亡くなったアストル選手は、10年近くに渡ってアルツハイマー病に苦しんでもいました。
ポーツマスなどでプレーし、2018年4月に亡くなったロッド・テイラーも、死因がヘディングによる脳への衝撃だったということです。
2014年2月のニューヨーク・タイムズに、頭部への度重なる衝撃による慢性外傷性脳症(CTE)を患い、29歳で亡くなったサッカー選手パトリック・グレンジに関する記事が掲載されています。
慢性外傷性脳症の患者は外傷を受けてから数年から数十年の経過で、記銘力低下、注意障害、易攻撃性、錯乱、抑うつ状態などの認知症の症状やパーキンソニズム、四肢の筋力低下などの症状を示すようになります。
グレンジ選手は大学サッカーやセミプロリーグの選手として活躍しましたが、ALS(筋萎縮性側索硬化症)のような症状が進行して2012年に死亡しました。
アメリカのサッカー選手で確認されたのは、彼が初でした。
グレンジ選手の脳を調べたボストン大学の神経病理学者アン・マッキーは、「ヘディングと彼の病状の因果関係は明らかでないが、彼がヘディングを繰り返し、この病気を発症した点は注目に値する」「グレンジの脳も前頭葉が損傷していた」と述べています。
前頭葉はまさにヘディングでボールを当てる額の上部に相当し、グレンジは3歳の頃からヘディングをしていたといいいます。
サッカーの王様ペレはかつて、ヘディングのコツを「目を見開き、口を閉じる、頭と肩を後ろに反らせて準備し、ボールに触れる瞬間首の筋肉を固くする」と言っていました。
専門家は、ヘディングをこの姿勢で行わないと、狙った方向にボールが飛ばないだけでなく、頭蓋骨の内部で脳が揺れ、大きな負担がかかると言います。
「正しい方法で行えば衝撃は20G以下だが、後頭部や側頭部にボールが当たって頭が強く揺さぶられると40〜50Gの力がかかる」と。
子供はヘディングの正しい姿勢を取れない、仮にできたとしても、強い衝撃を吸収できるほど首の筋肉が強くない。
さらに、身長に対する頭部の比率が大きい頭でっかちな体形のため、頭部が衝撃を受けたときに頭蓋骨内で脳が揺さぶられやすくなるなどの大人に比べて大きなリスクがあります。
アメリカでは2015年11月に10才以下の子供に対してヘディングを禁止し、11~13歳の子供に対しては練習中のヘディングの数に制限を加えることを決めました。
危険防止のほか、選手の保護者で作る原告グループからアメリカサッカー協会が裁判を起こされたのが契機となった訴訟対策という面もあるようです。
日本はいつから禁止になるか?
現在日本サッカー協会やJリーグのアカデミーでヘディングを禁止しているところはありません。
2015年11月のアメリカのヘディング禁止の決定に対し、当時日本で禁止とならなかった理由は次のように考えられます。
・脳にダメージを与える脳しんとうはヘディングより、人体同士がぶつかることにで脳しんとうになるケースが圧倒的に多い。
・ヘディングが、脳に深刻なダメージを与えるとか、子どものころからヘディングを繰り返すことで脳にダメージが蓄積されて何か問題が起きることが証明されていない。
・ヘディングを禁止するより、正しいヘディングを教えるほうが大事。
結局、「日本でも禁止すべきではないか」という意見も一部にありましたが、「ヘディングがないとサッカーではない」と、この問題は盛り上がることなく終わりました。
今回の世界的な青少年のヘディング禁止の決定の流れに対し、日本でもこの議論は必死と考えられます。
若いころのヘディングの脳への影響が、年齢を重ねて影響あるかを厳密に比較する調査研究は歳月の長さや比較対象者をどうするかなど難しさがあります。
厳密に証明されていないとして結果を待つばかりでは、いつまでたっても結論は出ません。
、ヘディング禁止へのみんなの反応
みんなの感想
頭部への衝撃といろいろな疾患の因果関係がはっきりしてきた今、
これは英断だと思う。
ネットの反応
時代だねー。欧州に広まれば日本もそうなるだろうね
みんなの感想
ヘディング無くすとサッカーではなくなってしまうから、ヘルメットなり帽子なりで頭部保護を規定化したら良いと思う。
ネットの反応
日本が導入する場合、ヘディングの回数の規制も結構だけど、規定で決まっているボールの空気圧を低く設定するのも手だよね?
みんなの感想
安全なヘディングを教えるほうが優先です。教えないことが一番危険。
出典:ヤフコメ
まとめ
ココがポイント
- ヘディングの脳への影響は、頭部への度重なる衝撃により慢性外傷性脳症を患い、数十年の経過で、認知症の症状やパーキンソニズム、四肢の筋力低下などの症状を示すようになるとされている
- 今回のイギリスの11歳以下のヘディング禁止措置は、欧州を含めた世界の流れでもあり、日本でも再度議論されるのはさけられない
- 当然禁止すべきとの意見と、練習で禁止して、本番で使うのはかえって危険との意見に分かれる
ヘディングの特に子供の脳への影響を防ごうというのは世界的な流れであり、完全な証明がないからといつまでも放置するのは、危険な状態です。
日本でも十分な議論が行われ、しっかりとした安全ガイドラインが決定されることを期待したいところです。