大みそかのWBO世界スーパーフライ級王座戦で田中恒成にTKO勝利し、2度目の防衛を果たした唯一の4階級制覇王者・井岡一翔(31)の試合中のタトゥーの露出が問題になっています。
井岡一翔がタトゥーを入れた意味・理由は何なんでしょう。
アメリカの哲学者エマーソンの名言との話もあります。出所と意味を調べてみました。
また、タトゥーを入れた理由については、本人のインタビューから探ってみましょう。

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井岡一翔がタトゥーをした意味・理由は?いつから?
井岡一翔がタトゥーをした意味・理由を過去に遡って見てゆきましょう。
井岡一翔の私生活を含めたこれまで
年 | できごと |
---|---|
2009年 | プロデビュー |
2011年 | WBC世界ミニマム級王座獲得と2度の防衛 |
2012年 | WBA世界ミニマム級王座獲得 |
WBA世界ライトフライ級王座獲得(2階級制覇) | |
2013年 | WBA世界ライトフライ級王座3度防衛 |
2014年 | フライ級転向 |
2015年 | WBA世界フライ級王座獲得(3階制覇)その後5度の防衛 |
2017年 | 5月歌手・谷村奈南と結婚 |
12月30日引退 | |
2018年 | 9月8日現役復帰 |
11月離婚 | |
2019年 | 6月19日WBO世界スーパーフライ級王座獲得(4階制覇) |
6月26日再婚、8月男児誕生。 | |
12月31日初防衛に成功。 | |
2020年 | 田中恒成にTKOで2度目の王座防衛 |
井岡一翔は2018年9月に日本ボクシングコミッション(JBC)のルールに縛られない米国のリングでマックウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ)と1年5か月ぶりの復帰戦を戦う際に、決意と覚悟を示す証として、タトゥーを入れ始めました。
その意図を「復帰のきっかけ、本気でやる、これをしたら逃げられないという決意表明と、入れても後悔しないという思いで入れた。」と本人が公開したYoutubeで語っています。
日本では、2019年6月に復帰戦前の公開練習にて左腕のタトゥーを初公開しました。
そして今回の試合では、家族と共に戦う意味も込めて2019年8月に生まれた長男の名前も左脇腹入れてありました。
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JBCのルールで、「入れ墨など観客に不快の念を与える風体の者」は、「・・試合に出場することができない」とタトゥーのある者の試合出場を禁じています。
ただ、ファンデーションやパウダーなどで「入れ墨」「タトゥー」を隠す措置をした場合には試合出場が認められることになっていて、実際、井岡一翔も2019年の大晦日のジェイビエール・シントロン(プエルトリコ)との防衛戦では、きっちりとタトゥーを隠していて問題にはなっていませんでした。
今回試合途中で、あまりにはっきりと、タトゥーがTV放映画面に映し出されたため、批判が殺到したことから、JBCは何らかの形での処分を検討しています。
JBCは試合前に「タトゥー」を隠す措置は取っており意図的ではなかったと見ているようですが、井岡一翔のYoutubeの次のような発言からは、タトゥーをして試合に臨むことについて、明確な考えを持っているようです。
・日本の世界王者で(タトゥーを)入れてる人はいないと思うが世界では入れている
・(タトゥーで)就職できなかったり、表舞台に立てないというのは日本と世界のギャップがある
・海外の選手が日本のジムに所属して(タトゥーを入れて)日本で戦うのは可能なのに、日本人ではダメなのも一貫性がない
・人はパフォーマンスを見に来ている。和彫、洋彫などタトゥの細かいことはどうでもいいこと
深読みすれば、日本人の世界チャンピオンとして、注目される大晦日の試合で、薄いファンデーションを使って試合中に汗で現れるようにした確信犯ではとも考えられます。
あえて、やって問題提起をしたともいえます。
でも勝てる自信がないととてもできませんね。

井岡一翔のタトゥーは何を書いてある?その意味は?
井岡の左腕のタトゥーには、次の文章が彫られています。
Thought is the blossom
language is the bud
Action the fruit behind it.
思いは花であり、
言葉は芽であり、
行動はその後に実をつける。
もう少し意訳しますと、
「何かを思うことがものごとの始まりであり、
言葉にすることで、実際にものごとが進み、
それが後に行動として実を結ぶ。」
これは、数々の名言を残した哲学者で詩人のRalph Waldo Emerson(ラルフ・ウォルド・エマーソン)の言葉です。
復帰の決意表明には、ぴったりの言葉のように思えます。
なお、この名言のポスターもあり、Amazonで販売されています。

井岡一翔のタトゥーに賛否!みんなの反応
みんなの反応
ルールでそう規定されてるんだから井岡は処分されて当然。
そしてその上で国内ボクシングの試合で入れ墨を入れることの是非をこれから議論してルールを変える努力をすればいい。
ネットの感想
日本って保守的なところも多いから、こういった強硬手段にでも出なければ、いつまで経っても変わらないどころか、議論すら始まらないこともあると思う。
みんなの反応
ルールでダメなら駄目、納得出来ない事はあるかもしれないけど、事前にルールを変更出来ないのであれば納得出来なくても守らなければならない。
ネットの感想
チャンピオンになる事自体大変なことですが、むしろチャンピオンと呼ばれるにふさわしい人物であるかどうかのほうが大切なのでは? 折角良い試合をしたのですから、みんなから尊敬されるチャンピオンでないともったいないです。
みんなの反応
ルールとかタトゥーへの嫌悪感以前に世間の注目度と、視聴率を狙って、井岡と田中に闘わせたわけだ。
それで、後出しじゃんけんのように、実はルールがある!それなら、リングに上げなければ良かった。
出典:ヤフコメ

まとめ
要約すると...
- 井岡一翔のタトゥーの内容はエマーソンの名言で、現役復帰戦での決意と覚悟を表したもの
- 最速で3階級を制覇後、引退し、現役復帰の際、今後の決意を表明するために、自身の気持ちを入れたタトゥーを彫った
- いくら批判があっても、ルールはルールで守るべきだとの意見と、保守的な日本では、ルール変更を議論にのせるために、これくらいの強硬手段が必要かもとの声も
一度彫ったタトゥーは簡単には消せません。試合後の井岡一翔のコメントはまだないようですが、現状を変えようとする大坂なおみの強い意志に通じるものがあるのかもしれません。
場合によっては意思を貫いて、日本ではもう試合をやらないと宣言することもあり得ます。
今後の動向が注目されます。

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