現地時間10日、米オンタリオで、実にプロボクシング41戦無敗という若きメキシコの「未完強豪」ハイメ・ムンギア選手が、セルゲイ・デレイビャンチェンコ選手(ウクライナ)とミドル級ノンタイトル戦を行います。
無敗街道ばく進中のハイメ・ムンギア選手の戦績や強さとは?こんなに強いのに中々世界戦ができないのはなぜ?逃げられるのか逃げてるのか。ムンギア選手の最新状況をまとめました。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)
◆ボクシング◆ 2024年12月24日(火) 井上 尚弥 vs サム・グッドマン 他 他開催場所:有明アリーナ |
新クイーンカジノなら スポーツベットはもちろん、ライブカジノや、 パチンコ実機・パチスロ実機も楽しめる。 \場所や時間を選ばず楽しめる/ パチンコ一覧:CR牙狼FINAL・CR真・花の慶次・CRキャプテン翼・CRルパン三世・CR真・北斗の拳 ※(新)クイーンカジノの登録は簡単ですが、登録の方法の詳細を知りたい方は"チェリカジ"さんの(新)クイーンカジノの登録方法 や 入金不要ボーナスの貰い方 やパチンコ機種一覧、とパチスロ機種一覧を参考にして下さいね。 |
ハイメ・ムンギアの戦績
元WBO世界スーパーウェルター級王者で、5度の防衛を続けたハイメ・ムンギア選手。20年からミドル級に一つ上げて二階級制覇を目指しているメキシコ中重量級のスターボクサー。母国ではあのカネロ・アルバレス、ヒルベルト・ラミレス選手と並び、中重量級世界王者として高い人気を誇ります。
その圧巻の戦績や強さを見ていきましょう。
https://twitter.com/GoldenBoyBoxing/status/1653830933068533760
プロフィール
ハイメ・ムンギア選手のプロフィールは以下の通りです。
項目 | 情報 |
---|---|
本名 | ハイメ・アーロン・ムンギア・エスコベド |
出身 | メキシコ |
誕生日・年齢 | 1996年10月6日(26歳) |
身長 | 183cm |
プロ戦績 | 41戦全勝(33KO) |
デビュー | 2013年 |
経験階級 | スーパーウェルター、ミドル |
タイプ | オードソックス |
KO率 | 80.49% |
戦績
ハイメ・ムンギア選手の戦績は41勝(33KO)無敗です。一覧は以下の通り。
戦 | 日付 | 勝敗 | 内容 | 相手 | 国籍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2013年7月13日 | 勝利 | 2R TKO | マヌエル・モーラ | メキシコ | プロデビュー戦 |
2 | 2013年8月23日 | 勝利 | 2R TKO | ルイス・コントレラス | メキシコ | |
3 | 2013年10月26日 | 勝利 | 4R 終了 TKO | ベンジャミン・ウリアス | メキシコ | |
4 | 2013年11月22日 | 勝利 | 1R TKO | アブラハム・マルケス | メキシコ | |
5 | 2014年1月11日 | 勝利 | 2R TKO | ファン・ベラスケス | メキシコ | |
6 | 2014年2月28日 | 勝利 | 2R TKO | ゲラルド・メンドーサ | メキシコ | |
7 | 2014年6月27日 | 勝利 | 4R 判定3-0 | ホセ・アルテアガ | メキシコ | |
8 | 2014年9月20日 | 勝利 | 4R 判定3-0 | ホセ・マリア・バルデス | メキシコ | |
9 | 2015年1月10日 | 勝利 | 6R 判定3-0 | アラン・ザバラ | メキシコ | |
10 | 2015年3月14日 | 勝利 | 4R KO | フリオ・ナリオ | メキシコ | |
11 | 2015年7月10日 | 勝利 | 2R TKO | ホセ・マリア・バルデス | メキシコ | |
12 | 2015年12月5日 | 勝利 | 6R TKO | ガブリエル・アグラモン | メキシコ | |
13 | 2016年1月23日 | 勝利 | 1R TKO | フランク・ヴェルズズコ | メキシコ | |
14 | 2016年4月30日 | 勝利 | 5R TKO | エリオット・カノ | メキシコ | |
15 | 2016年6月18日 | 勝利 | 2R TKO | セス・カリーロ | メキシコ | |
16 | 2016年7月30日 | 勝利 | 2R KO | オスカル・モーラ | メキシコ | |
17 | 2016年8月13日 | 勝利 | 3R KO | ラミロ・アルカラズ | メキシコ | |
18 | 2016年10月22日 | 勝利 | 1R TKO | アルフレド・チャベス | メキシコ | |
19 | 2016年12月10日 | 勝利 | 5R TKO | アルバロ・ロペス | メキシコ | |
20 | 2017年2月4日 | 勝利 | 2R 2:58 TKO | ファン・マシアス・モンティエル | メキシコ | |
21 | 2017年3月24日 | 勝利 | 1R TKO | ホルヘ・ファレス | メキシコ | |
22 | 2017年4月1日 | 勝利 | 2R 終了 TKO | ガブリエル・アグラモン | メキシコ | |
23 | 2017年4月29日 | 勝利 | 10R 判定3-0 | ジョニー・ナバレッテ | メキシコ | |
24 | 2017年7月1日 | 勝利 | 3R 1:58 KO | ミゲル・アンヘル・ロペス | メキシコ | |
25 | 2017年9月2日 | 勝利 | 2R KO | ウリエル・ゴンサレス | メキシコ | |
26 | 2017年12月9日 | 勝利 | 2R 1:29 TKO | パウル・バレンズエラ・ジュニア | メキシコ | |
27 | 2018年2月10日 | 勝利 | 3R 2:59 KO | ホセ・カルロス・パス | アルゼンチン | WBCラテンアメリカスーパーウェルター級王座決定戦 |
28 | 2018年3月17日 | 勝利 | 3R 2:08 KO | ジョニー・ナバレッテ | メキシコ | |
29 | 2018年5月12日 | 勝利 | 4R 1:02 TKO | サダム・アリ | アメリカ | WBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチ |
30 | 2018年7月21日 | 勝利 | 12R 判定3-0 | リアム・スミス | イギリス | WBO防衛1 |
31 | 2018年9月15日 | 勝利 | 3R 1:03 TKO | ブランドン・クック | カナダ | WBO防衛2 |
32 | 2019年1月26日 | 勝利 | 12R 判定3-0 | 井上岳志 | 日本 | WBO防衛3 |
33 | 2019年4月13日 | 勝利 | 12R 判定2-0 | デニス・ホーガン | アイルランド | WBO防衛4 |
34 | 2019年9月14日 | 勝利 | 4R 2:18 KO | パトリック・アロティ | ガーナ | WBO防衛5 |
35 | 2020年1月11日 | 勝利 | 11R 2:17 TKO | ゲイリー・オサリバン | アイルランド | |
36 | 2020年10月30日 | 勝利 | 6R 終了 TKO | トゥレアノ・ジョンソン | バハマ | WBOインターコンチネンタルミドル級王座決定戦 |
37 | 2021年6月19日 | 勝利 | 6R 終了 TKO | カミル・シェルメタ | ポーランド | WBOインターコンチネンタル防衛1 |
38 | 2021年11月13日 | 勝利 | 12R 判定3-0 | ガブリエル・ロサド | アメリカ | WBOインターコンチネンタル防衛2 |
39 | 2022年2月19日 | 勝利 | 3R 1:48 TKO | ディミトリアス・バラード | アメリカ | WBOインターコンチネンタル防衛3 |
40 | 2022年6月11日 | 勝利 | 5R 2:57 KO | ジミー・ケリー | アイルランド | |
41 | 2022年11月19日 | 勝利 | 3R 2:39 KO | ゴンザロ・ガストン・コリア | アルゼンチン |
ハイメ・ムンギアの強さ【動画あり】
メキシカンボクサーは「試合がめちゃめちゃ多い」のが一つの特徴ではありますが、ハイメ・ムンギア選手も例外にあらず。26歳の若さにして既に戦績41戦、しかも負けなしです。
ムンギア選手の強さは、その卓越したフィジカルを十二分に生かしたパワーボクシングにあります。とにかく前進して相手を押し込み、左右フックを体ごと叩きつけるような剛腕スタイル。
ガードの上からでも相手を倒すほどの威力があり、逆に防御は粗いものの被弾も構わず突進。まともに受けると到底耐えきれない、迫力あるボディブローも武器です。
ではその強さを示す試合動画をいくつかご紹介しましょう。
↓21年、vsロサド戦
↓22年、vsケリー戦
↓22年、vsコリア戦
なぜムンギアは逃げられる?いや逃げてる?
猛烈に強いメキシコ中重量級のニュースター、ハイメ・ムンギア選手。ただ減量苦からミドル級に上がって3年になりますが、いまだ世界挑戦ができていません。
何度かチャンスはありました。昨年、現WBC王者ジャモール・チャーロ選手(米)への挑戦が内定したもののなぜかお流れ。WBOが、現王者ジャニベク・アリムハヌリ選手(カザフスタン)との指名戦を指令した時も、交渉は不成立でした。以前には、現WBC暫定王者アダメス選手との対戦も噂されながら破談になったそうです。
なぜ世界戦できないのか。海外メディアでは「ムンギアが逃げている」「相手が避けている」の両説があるようです。ムンギア陣営は度々〝ミドル級レジェンド〟ゴロフキン選手との対戦を熱望。しかしゴロフキン選手は今年、それまで持っていたIBF・WBAの2王座を返上したため、実現見込みは消えました。
海外メディアでは「無敗で複数階級制覇の価値を高めたいGBPが、ビッグマネーを求めて選り好みしている」「若いから、王者が引退するのを待っている?」「王者側が、負けるのを恐れ逃げている」などさまざま臆測が流れています。
ただようやく今回半年ぶりに、かつてゴロフキン選手らと激闘した実力者・デレイビャンチェンコ戦が実現。「世界前哨戦」としてムンギア選手が鮮やかな勝利を見せられるか注目されます。
ハイメ・ムンギア最新の海外評価まとめ
出典:https://www.youtube.com/watch?v=QGTCLaQHC1o
まとめ
要約しますと
- 現地10日、米でミドル級世界前哨戦「ハイメ・ムンギアvsセルゲイ・デレイビャンチェンコ」
- メキシコの若き元Sウェルター王者ムンギア。実に41戦無敗、大柄でハイパワーの剛腕スター
- ミドルでは世界戦が何度も浮上してはお流れ。GBPが選り好み?負けるの嫌で双方逃げてる?