格闘技イベント「RIZIN.24」で、元K-1スターの皇治選手を圧巻の判定で下した「キックボクシング最強の神童」那須川天心選手。変わらない強さを見せた天心選手でしたが、この試合はさておき、ファンの間では天心選手をめぐる別の話題で騒がしくなっているようです。
それは「那須川天心ボクシング転向」です。天心選手は本当にボクサーになるのか。もしなるとすれば階級は?そしてどこまで通用するのか、世界王者にはなれるのか。予想をまとめてみました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)
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那須川天心ボクシング転向したら階級は?
キックボクシング界では「史上最強の天才」などの称号をほしいままにする那須川天心選手。高校生でプロデビューして以来、圧倒的な強さでこれまでの戦績で36戦無敗(27KO)と連勝が止まらない〝無敵のキックファイター〟です。
遂にボクシング転向決断?!
これだけのキャリアを重ねながらまだ22歳。将来性は計り知れませんが、このほどRIZINのインタビューで語った内容が格闘技界をざわめかせています。それは「キックボクシングはあと10戦は絶対にやらない」というもの。さらに「次はボクシングに転向し世界王者になる」「夢はMMAとボクシングの中間のキックボクシングルールでUFC王者と戦うこと」などと将来の目標を話しました。
そもそも那須川選手は早くから帝拳ジムでボクシングの練習を積んでおり、興味があることを公言。「日本ではキック、海外ではボクシングをやりたい」「キックを制覇したらMMAやボクシングも考える」など度々転向に言及しています。
これまでプロボクサーとの公開スパーリングを行ったり、スーパースターの元王者メイウェザーJr氏や亀田興毅氏らとのエキシビション試合も実施。実際にボクシングの実力も相当高いことを示しています。
↓亀田興毅vs天心のエキシビション
階級はバンタムかSバンタム?
では仮に那須川天心選手がボクシングに転向すると、階級はどこになるのでしょうか。現王者京口紘人選手らの予想解説によれば「バンタム級(53.52kg以下)」「スーパーバンタム級(55.34kg以下)」が有力とされます。
天心選手は身長165cm。キック界では主に55~59kg程度の階級で戦っていますが、京口選手は「キックは両足を使うので下半身にも筋肉が多くつき、全体にガタイが大きくなる。一方ボクサーは上半身中心に徹底的に絞り込む」と、現在よりやや下の階級が適正とみています。ちなみに現在の体重をそのまま当てはめると「フェザー級(57.15kg以下)」「スーパーフェザー級(58.97kg以下)」も対象になります。
那須川天心はボクシングでどれくらい活躍するかを予想
ついに那須川天心選手がボクサー転向を決めたのか。業界でにわかにざわめきが広がっていますが、実際天心選手がボクシング転向したとして、どのくらい活躍できそうなのでしょうか。天心選手のボクシング能力については、過去多くのプロボクサーや解説者が絶賛しています。一例をご紹介してみましょう。
・元WBCスーパーフェザー級王者三浦隆司「パンチの技術もパワーもすごい。世界王者に絶対なれる」
・元帝拳ジム名トレーナー葛西裕一「素質はボクシング界でもそうはいない。短い戦績ですぐ世界王座を取る才能がある」
・元WBCバンタム級王者山中慎介「ハンドスピード、パンチ力、当て勘、気持ちの強さ、若さ、勢い、全てを持ち合わせていてエグい」
・井上尚弥ら所属の大橋ジム会長「これまで世界王者はプロ3戦目が最速記録だが、それを破れるとしたら那須川天心だろう」
・現WBAライトフライ級スーパー王者京口紘人「世界王者の潜在力はある。あとは長いラウンドなどにどう対応できるか。ただ今のような圧倒的勝ち方はボクシングではできないだろう。また〝今戦ったら〟の条件なら、井上尚弥には絶対勝てない」
多くのプロや元王者らの話を総合すると、現時点での那須川天心選手の純粋なボクシングの実力は「日本王者クラス」。今後専門のトレーニングや体づくりをして、競技独特の動きや試合勘などを身につければ、階級やマッチングによってはデビュー数試合で世界タイトル挑戦もあり得る、という見方がもっぱらのようです。
天心くんさすがの強さ
一緒に格闘技をもっと盛り上げたいね@TeppenTenshin pic.twitter.com/o9dVBOw17O— 朝倉 海 Kai Asakura (@kai_1031_) September 28, 2020
那須川天心ボクシングでの活躍・ネットの予想
みんなの反応
転向表明するなら遅くとも来月だ。あと10戦とか悠長なことを言っている余裕はない。22、3歳から転向では遅い
ネットの感想
かなりな所まで行くだろうけど、転向してすぐに世界はないと思うし、まずは日本、東洋かな
みんなの反応
天心さん、とりあえずジャブはボクシング転向してもそのままで通用しそう
ネットの感想
即UFC目指すべき。ボクシングじゃどうせ楽な団体の世界王者にして、凄いみたいな雰囲気作りになる事わかっとるのに
みんなの反応
救世主だと思っていたら、もしかして那須川天心はキックボクシングというジャンルを焼け野原にして去って行く鬼っ子なのかも…
出典:twitter
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- RIZIN試合前に那須川天心が近い将来のボクシング転向を遂に「決断」
- 早くから帝拳ジムで練習。階級はバンタムからSフェザーまでの4階級か
- 関係者は才能を絶賛。「最速世界王者」の可能性も。現実力は日本王者?
発言の反響があまりに大きいことに驚いたのか、その後何度か報道陣にボクサー転向のことを聞かれた那須川選手は「期限をちゃんと決めないと。なあなあになっては嫌なので」「今はまだ掘り下げて欲しくない話題。時が来たら発表します」とやや「トーンダウン」し、困惑気味のようです。
それでも、天心選手が出場を続けてきたキック団体「RISE」の伊藤代表やRIZINの榊原CEOらは「近い将来確実に転向すると思う」「ぜひ行ってもらって3年先か5年先にまた戻ってきてほしい」とほぼ〝決定〟のような口ぶり。あとは受け入れ側のジムや契約などの環境が固まれば、かなり早く話が進む可能性もありそうです。
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