陸上競技

箱根駅伝の学連選抜の選考基準とは?過去の記録も調べてみた

正月三が日の風物詩、第96回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)まであと2週間あまり。今回も晴れの代表20校+1チームの熱い戦いが期待されます。

ん?「+1チーム」って? これは、各大学の選手が個人で加わるオープン参加の関東学生連合(学連選抜)チームのことです。

近年参加が恒例になっている箱根駅伝・学連選抜の選考基準とは?今回の顔ぶれや過去の記録も調べてみました。

主催の関東学生陸上競技連盟(関東学連)選抜だから「学連選抜」と呼ばれてたけど、今は名称が「学生連合」に変更されてるよ!

箱根駅伝の学連選抜の選考基準とは?

箱根駅伝に出場資格がある大学は、①前回大会で総合10位以内のシード校②直前の秋の予選会で10位以内に入った大学―の計20校です。

このほかに、①②の正式な出場権が得られなかった大学の選手にも、なるべく多く出場機会を与えようと設けられているのが「関東学生連合(学連選抜)」チーム。

79回大会(03年)で創設されて以降、順位にカウントされないオープン参加や正式参加、不参加の年などさまざまな変遷を経ながら現在も続いています。

この「学連選抜」の主な選考基準は次のようになっています。

・出場権を逃した大学のうち、予選会の個人成績上位16人をエントリーする(本選出走はこのうち10人)。

【エントリーの主な条件】

1校1人
②過去の本選出走回数が1回を超えない選手が対象
③外国人留学生は選出しない
④予選会に不出場の選手は選出しない
⑤チーム、個人とも成績は記録されるが順位は付かない

ちなみに96回大会の関東学生連合チームの主な顔ぶれは以下の通りです。

主将・阿部飛雄馬(東大4年)、上土井雅大(亜細亜大4年)、山口武(東京農大3年)、吉里駿(駿河台大3年)、外山結(育英大2年)……など。

箱根駅伝公式サイトより

なおチームスタッフは予選会落選上位校から選ぶのが通例。今回も監督は11位麗澤大・山川監督、コーチは12位駿河台大・徳本監督、13位上武大・近藤監督だよ

学連選抜の過去の記録は?

箱根駅伝の特色の一つともいえる「関東学生連合チーム(学連選抜)」。「寄せ集め集団」とか「記念参加」のように思われるかもしれませんが、いえいえ決してそうではありません。

大学としては選に漏れたものの個人では上位に食い込むような優秀な選手も多く、過去にはシード校を凌ぐ驚くような成績を残した大会もあります。学連選抜の過去の記録一覧は以下の通りです。

区間関東学連選手5000m

or10000m
ハーフ

最高記録
01区吉里 駿(3)

駿河台大
28:54.021:04:23
02区山口 武(3)

東京農業大
28:51.491:03:59
03区大石 亮(3)

専修大
30:36.521:05:23
04区上土井 雅大(4)

亜細亜大
28:45.711:03:34
05区外山 結(2)

育英大
29:58.891:05:12
06区舩田 圭吾(2)

武蔵野学院大
29:28.221:05:18
07区森 陽向(3)

東京経済大
29:59.261:05:59
08区吉井 龍太郎(3)

大東文化大
29:30.281:05:02
09区渡邊 晶紀(2)

山梨学院大
29:37.851:05:30
10区阿部 飛雄馬(4)

東京大
30:24.181:05:11
補欠武田 貫誠(4)

上武大
29:54.321:05:08
補欠宮田 僚(4)

麗澤大
29:20.721:04:32
補欠菅原 伊織(3)

城西大
29:16.501:05:27
補欠山田 直樹(3)

日本薬科大
30:14.361:05:50
補欠司代 隼(2)

慶應義塾大
30:28.811:05:50
補欠竹上 世那(2)

流通経済大
29:53.131:05:32

過去最高成績は84回(08年)の総合4位。駒大、早大、中央学院大に次ぎ、山梨学院、中大などの強豪を制しての堂々たる結果でした。

この時の学連選抜を率いたのが、94回まで4連覇を成し遂げた青学大の名将・原晋監督。この年は、もともとエントリー16人の10000m平均タイムでは全大学中8位、過去の本選出走者が6人もいるという「学連過去最強」チーム

資質十分なことに加え、原監督が徹底した話し合いで全員の目標設定を「総合3位」に定め、一丸結束させたことでこの好結果を生んだといわれます。

翌85回大会も復路3位の凄さ!この2年とも学連の好成績で予選会出場枠が1校増えたんだよねww

箱根駅伝の学連選抜へのみんなの反応

みんなの感想

阿部君、学生ランナーが憧れる新春の大舞台に「歴史をつくりたい」と東大からの出場を目指し、最終学年でつかんだチャンス

ネットの反応

今回は明確に選考レースを行わないらしく予想が難しいが、1区吉里、2区山口、3区上土井、って感じか

みんなの感想

繋がれた”襷”(近藤秀一)「東大で箱根駅伝」という挑戦が可能になった裏話。関東学生連合に興味ある方はぜひ

ネットの反応

贔屓チームが予選落ちしたから学連で走る姿を観たい。あと個人的には02年法大で走ったあの徳本が学連コーチで箱根に帰ってきたのかぁとしみじみ!

みんなの感想

昔、箱根出場校一覧を見ながら「関東連合大学ってカッコいい名前だね」とつぶやく次女を連れて沿道に立ちWの小旗を振るのが楽しみだった…

出典:YouTube

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

ココがポイント

  • 予選会落選校中上位16人が選ばれる箱根駅伝・学連選抜
  • 過去にはあの名将原監督のもと総合4位の好成績も
  • 今回も東大・阿部ら強豪多く10位相当以上を狙う

96回大会に臨む関東学生連合チームも、エントリー16人の中にはハーフマラソンのベスト1時間3分台が2人、予選会17位の山口、32位の吉里選手ら強いランナーが多く、チームは「総合10位(相当)以内」を目標に掲げています。

満場一致で主将に任命された阿部選手は、前回1区を走った近藤選手に続いての東大ランナー。予選会(64位)でも昨年から大きくタイムを上げており「東大生でもやるな、というところを見せたい」と意欲的。

また2年生ですが予選65位と好タイムだった外山選手が本選に出れば、開学わずか2年目にして育英大初の出場となり、こちらも注目されそうです。

襷の色は白地に赤の関東学連ロゴ「KGRR」。ユニフォームは自分の大学のだから一人一人違ってて、これも見どころの一つなのよね!

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