プロボクシングのスーパーライト級でかつて4団体世界王座を統一した、現WBO同級王者ジョシュ・テイラー選手のリング復帰がようやく決まったようです。
対戦相手はこちらもかつてライト級で3団体を統一したテオフィモ・ロペス選手です。今回はこの中量級注目マッチ「テイラーvsロペス」の概要や放送予定、勝敗予想をご紹介。二人にまつわる〝いわく話〟も探ってみました。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)

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ティオフィモ・ロペスvsジョシュ・テイラーのネット中継・放送視聴方法
元アンディスピューテッド王者と元3団体王者の戦いとなる「ジョシュ・テイラーvsテオフィモ・ロペス」の英米対決。勝敗や内容が注目されるとともに、色々「いわく付き」なマッチングでもあるこの1戦、放送予定や予想、その背景事情を順次見ていきましょう。

Josh Taylor and Teofimo Lopez have agreed to a deal for a 140-pound title fight on June 10 in New York on ESPN/ESPN+, sources told @MarkKriegel and me.
Undecided if fight will land at big room or Theater at MSG. https://t.co/oLKjIbNC8C
— Mike Coppinger (@MikeCoppinger) February 23, 2023
概要
◆WBO世界スーパーライト級タイトルマッチ「王者ジョシュ・テイラー(英) vs 同級1位・テオフィモ・ロペス(米)」
【日程】現地時間6月10日
【場所】米NYマディソン・スクエア・ガーデン
WOWOWかDAZNか
この試合は、全米ではESPNがTVとネット配信で中継するということです。ただまだ三か月以上先ということもあって、日本での放送媒体は未定のようです。
過去の海外ボクシング試合の放送事例から、恐らく衛星放送のWOWOWか、ネットスポーツチャンネルDAZNでのライブ中継・配信が期待されます。

ロペスvsテイラーの予想・オッズ
WOWOWかDAZNでのライブ放送を期待したいスーパーライト級のビッグマッチ「テイラーvsロペス」。簡単に二人をご紹介すると、英スコットランド出身、32歳のテイラー王者はトップアマからプロ入り、戦績は19勝(13KO)でいまだ無敗のサウスポーです。
ロペス選手は米NY出身で25歳の若さ。タイプはオーソドックス。やはり五輪に出場するなどアマでの活躍を経てプロとなり、戦績は18勝(13KO)1敗と似ています。

では海外ブックメーカーのオッズや試合予想はどうなのか、見てみましょう。
筆者予想
トップアマ出身・高い技術で共通する二人ですが、とりわけテイラー王者のテクニックは非常に優れていると専門誌では評価されています。
一口に言えば「打たれずに打つ華麗なボクシング」。自分の間合いから離れずに強打を激しく放てるスタイル。ガードが高く堅いため相手はパンチがなかなか当たらず、焦って踏み込むと強烈なカウンターを浴びます。大変速いハンドスピードも強みです。
ロペス選手もガードを高く上げて中間距離からワンツーを放つタイプ。パンチは硬質で、相手をワンツー、ボディで徐々に削っていくクレバーな攻め方が特徴です。ただ接近戦はあまり得意でないともされます。
リングマガジンのPFPではテイラー王者は8位、Sライト級ではリング王者の強さ。一方ロペス選手は同誌で階級10位です。ライト級から階級を上げて間もないロペス選手は、僅差判定勝ちした昨年末の前戦で、格下相手にダウンを喫するなどかなり苦戦しており、階級への順応に疑問符も。
後述するように、ケガなどもあって1年半近くのブランクとなるテイラー王者の試合勘や回復度合いが気になりますが、筆者としては「順当ならテイラー判定勝ち」と予想したいと思います。
オッズ
海外ブックメーカー「paddypower」「betfair」の予想オッズは、テイラー勝利1.66倍、ロペス勝利2.2倍となっています。
SNSの反応・予想

引用:https://twitter.com/kyatazawa/status/1629321302086651905

引用:https://twitter.com/KazuMoriiiii/status/1628934270525018113

引用:https://twitter.com/shun19851225/status/1626186560306831361

引用:https://twitter.com/taka19750516/status/1628152182217531394
なぜテイラーはカテラルと再戦しないのか?
一日本人ファンとしては放送が楽しみな「テイラーvsロペス」ですが、この試合、紆余曲折の末決まった〝いわくあり〟なマッチングでもあります。
華麗な強さでスーパーライト級の頂点に立ったテイラー王者。しかし、21年5月に4団体統一を成し遂げた後はどうも運気が〝下降線〟です。
その始まりが昨年2月、WBOの指名戦として行われた、世界上位ランカー、ジャック・カテラル選手との英国人同士防衛戦でした。この試合、テイラー王者は8回にダウンを奪われる大苦戦。辛うじて2-1の僅差判定でベルトを守ったものの、英国内で「カテラルが勝っていた」「疑惑判定」と物議を醸す大騒動に。
その後、テイラー選手は各団体からの指名試合をすべて拒否し、WBO以外の王座を次々と返上。当然のごとくカテラル選手とのWBO王座ダイレクトリマッチが行われる方向となったものの、テイラー選手の練習中のケガで度々延期されます。

今年3月に試合が再設定されましたが、またもテイラー王者が足をケガしたとして延期。とうとうWBOも痺れを切らしたのか、今回、ランキング1位のロペス戦に方向転換したという事情のようです。
これにはカテラル選手は「あいつら逃げただけだよ」とあきれ顔。というのも、ロペス選手もWBC王者プログレイス選手との試合が浮上したのに、トレーナーの父が「儲からないカード」として見送った説があるためです。
カテラル選手は最近、海外メディアの取材に「笑ったよ。プログレイスから逃げたロペスと、僕から逃げたテイラーなんてアヒルの試合みたい」と猛批判。
「なら僕はプログレイスに挑むかな。邪魔するものはない。僕もプログレイスも両方テイラーに負けたが、実際には勝っていたような内容だったし」と、「テイラーvsロペス」にはかなり軽蔑目線のようです…。

https://twitter.com/jack_catt93/status/1626579890366709763
まとめ
要約しますと
- 6・10、NYでWBOスーパーライト級世界タイトル戦「ジョシュ・テイラーvsテオフィモ・ロペス」
- WOWOWかDAZNでライブ放送期待。無敗の元4団体王者テイラー、約1年半ぶりにリング復帰へ
- カテラル再戦を度々延期、WBO痺れ切らしロペスへ方向転換。「逃げた」とカテラルあきれ顔