現地時間の6月10日、ボクシングWBA世界ライトフライ級の団体内王座統一戦「スーパー王者・京口紘人 vs 正規王者エステバン・ベルムデス」の試合開催が決定しました。
日本有数のPFPランカー・京口王者にとっては1年以上ぶりの防衛戦ですが、大きな懸念は会場が相手の母国メキシコで、しかも標高2000mの高地なこと。「超アウェイ」かつ酸素濃度も薄い厳しい条件の中、京口王者は勝てるのか?ファンには心配な京口次戦についてまとめました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)

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標高2000mの酸素濃度は?
自身のけがもあり中々試合ができなかった京口紘人王者。前回のラスベガスに続き再び海外遠征しての防衛戦となりますが、今回は単なるアウェイではありません。
「格闘技は国技」ともいわれるほど熱狂的ボクシングファンが多いメキシコで、敵地に乗り込んでの試合。しかも会場のメキシコシティは標高2000m超の高地にあります。酸素濃度はどのくらいなのでしょうか。
酸素薄いと体はどうなる?
「高い標高の酸素は薄い」。一般的にはこう考えられていますが、一部誤解もあるそうです。山岳医学によると、空気中の酸素濃度は海抜0mから高度100kmまで約21%でほぼ変わらないといいます。ただし標高が上がるごとに気圧が下がるため、空気量(酸素の絶対量)は減っていきます。つまり「標高が高くなるほど酸素は減る」のは正しいようです。
標高2500mでは地表より4分の1ほど酸素量が減るため、普通に生活するだけで動悸・息切れしたり高山病などの症状が現れます。一方で人体は一定程度の標高までなら順応することができ、実際に高地に住む住民は海抜0mで生活する人より肺活量が大きく運動能力も高いといわれます。

ただし体が順応するには「その標高で数週間以上寝起きする」などの時間が必要だともされます。試合まであと一カ月と10日。京口選手は間に合うのでしょうか。そして危険はないのでしょうか。

ボクシングアウェイで防衛戦の京口紘人
「標高2000m」「低酸素濃度」「非常にアウェイ」という三重苦の環境で、しかも激しいボクシングの世界戦を行う茨の道を選んだ京口紘人王者。
相手より格上の王者なのに、なぜあえてそんな選択をしたのでしょうか。本人によると、最近「村田諒太vsゴロフキン」「井上尚弥vsドネア2」といった世界的ビッグマッチが相次いでいることが大きく刺激になったようです。
「近年の日本ボクシングは今までにない動きがある。従来の流れでは注目されない。国内で防衛戦だけしていても…。メキシコでのチャンスをいただけたので、これをクリアしたい」とあえて敵地での統一戦を選んだ理由を説明。
また先日、相手が大幅体重超過を犯す〝危険な状況〟の中、あえて試合を受け相手を打ち負かした、同門で仲が良いミニマム級谷口王者の「漢気」も、背中を押ししたようです。

高地トレーニング
2000m慣れてきた pic.twitter.com/F4Xgi11Vtv
— 京口紘人 Hiroto Kyoguchi (@HirotoK1127) April 29, 2022
https://twitter.com/HirotoK1127/status/1519169512578330624
高所順応は簡単ではない!危険の声も
もちろん京口陣営も次戦が厳しい高地環境なのは重々承知で、対策は講じています。3月から始めたスパーリングは40ラウンドを消化。自宅に低酸素テントを持ち込んでいるほか、都内の施設で3000mの酸素量でのトレーニングを実施中。
また3週間前に現地入りして体を慣らしたあと、途中1週間は2800mの場所に泊まり込み、さらに3400m地点に移動して練習するなど順応計画も綿密です。さらに親友の谷口将隆王者がメキシコに同行しサポート役となることも力になりそうです。
とはいえ、やはり高地でのボクシングという激しい格闘技だけに、危険はつきもの。元東洋太平洋ウェルター級王者で、メキシコでの世界挑戦経験もある佐々木基樹氏は、高地順応の対策や難しさをこう語っています。
・高地でいきなり激しく動くとだいたい体調を崩すので、トレーニングは慎重に。
・高地にいると赤血球の数が増える。順応に必要な日数は例えば高度4,000mなら45.6日間。メキシコシティなら26.22日要する。
・しかし実際にはそんなに時間はかけられない。できれば二週間、メキシコシティのボクシング関係者によれば試合するなら三週間は欲しい。
・最初の一週間で高地順応し、二週間目ハードに動き、三週間目で疲れを抜く。
果たして対策の成果で十分なパフォーマンスを発揮できるか。6月の「京口渾身の挑戦」が必見です。

https://twitter.com/HirotoK1127/status/1519101091400458240
京口紘人の高地防衛戦にSNSの反応は?




出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/0357fa7bbe9864f13ac134e1d6d72f4d8851849f
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- 6・10、メキシコシティで京口紘人がWBAライトフライ級内王座統一戦
- 標高2000m超の高地で危険な超アウェイ戦。酸素量が少なく高山病も
- 京口陣営は3週間の高地対策実施へ。谷口王者も同行、KO防衛目指す
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