ATPワールドツアーファイナルが近づいてきました。
その年の最強のテニスプレーヤーを決定するファンとしても楽しみな大会ですが、
何より選手はここへの出場をかけて1年がんばっています。
詳しい仕組みや出場条件がよく分からないという人も多いかと思います。
そこで今回は、ATPワールドツアーファイナルの仕組みや出場条件、今年の出場者などをまとめていきたいと思います!
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ATPワールドツアーファイナルとは?仕組みは?
ATPワールドツアーファイナルは、ATPワールドツアーの年間最終戦です。
1シーズン通してのランキングやポイントなどによりシングルス8名、ダブルス8組が選出され、年間王者を決定します。
大会はグループA、Bに4名(組)に振り分け「ラウンドロビン」と呼ばれる予選を総当たりで行い、各グループの上位2名、2組が準決勝に進出できるという仕組みです。
試合は3セットマッチで行われ、サーフェスはハードコートになります。
よく勘違いされるのは、現在のATPランキングとの違いです。
「あれ?ランキング上位8名を選べばいいのでは?」
と思うかもしれませんが、ATPランキングは例えば、今日11月4日ですので、2016年の11月5日~2017年の11月4日のポイントが反映されています。
しかし、今回のATPワールドツアーに出場するのは2017年1月1日からのポイントランキングとなります。
それは上記のものとは別で直前まで分かりません。
「ATPランキングレース」という名前でしばしば報道されますね。
出場条件は?
ATPワールドツアーファイナルの出場資格は、1月からの年間レースランキングを元に上位8名に与えられます。
その際、9位~20位の中にグランドスラム優勝者がいた場合は8位の選手に代わって出場資格が与えられます。
大会期間中に出場選手が棄権した場合、9位~20位の上位2名が補欠として出場することができます。
要するに、レースランキング上位8名に出場資格が与えられ、グランドスラム優勝者は8位の枠に割って入れるということですね。
ポイントはどうなる?
ATPワールドツアーファイナルは特殊な大会のため、ポイントは獲得できないのかと思われがちですが、実はきちんとポイントも獲得することができます。
ラウンドロビン1勝ごとに200ポイント、準決勝勝利で400ポイント、優勝で500ポイントを獲得できます。
全勝優勝した場合、ラウンドロビン3勝で600ポイント+準決勝勝利400ポイント+決勝勝利+500ポイントで合計1500ポイントを獲得することができるのです。
錦織選手の最高成績
ツアーファイナル出場になるとこんなかっこいい入場となります!ボクシングかいっ!
このATPワールドツアーファイナルには、錦織圭選手も出場したことがあります。
2014年~2016年の3度出場し、最高成績は2014年と2016年の準決勝進出です。
どちらも準決勝敗退で決勝進出はできていませんが、ランキングトップレベルの選手が集う大会での準決勝進出は素晴らしいことです。今年は怪我の影響で出場できないのが残念ですが、来シーズンは再びATPワールドツアーファイナルの舞台に戻ってきてほしいですね。
今年の出場者
今年の出場者で現在決定しているのは以下の6名になります。*括弧の中はレースポイント
ラファエル・ナダル(10465)
ロジャー・フェデラー(9005)
アレクサンダー・ズべレフ(4400)
ドミニク・ティエム(3725)
マリン・チリッチ(3625)
グリゴール・ディミトロフ(3560)
ナダルとフェデラーは今年すさまじい活躍を見せ、グランドスラムをそれぞれ2つずつ制しています。
レースランキングでも圧倒的です。
残る7位、8位やゴフィン、カレノブスタ、イズナー、ソックらが争っている状況です。
つぶらな目が好きなデルポトロにも可能性があったのですが、パリバでイズナーに敗れランキング10位には入ったのですがファイナル出場にはなりませんでした。
いったい誰が出場権を勝ち取るのか楽しみです。
個人的に今回のみどころは「若手のズベレフがどう絡むか?」というところです。
今回マスターズ優勝し、次世代王者と言われているズベレフ若干20歳。彼が圧倒的な存在を放つのか、それともチリッチとかに負けて、まだまだだな...と思われる戦いをするか?その変が気になるところであります。
2018年ズベレフがどこまでくるか?錦織選手の大きな壁となるか?そのへんが個人的には気になります。
あと、ナダルが出場しなかったらちょっと寂しいですね。
ネットの反応まとめ
パリMSベスト4、面白い面々になったな。ツアーファイナル出場のためには優勝が必須となるイズナーとソック、予選勝者ながらここまで勝ち上がる快進撃を見せ、優勝をも虎視眈眈と狙うクライノビッチ、「最後のパリMS」発言から引退すると見られているベネトー。誰が優勝してもドラマティック。
— らぐ (@Rag0421) November 4, 2017
そしてここまでツアーファイナルの出場者決まるのもつれるのもなかなか珍しい。
個人的にはソックに頑張って欲しい。— Ryosuke.K (@luxooooood) November 4, 2017
ソックのツアーファイナル出場がかかるベルシー準決勝。ソックがベネトー相手に敗退するとカレーニョ・ブスタの出場が決まるんだが、、、ブスタ、ソックのどっちがきても納得感がまるでない。
— hirokiistenniskozo (@Johnny0825) November 4, 2017
棄権したナダルの会見映像。ツアーファイナルについて具体的にはこういう発言だったのか。これは出場しない(出来ない)可能性も充分あるな…
— Ami@tw (@amitw_zyx) November 4, 2017
テニスのパリ・マスターズ、
デルポトロさん敗退で、ツアーファイナル出場ならず…。
ゴーちゃんは出場確定したので良かったけれど、
もう1枠はデルポトロさん希望だったので、悲しい。— Mayu Sugiura (@mayumayu0829) November 4, 2017
ツアーファイナル確定メンバー
ナダル:膝の怪我
フェデラー:腰の怪我
ズベレフ:体調不良、疲労
ティーム:不振、疲労
チリッチ:良好
ディミトロフ:良好
ゴファン:膝の怪我普通に戦えそうなメンバーが2人しかいないんですけど…
— モリヤ (@introducer41) November 4, 2017
世界ランク10位のD.ゴフィンがベルギー人として初のATPツアーファイナルの出場権を獲得。最後の1枠をP.カレーニョ.ブスタ、J.イズナー、J.ソックの3人で争っています。イズナー、ソックはパリ・マスターズでの優勝が条件。その他の場合はカレーニョ.ブスタが最後の1枠を手にします。 pic.twitter.com/trOQPqDlUB
— ATP WorldTour (@keiischampion) 2017年11月4日
まとめ
ATPワールドツアーファイナルは1年間を通した成績上位8名による年間最終戦です。
大会の仕組みがわかると、より楽しんで観戦できるかと思います。
シーズン最後の大一番なので、演出も素晴らしいです!
まずツアーファイナル8人での集合写真が最高です。
私は2014年のが大好きです。
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皆いい顔しているし、この中に錦織選手が当たり前にいることが凄すぎますね。
入場、トロフィー時の演出も凝っているんですよ。
去年はマレー優勝。その時は紙吹雪が舞いました。これ光の調整も最高なんですよ。
スポナビライブで見ることが出来ますので、演出も楽しみながら
選手同士の対戦を楽しむのが良いと思います。
今年、ナダルが出るのか心配ですが、フェデラー見れるので問題ないです。
楽しみですね!