10月から年末にかけ、日本や世界でボクシングのビッグマッチが今年も目白押しですが、ところでボクシングは非常に細かく階級が分かれていることで知られます。
そもそもボクシングの階級とはいくつあって、どう違うのか。その名前の意味は?なぜこんなに細かく設けられているのでしょう。今回はボクシングの階級イロハをまとめました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)
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プロボクシングの階級の意味一覧
ボクシングの階級分けはプロとアマで多少異なりますが、今回はプロの階級分けを、名前の意味とともに一覧でご紹介しましょう。現在は以下の17(アトム級を入れると18)に分かれています。
■プロボクシングの階級一覧
(左から階級名称、体重リミット、意味)
ヘビー級 90.719kg超 英語のheavy
クルーザー級 90.719kg以下 巡洋艦
ライトヘビー級 79.379kg以下
スーパーミドル級 76.204kg以下
ミドル級 72.575kg以下 英語のmiddle
スーパーウェルター級 69.853kg以下
ウェルター級 66.678kg以下 英語のwelt(強打)が語源か
スーパーライト級 63.503kg以下
ライト級 61.235kg以下 英語のlight
スーパーフェザー級 58.967kg以下
フェザー級 57.153kg以下 鳥の羽根
スーパーバンタム級 55.338kg以下
バンタム級 53.524kg以下 小型の鶏
スーパーフライ級 52.163kg以下
フライ級 50.802kg以下 ハエ
ライトフライ級 48.988kg以下
ミニマム級 47.627kg以下 英語のminimum
アトム級 46.266kg以下 原子
https://twitter.com/ringmagazine/status/1445363233213329408
階級分けのその意義
最大18。成人男女の体重はおおむね40~120kgくらいかと思われますが、その数十キロの間でボクシングではなぜこれほど細かく階級が分けられているのでしょうか。
一番の理由は安全面です。鍛え上げた選手同士が渾身の力で「殴り合う」ボクシング。この競技は体重による戦力差が他のスポーツと比べて非常に顕著で、体重がわずか2~3kg違ってもパンチ力に非常に大きな差が生じ、場合によっては命の危険があるため、なるべく同じ体重に合わせるのが狙いです。
歴史的には近代までボクシングには階級制がなく、無差別級で行われてきたそうですが、その分死亡事故なども頻繁にある危険な競技でもあったようです。
19世紀後半以降、徐々にスポーツとしてルールの整備が進み、体重も「重い、中間、軽い」とざっくり分けられ、さらにバンタム、ライト、ウェルター、ミドル、ヘビーの各階級に分かれていきました。
その後五輪でボクシングが採用されたこと、安全性や体格上の公平さをより求めたことから時代を下るごとにさらに細分化。理由の一つには、多くの階級を設けることでチャンピオンの数を増やし、興行的なメリットを得たり選手のモチベーションを高める意味合いもあったとされます。
最も重要視される階級は?
最軽量級と最重量級を比べると100kg近い体重差もあるボクシング。さすがにこれだけ違うと同じリングで戦うのは不公平でしょうが、では男子17階級のうち最も重要視される階級はどこなのでしょうか。
一概に「○○級こそベスト」と言うことはできず、各階級それぞれに特徴があります。軽い階級では素早いパンチやフットワークに見応えがありますが、おのずとKO率は低めになります。
一方重い階級では動きはややスローになるものの、パンチに迫力があり「一発でKO」というシーンも増えます。一般的には、成人男子の平均でもあり、全階級の真ん中あたりの60~70kg位(ライト~ミドル級)が世界的に最も選手層が厚く、スピードとパワーを両立し実力も拮抗している〝人気ウェイト〟だといえるでしょう。
https://twitter.com/naotaku_mg/status/1438818607648051202
パウンドフォーパウンドについて
以上階級などをご紹介したように、生身の人間が拳だけで相手と戦うボクシングは、物理学的に言っても体重が重いほどパンチが強くなり勝負の面でも有利で、その意味では「ヘビー級王者こそ全体最強」といえるかもしれません。
しかし階級が細分化した上に現代ボクシング界は主要団体が4つもあり、同時期に何十人もの「チャンピオン」が乱立しています。安全面・公平性から階級が違う王者同士が戦うことはできないため、ファンとしては「もし体重が同じだったら誰が一番強い?」と空想してしまうのも事実。
そこで違う階級・団体の選手の強さを戦力・戦績分析などから比較しようと、1950年代に世界の業界で最も権威ある米リングマガジンが創設したのが「パウンドフォーパウンド(PFP、P4P)」です。
現在も各ボクシング専門メディアの記者らが、全王者・選手の実力、実績、技能などを比較検討し「真の最強ボクサー」を数か月おきに発表しています。
https://twitter.com/paolovega/status/1445421425003745289
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- プロボクシングの男子階級は体重別にヘビーからミニマムまで17に細分化
- 昔は階級なしの無差別のみだったが安全面、興行面などから徐々に増える
- 現在は団体も増え王者が常時数十人。PFPランキングで「真の最強」比較
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