プロボクシング・スーパーバンタム級の大一番「WBC&WBO世界同級2団体統一王者・フルトン vs 元世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥」がまもなくですが、その勝者と、元世界3階級制覇王者ジョンリル・カシメロ選手が対戦を熱望しているようです。
Sバンタムで4階級制覇を目指すカシメロ選手の戦績や強さとは?果たして井上尚弥戦は実現するのか。試合動画も交えながらその実像に迫ってみました。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)
◆ボクシング◆ 2025年1月24日(金) 井上 尚弥 vs キム・イェジョン 他 他開催場所:有明アリーナ |
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ジョンリル・カシメロの戦績
今年5月。ジョンリル・カシメロ選手は久々に母国フィリピンのリングに登場、WBOグローバル・スーパーバンタム級王者のフィリップス・ンギーチュバ選手(ナミビア)に判定勝ちを収めて王座を奪取しました。
既に3階級で世界王者となった母国では有名なチャンピオン・カシメロ選手。いよいよ次戦で4階級目の世界タイトル戦が組まれるのか注目されます。では彼の戦績や強さを見ていきましょう。
プロフィール
ジョンリル・カシメロ選手のプロフィールは以下の通りです。
項目 | 情報 |
---|---|
本名 | ジョンリル・リポンテ・カシメロ(John Riel Reponte Casimero) |
通称 | Quadro Alas |
出身 | フィリピン |
誕生日・年齢 | 1989年2月13日(34歳) |
身長 | 163cm |
リーチ | 163cm |
アマ戦績 | なし |
プロ戦績 | 33勝(22KO)4敗 |
デビュー | 2007年 |
経験階級 | ライトフライ、フライ、バンタム、スーパーバンタム級 |
タイプ | オーソドックス |
KO率 | 59.46% |
主要タイトル | WBO世界ライトフライ級暫定王座(防衛0度) IBF世界ライトフライ級暫定王座(防衛0度=正規王座に認定) IBF世界ライトフライ級王座(防衛3度) IBF世界フライ級王座(防衛1度) WBO世界バンタム級暫定王座(防衛2=正規王座に認定) WBO世界バンタム級王座(防衛2=剥奪) WBOグローバルスーパーバンタム級王座 |
戦績
ジョンリル・カシメロ選手の戦績は33勝(22KO)4敗です。直近20試合の一覧は以下の通り。
戦 | 日付 | 勝敗 | ラウンド・時間 | 結果 | 対戦相手 | 国籍 | 内容 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
17 | 2011年10月5日 | ☆ | 1R | TKO | ロエマルト・センティジャス | フィリピン | |
18 | 2012年2月10日 | ☆ | 10R 1:09 | TKO | ルイス・アルベルト・ラサルテ | アルゼンチン | IBF世界ライトフライ級暫定王座決定戦→正規王座認定 |
19 | 2012年8月4日 | ☆ | 12R | 判定2-1 | ペドロ・ゲバラ | メキシコ | IBF防衛1 |
20 | 2013年3月6日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | ルイス・アルベルト・リオス | パナマ | IBF防衛2 |
21 | 2013年10月26日 | ☆ | 11R 1:34 | TKO | フェリペ・サルゲロ | メキシコ | IBF防衛3 |
22 | 2014年5月3日 | ☆ | 1R 2:59 | KO | マウリシオ・フェンテス | コロンビア | 体重超過により王座剥奪 |
23 | 2014年12月13日 | ☆ | 2R 0:24 | TKO | アルマンド・サントス | メキシコ | IBF世界フライ級王座挑戦者決定戦 |
24 | 2015年6月27日 | ★ | 12R | 判定0-3 | アムナット・ルエンロン | タイ | IBF世界フライ級タイトルマッチ |
25 | 2016年5月25日 | ☆ | 4R 2:10 | KO | アムナット・ルエンロン | タイ | IBF世界フライ級タイトルマッチ |
26 | 2016年9月10日 | ☆ | 10R 0:57 | TKO | チャーリー・エドワーズ | イギリス | IBF防衛1 |
27 | 2017年6月25日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | ジェッカー・ブハウェ | フィリピン | |
28 | 2017年9月16日 | ★ | 12R | 判定0-3 | ジョナス・スルタン | フィリピン | IBF世界スーパーフライ級王座挑戦者決定戦 |
29 | 2018年7月21日 | ☆ | 2R 1:41 | TKO | ホセ・ペチ | メキシコ | |
30 | 2019年2月16日 | ☆ | 6R 0:47 | TKO | 山下賢哉(古口) | 日本 | |
31 | 2019年4月20日 | ☆ | 12R 0:44 | KO | リカルド・エスピノサ | メキシコ | WBO世界バンタム級暫定王座決定戦 |
32 | 2019年8月24日 | ☆ | 10R 2:23 | KO | セサール・ラミレス | メキシコ | WBO防衛1 |
33 | 2019年11月30日 | ☆ | 3R 2:14 | TKO | ゾラニ・テテ | 南アフリカ | WBO世界バンタム級王座統一戦 WBO防衛2 |
34 | 2020年9月26日 | ☆ | 3R 0:54 | TKO | デューク・ミカー | ガーナ | WBO防衛3 |
35 | 2021年8月14日 | ☆ | 12R | 判定2-1 | ギレルモ・リゴンドウ | キューバ | WBO防衛4 |
36 | 2022年12月3日 | ☆ | 2R 2:25 | KO | 赤穂亮(横浜光) | 日本 | |
37 | 2023年5月13日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | フィリップス・ンギーチュバ | ナミビア | WBOグローバルスーパーバンタム級タイトルマッチ |
ジョンリル・カシメロの強さ
戦績が非常に豊富で敵地だろうと構わずリングに立つタフガイのジョンリル・カシメロ選手。10代の頃プロデビューし、わずか2年半でWBOの世界ライトフライ級暫定王者となります。
その後王座陥落や階級上げなどを繰り返してキャリアアップ。16年に2度目の挑戦でルエンロン選手(タイ)にKO勝ちしフライ級世界王者に。スーパーフライ級の世界戦には敗れますが、さらに1階級上げて19年、当時「バンタム級最強」といわれたWBOのテテ王者(南ア)を圧倒。3RTKOに下し3階級制覇を成し遂げたことで、一気にその強さと名声が世界に広がりました。
小柄でリーチも短いものの、好戦的で豪快に左右の強打を振り回すパワフルなファイトスタイル。最近ではフィジカルで勝る赤穂選手を2Rで叩きのめす一方、試合巧者リゴンドウ選手相手にフルラウンドで勝ちきるなどスタミナも十分です。
不祥事多くすっかり〝ヒール感〟定着
ただこの人の大問題はリング上での〝不祥事〟が絶えないことです。軽い階級時代には減量に苦しみ、14年には試合前計量で体重超過となりライトフライ級王座を剥奪されました。
さらにWBOバンタム級王者時代の21年には、同郷の英雄ドネア選手との世界戦が予定されながら、ドーピング問題で対立したり、カシメロ選手の悪態をドネア側が問題視して直前にキャンセル。
同年予定されたバトラー戦前にも、カシメロ選手が病気を理由に計量を欠席するなどしたため結局中止に。不祥事連発を重く見たWBOが王座を剥奪する事態に発展しました。
スーパーバンタム級に上がった今は一応「品行方正」なようですが、果たして自身が求めるように世界戦などのビッグマッチが実現するのかどうか。実績や話題性は十分なだけに、Sバンタム王座戦線で今後目が離せない一人にはなりそうです。
最後にカシメロ選手の試合動画をいくつかご覧ください。
↓vsリゴンドウ
↓vs赤穂
↓vsンギーチュバ
ジョンリル・カシメロの評価・反応まとめ
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/a364d162cd9bf085ef3ef8c991afe1822bbb2735/comments
まとめ
要約しますと
- 近づく「井上vsフルトン」。Sバンタムに上がったカシメロが勝者との対戦アピール
- 元世界3階級制覇王者のフィリピン強豪。小柄ながらテテ、リゴンドウら実力者下す
- ただ体重超過、試合ドタキャンなど不祥事連発。悪態も多くすっかりヒールの印象に