6月7日に行われるボクシングのバンタム級三団体王座統一戦「井上尚弥vsノニト・ドネア2」。世界トップクラスの実力王者同士による大注目のメガマッチです。
〝ライバル〟とも言える両王者ですが、年齢は井上選手29歳に対してドネア選手は既に39歳。結構年の差があります。
ではボクシングという競技の「ピーク年齢」とは何歳なのか?有名選手たちのピークや引退の年齢は?今回は「ボクシングの年齢」にまつわる話題を特集しました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)
◆ボクシング◆ 2025年1月24日(金) 井上 尚弥 vs キム・イェジョン 他 他開催場所:有明アリーナ |
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ボクシングの年齢ピークは何歳か?
ボクシングにはアマとプロがあり、アマチュアでは少年少女でも競技をしていますが、いわゆる地域や世界チャンピオンとして活躍するプロの場合、年齢のピークは何歳なのでしょうか。
日本でプロライセンスを統括するJBCの規定では、安全面などの配慮からボクサーの年齢は「17~36歳」と制限されています。平均年齢の統計は明らかではありませんが、一説には20代前半ともいわれます。
詳しいファンによれば、日本人ボクサーは体格などから軽量級の割合が圧倒的で、敏捷性が重要なため40代以上の選手は少ないとされます。一方、海外選手に多い中・重量級の場合は、速さの衰えをパワーや技術でカバーできるため、中には50代まで続ける選手もいるなど、比較的寿命が長いそうです。
ただそこはやはり「肉体勝負」の格闘技だけに、最大のパフォーマンスを出せるピークとしては、通常は人間の体の完成期・最盛期である20代半ば前後、と考えられます。
有名選手の全盛期と言われる年齢
では実際に、過去の有名選手たちは何歳くらいが「ピーク」「全盛期」だったといわれるのか、戦績などから振り返ってみます。
モハメド・アリ
ボクシング界の「神」「象徴」ともいえる、19度もヘビー級王座を防衛したアリ。デビューは1960年の18歳で、22歳で初めて世界王者に。ベトナム戦争徴兵拒否でライセンス停止になった25歳まで29戦無敗という強さでした。
その後全盛期を過ぎた31歳で王座に返り咲く「キンシャサの奇跡」など数々の名試合を行ったアリ。引退は39歳でした。
マイク・タイソン
小柄ながら並外れたセンスと超絶パワーで今でも「史上最強」と呼ぶファンも多いタイソン氏。18歳でデビューし史上最年少の20歳5か月で世界ヘビー級王者となりました。
戦績上は22歳ごろまでがタイソン氏の全盛期といわれています。リング外での騒動、事件も多いタイソン氏でしたが、38歳で引退。ただ何と54歳で「エキシビション復活」を果たし世界を驚かせるなど、いまだ意気軒昂です。
Great News: Mike Tyson Will NOT Face Criminal Charges For Beating The Shit Out Of That Guy On A Plane https://t.co/yKHBCIwXep pic.twitter.com/sqZTBCN4jO
— Barstool Sports (@barstoolsports) May 11, 2022
フロイド・メイウェザーJr
プロ50戦無敗、5階級制覇という「PFP最強ボクサー」にして途方もない巨額報酬を荒稼ぎする「ザ・マネー」のメイウェザー氏。
息の長いボクサーでしたがピークはやはり4階級制覇の20代後半でしょうか。何度も引退―撤回を繰り返す話題多き人物で、45歳の今も体を鍛え続けているそうです。
具志堅用高
沖縄、日本が世界に誇る殿堂入りのレジェンド世界王者(ライトフライ級)にして、TVなどでの面白キャラで大変親しまれている具志堅氏。
キャリアのハイライトは77年の6連続KO防衛や、80年の連続13度目の王座防衛でしょう。世界王座防衛13度は現在でも日本人男子世界王者の最多記録です。この頃が20代半ばでまさにピーク。ただ、まだ26歳の81年に14度目の防衛戦に敗れ、目の怪我もありそのまま若くして引退となりました。
その他
このように激しく頭部や上半身にダメージを受け、ボディコンタクトばかりのボクシングだけに、どんな名王者でもピークは20代がほとんど。
ただ現在39歳で益々パフォーマンスを上げているドネア王者や、40歳の今年村田選手をKOに下す強さのゴロフキン王者、現在34歳で王者への再起を目指すロマチェンコ選手ら、まだまだ健在の「中年ボクサー」も少なくはありません。
有名選手の引退年齢
ご紹介したように世界王座を極めた有名実力ボクサーといえども、年齢には勝てず。「ピークは過ぎた」とかつては20代の引退も多かったようですが、近年は医学の進歩などから30~40代以降まで現役を続ける選手も増えています。
現役引退がとりわけ遅かった有名選手の例を見てみましょう。
マニー・パッキャオ
史上2人目の6階級制覇王者で、一説には「実質8階級制覇者」とも評されるボクシング界のスーパーレジェンド、パッキャオ氏。
20~30代にかけて長らく世界の頂点で活躍したことで知られますが、2度現役を引退したことでも有名です。一度目は37歳で引退試合を行いながら、わずか4か月後に撤回。その後42歳まで現役を続け、21年にフィリピン大統領選出馬のためついに引退しました。
https://twitter.com/trboxing/status/1526208351922802694
バーナード・ホプキンス
史上初めて一階級(ミドル級)の主要4団体王座を統一した「元祖アンディスピューティッド王者」。46歳でライトヘビー級王者となり最年長王座獲得記録を塗り替え、49歳でライトヘビー級スーパー王座を獲得して「最年長王座獲得・最年長防衛記録」を更新したスーパーマンです。
現役引退は51歳という驚くべき長命強豪ボクサーでした。
その他
トリビアっぽい情報ですが、Boxrecやメディアによると過去にはこのほかにも物凄い高齢ボクサーもいたそうです。
・80年代始めに世界王者になったソウル・マンビーは47歳で一旦引退後、60歳で復帰宣言。練習を今も続けているという。
・1916年にはエジャートンという選手が63歳でリングに上がった。
・元世界ヘビー級王者のジャック・ジョンソンは1945年、67歳の時に66歳の相手とエキシビションを行った。
【番外編】井上尚弥
さて6月に大一番を控える我らが「最強ボクサー・モンスター」の井上尚弥選手ですが、実は自ら著した手記の中で引退年齢を公表しています。井上選手手記「勝ちスイッチ」から「尚弥流ボクサー年齢論」を最後に抜粋でご紹介しましょう。
・2028年4月、35歳になったら引退する。キリがいい齡だしそれが僕の「ボクサー終活」。
・引退はボクサーとしてのゴールでも人生のゴールではない。人生は半分以上残っている。第二の人生をいい形で再開するには勝って終わりたい。
・理想は王者のままで無敗での引退。長谷川穂積さんのように王座を取り返して防衛戦せず引退する形もいい。
・僕はボクシングを心底愛しているし、いわゆる引退できない「中毒」かもしれない。年2試合なら10年間で20試合しかできない。1試合も無駄にはできない。
井上尚弥がドネアとの3団体統一戦で圧勝宣言「一方的に、触れさせずに終わる」/ボクシング - サンスポ
井上尚弥が19日、横浜市の所属ジムでWBC王者のノニト・ドネアとの世界主要3団体王座統一戦に向けて約1時間半のジムワークを行った。https://t.co/tcztXgXniS @SANSPOCOMより
— サンスポ (@SANSPOCOM) May 19, 2022
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- プロボクサーのピークは20代か。日本は平均年齢20代前半で37歳が定年
- ただ最近は長寿化が進み30代以上も増える。重量級では50代現役選手も
- かつては20代の引退も多かったが今は高齢に。井上尚弥は「35歳で引退」
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