いよいよ2019年末のボクシングビッグマッチ、WBA世界ミドル級王者村田諒太選手とスティーブン・バトラー選手(カナダ)のタイトル戦が、今夜行われます。
王座復帰後の初防衛戦となる村田諒太選手。「負けたら引退」と1戦必勝を誓う背水の戦いが必見です。
下馬評では優位とされる村田選手。次戦で闘う相手として、早くも元PFP1位の現IBF同級王者、〝GGG〟ゴロフキン選手を挙げる声が出ています。名王者ゴロフキン戦ならファイトマネーは一体いくらになるのか?その実現可能性などを探りました。

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村田諒太の次戦ゴロフキンならいつ?
五輪金メダリストであり日本人唯一の中量級チャンピオン・村田諒太選手。日本ボクシング界を牽引する存在として今夜、9歳年下の若きファイター、バトラー選手の挑戦を受けます。
30戦28勝(24KO)1敗1分と、豊富な戦績でKO率も高いバトラー選手ですが、17戦15勝(12KO)2敗の村田選手のようにフィジカルが強く、前に強いプレッシャーをかける強打タイプは苦手とされ、メディアなどでは村田選手の初防衛が有力、との予想が多いようです。

そこでファンの間では気の早いことに「村田の次戦相手は誰か」が話題に。予想の筆頭に挙がるのがゲンナジー・ゴロフキン選手(カザフスタン)です。
ミドル級でかつて主要3団体の王座を統一し、リング誌PFPでも長くNo1に君臨したゴロフキン選手。4階級制覇王者「カネロ」アルバレス選手との激闘で敗れ王座から陥落しましたが、今年10月にIBFミドル級1位デレビャンチェンコ選手と王座決定戦を行い、僅差の判定勝ちで王者に返り咲いたばかりです。
「村田次戦はゴロフキン」説が有力なのは、10月の王座返り咲き後、GGGプロモーターのローファー氏が村田諒太選手の名前を真っ先に挙げたことも理由の一つ。
デレフヤンチェンコ戦後ローファー氏から真っ先に発せられた次回対戦候補者の名前は「Murata」だった。
「日本で村田諒太とのファイトが実現する可能性が高い。ものすごく大きなインターナショナルなイベントになる。日本の国民的ヒーローとのタイトル統一戦となる」
東京ドームに6万人強。ついに日本のファンの夢が現実に近づく。GGGvs五輪金メダリストから世界王者に就いた男。日本人絡みのイベントでは最大のものとなるのではないだろうか。:Yahoo!ニュースより
背景には、ゴロフキン選手が既に37歳で「残り時間が少ない」こともあるようです。本人が真に希望するカネロ再々戦は、相手側が難色を示し実現見通しが立たず。
そこで日本での人気が高い村田選手との「王者対決」を東京などで行えば、インパクトも大きく「観客大入り」「高視聴率」も期待できるため、ビジネス面でもうま味が大きい、との見立てです。
村田選手が今夜KOで快勝し、交渉がまとまれば、来春にも夢の「GGG vs 村田諒太 in 東京ドーム」といったビッグイベント実現の可能性も浮上するかもしれません。
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12月23日(月)よる7時からフジテレビ系列全国ネット生中継!
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ファイトマネーはすごいことになる
「村田がバトラーに痛快KO勝ち」→「次戦は日本で夢の対ゴロフキン」。ファンにとってはこれ以上ない筋書きですが、もし実現すればファイトマネーもかつてない〝すごい金額になる〟と予想されます。
ゴロフキン選手といえば、アテネ五輪銀メダリストの母国の英雄であり、プロでも42戦40勝(35KO)。唯一負けたのが戦績上の「1敗1分」の相手であるカネロ選手という、実力者ひしめくミドル級で長く王座を守った希代の名ファイターです。
もちろんファイトマネーも超高額。Wikipediaによれば、過去の主な試合のファイトマネーは以下の通りとされます。
・14年 対ルビオ戦(WBA防衛など) … 90万㌦(約1億円)
・15年 対モンロー戦(WBA防衛など) … 150万㌦
・15年 対レミュー戦(WBA防衛、IBF王座獲得) … 200万㌦
・17年 対カネロ1戦(WBA・WBC・IBF防衛) … PPV収入併せ2000万㌦
・19年 DAZNと3年間6試合計1500万㌦の契約締結
現在、ゴロフキン選手はDAZNとの契約があと4試合残っている模様。その一つが日本での村田戦になれば、高い放映権料や興行収入、PPVも見込めるでしょう。
村田選手も日本人の中では億単位の破格なファイトマネーのボクサーといわれます。このため「GGG vs 村田」戦が実現すれば、一説には「二人の合計収入100億円規模」という、日本格闘技史上でも類を見ない超ビッグマッチになる、との見方も出ているようです。

村田諒太vsゴロフキンに関するみんなの反応
みんなの感想
バトラーに勝利すれば次戦、または来年どこかでゴロフキンかアルバレス戦が見えて来るとボブ・アラム氏も言っていた
ネットの反応
しっかり勝ってゴロフキンとの統一戦!アルバレスかゴロフキンと東京ドームで戦うことになったら絶対見に行く!
みんなの感想
村田の目標はビッグマッチ。ゴロフキンかカネロがターゲットらしい
ネットの反応
ゴロフキンはもうガタがきているって話で、倒すにはちょうどよいタイミングとも言われてる
みんなの感想
この階級は金の成る木のカネロがいるから皆挑戦したいんよね…WBO会長はアンドラーデ戦と言ってたがどうなるか…
出典:twitter
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
ココがポイント
- いよいよ今夜村田vsバトラー戦。オッズは村田優位
- 勝てば次戦には来春、東京での夢のゴロフキン戦浮上か?
- 「2人でファイトマネー100億円規模」の仰天予想も
村田選手にとって、ゴロフキン戦はアマ時代からの夢だったといえます。プロ転向直後、海外のGGGのジムに出向き合同練習やスパーリングも行った間柄。ゴロフキン選手は大変な紳士・人格者としても知られ、「似たタイプ」でもあるためか、アスリートとしての姿に非常に感銘を受けたといわれます。
米メディアでは、GGG次戦はデレビャンチェンコ再戦、アンドラーデ戦などが挙げられており、どうなるかは不透明ですが、何よりまずは今夜村田選手が世界に大きくアピールして、GGGの関心を引くことが重要となるでしょう。
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