NPB日本人シーズン最多本塁打、史上最年少三冠王など数々の金字塔を塗り替えた〝若き怪物打者〟村上宗隆選手(ヤクルト)が、2023年シーズン序盤、ちょっと不振で心配されています。
昨年、ピンポン球のように連日ボールを簡単にスタンドインしていたシーンが日常だった「村神様」ですが、今季はなんと一時、打率1割台まで低迷。一体どうしたのか。その原因を解説者の見立てなどから探りました。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)
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村上宗隆の不振の原因は?
あの世界の本塁打王、王貞治さんの偉大な記録を20代前半にして超えた「肥後のベーブルース」村上宗隆選手。まさに100年に一人のスーパースラッガー誕生と、昨季野球ファンは大いに沸きました。
しかし。昨季終盤からやや勢いが失速すると、今季開幕前のWBCでは絶不調に。ようやく米マイアミステージの準決勝から大活躍して「遅れてきたヒーロー」にはなれたものの、レギュラーシーズンではまたまたヒットが出ず不振に陥ってしまいました。
一体原因は何なのか、果たしてこれから挽回できるのか、野球解説者らの分析から探ってみました。
村上宗隆のプロフィール
村上宗隆選手は熊本県出身の23歳。右投げ左打ちで、ヤクルトでは三塁手です。早くも4歳からキャッチボール。小学時代も地元チームで活躍し、九州学院高に進むと甲子園出場を果たします。
並外れた長打力が注目され、17年NPBドラフトの「外れ1位」でヤクルトが指名、入団しました。2020年、高卒三年目にして早くも開幕1軍「4番三塁」という大抜擢。毎年驚異的な大活躍を続け、数々の打撃日本記録を更新。
東京五輪やWBCで侍ジャパン4番を任されるなど、文字通りの「日本球界No1スラッガー」に成長しました。
タイトルや記録は多すぎて書き切れず、ちょっと挙げるだけでも首位打者1回、本塁打王2回、MVP2回、ベストナイン3回、正力松太郎賞1回など、とても23歳とは考えられない凄さです。
昨季までのプロ通算5年間の成績は、打率.281、本塁打160本、打点430、OPS.988、三振565個です。
現状
まさに神様的無双状態の村上宗隆選手。しかし、今季はまもなく開幕二か月に近づいていますが、いまだ本調子とはいえないようです。
5月15日時点での成績は、打率.210、本塁打6本、OPS.748、三振49。最近持ち直しの兆しがあるものの、5月初めの頃には打率.151、本塁打はたった2本と開幕一か月過ぎて「まさか」の惨状。「本当にこれ、同じ村神様?」という信じられない低迷ぶりでした。
不振の理由には何が考えられるのでしょうか。
不振の理由1:WBCの疲れとリズム変調
プロ入り以来スランプなく、ほぼ毎年すごい打棒を見せつけてきた村上宗隆選手。今年は何が違うのかといえば、どうしても「3月のWBC」を挙げざるをえません。
通常のオープン戦とは全く違う、全国民や世界的な注目度と極度のプレッシャー。日本シリーズをはるかに超える緊張感MAXの連続。感覚のズレや疲れは当然残っているとみられ、「例年なら簡単にホームランできている球、特に直球をミスショットする場面が多い」(解説者)といいます。
不振の理由2:大谷ショック
プレッシャーや環境は似ていたと思われる2021年の東京五輪では、村上選手は5試合で打率.333、OPS1.007と全く苦にしていませんでした。「五輪は舞台がずっと慣れた日本だった」とはいえ、WBCマイアミでの最後の2試合は「神様感動の大復活」でしたので、それも若干違う気が。
その点、元ロッテ監督伊東勤氏はズバリ「大谷ショック」だと指摘します。伊東氏は「今季の相手投手の攻め方は昨年と変わらないのに、甘い球を差し込まれて打ち損じたり手が出なかったり。村上の状態が上がっていないことに尽きる」とキッパリ。
「追い込まれるまでが早い。投手が少しでもミスすれば本塁打だった去年の圧倒的威圧感が薄れている」。なぜそうなったのか、原因は「味方の大谷翔平を目の前でガン見してしまったから」。
大谷選手は今回のWBCで燃えに燃えオーラ大爆発。練習でも本番でも150m級驚愕ホームランを連発する「雲上人ぶり」で、日本の若きトップ打者たちに与えたショックは計り知れなかったといいます。
「上には上がいる、あの領域に達しない限りメジャーでは成功できない。この別次元の衝撃が少なからず尾を引いている」と伊東氏。超一流アスリートのメンタルを崩壊させるほどのインパクトを与える大谷選手とは、改めて言語に絶しますね。
不振の理由3:スロースターター
ただ、とはいえヤクルトファンやスポーツメディアの間では「そもそも村上はスロースターターだから気にしすぎ」との楽観論も根強くあります。
好打者の多くは、暖かくなる夏場以降に調子が上向く傾向があり、村上選手も例年、4~5月は2割半ば程度の打率が〝通常運転〟。本塁打も春先はまだ少なめだといわれます。
WBCのため今季はオープン戦での打席数が少なく、単にコンディション調整が遅れていると考えれば、6月以降はエンジンが本格始動する可能性が大です。
実際、5月の11試合だけを見れば、打率.317、本塁打4、OPS1.099と完全復活の予兆が。本人も「迷惑かけた。これからは上がる一方」と手応えを掴んだようで、前述のような懸念が杞憂に終わることを祈りたいものです。
他選手の復調の事例
村神様・村上宗隆選手まさかの不振。原因はこれもまさかの大谷ショック?―。いろいろな臆測が飛び交う中ではありますが、過去にも偉大な打者たちがスランプに陥りながらしっかり復調した事例はたくさんあり、今年の村上選手もいわば「通過儀礼」といえるのかもしれません。
いくつか過去の「名選手の不振→復調」事例を探ってみました。
◆王貞治
1971年シーズン後半、深刻なスランプに陥り、自身打席に立つのが「怖かった」と言うほど。前季まで3年連続首位打者だったのに71年は打率.276まで下がった。
スランプは翌年はじめも続き、あまりの深刻な不振に当時の川上・巨人監督も二本足打法に戻すことを勧めた。しかし当時32歳の王選手は頑なに一本足打法を貫いてスランプを脱出した。
◆松井秀喜
基本的にスロースターターで4~5月は低打率に苦しむことがしばしば。しかし後半には調子を上げた。MLBでの通算成績も4~5月のOPSは.700台で、6月以降は.800を超えている。特に7月は通算打率.309、OPS.916とぐんと数字が上がっている。
◆その他
中日黄金期の1番打者だった荒木雅博選手は春先は不振なことが多かったが、7月以降に3割を超え9月は4割と打ちまくるシーズンも。
楽天の主力打者だった銀次選手も、交流戦前まで打率は2割前半が多かったが、最終的には3割超え。9月には5割近く打つなど急上昇し、チームの日本一などに貢献した。
みんなの反応まとめ
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/97441c25518864666e884026e19a2fc6aeb19596/comments
まとめ
要約しますと
- ヤクルトの「村神様」村上宗隆が序盤不振。4月は打率1割台、HR2本と低迷。なぜ?
- WBCの疲れ、相手の攻略進む?最大原因は超怪物「大谷ショック」で自信崩壊説も
- ただ打者は一般にスロースターター。過去にも王、松井ら不振脱出、挽回例多数
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