※この記事はプロモーション(広告)を含みます。

格闘技

K-1はなぜ衰退したのか?3つの理由

2021年も年末が近づきました。「年末」といえば、1990年代から格闘技のテレビ放送・大会開催などが定番。今年も恒例のRIZINが長時間放送される予定です。

ボクシング、キックボクシング、総合格闘技などさまざまなジャンルで人気を集める格闘技ですが、その中でいまひとつ冴えないのが「K-1」です。かつてバブル直後には高視聴率を叩き出したK-1は、今なぜ〝衰退〟したのか。3つの理由を探りました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)

古代の白兵戦や喧嘩が発祥の格闘技。やっぱ強い人って誰でも憧れるからなあー

 

◆ボクシング◆
2024年10月13日(日)・14日(月)
中谷潤人、井上拓真、田中恒成 他

注目の試合が多数

開催場所:有明アリーナ

野球・サッカー・ボクシングなど
今までにないスポーツの観戦が楽しめる‼

 

╲登録後もお得なプロモーションがいっぱい!/
スポーツベットのbeebet

BeeBetに登録する

※BeeBetの登録は簡単ですが、登録の方法の詳細を知りたい方は"チェリカジさん"の BeeBet登録方法入金方法 などを参考にして下さい。

 

K-1が衰退

一口にスポーツの格闘技といってもジャンルは多種多様です。五輪種目である柔道、レスリングは世界で高い人気があり、プロが巨万の富を築くボクシング、プロレスやMMA

特にアジアで人気があるのがムエタイ、キックボクシングなどの「立ち技系格闘技」です。日本で有名な団体の一つが「K-1」。まず簡単にK-1の栄光の歴史を振り返ってみましょう。

今50代以上の格闘ファンは幼い頃はプロレス・ボクシング位しかTVで見なかったから、K-1との出会いはマジ衝撃的だった!

K-1は、92年に「世界最強の格闘技大会を」と企画が持ち上がり93年に8選手によるトーナメントが行われたのが第一回。90年代半ばからはアンディ・フグ氏ら人気選手を擁し、地上波ゴールデンタイムでも放送。ドーム球場での満員観客、視聴率27%など大人気イベントとなりました。

名前は「空手」、「キックボクシング」あるいは「格闘技」の頭文字「K」とNo1の「1」の組み合わせ。レースのF1にちなんだのかな。今ではお笑いの「M-1」とかもあるけどww

筋肉隆々の強豪外国人選手が、手加減なしの本気の格闘を見せて時には「衝撃失神KO」の連続。鮮烈な立ち技格闘技の迫力と衝撃にファンは熱狂しました。

2000年を過ぎるとミルコ・クロコップ、ボブ・サップら実力・人気絶頂のファイターが活躍し、K-1人気は最高潮を迎えます。この時期の格闘技イベントは観衆7万人以上などがザラというフィーバーぶりでした。

ところが……時代は流れ2020年代。K-1は様々な変遷を経て現在も続き、一定のファンの支持もありますが、20数年前のような国民的熱狂の面影はなく「衰退」は否めません。なぜそうなったのか、この20数年に何があったのか、理由を考えてみました。

https://twitter.com/k1wgp_pr/status/1467732581995413504

K-1はなぜ衰退したのか?

K-1はなぜ衰退したのか?。「いやいや今だっていい選手は多いよ」という声もあるものの、かつてのような大晦日夜の地上波生放送はなく、観客数も全盛期の「ドーム7万人」は今は昔という状況です。

そうなったのにはいくつか理由がありそうです。3つにまとめてみました。

1,脱税事件と運営の混迷

K-1最初の躓きは02年。興行会社が法人税法違反で摘発され、K-1を取り仕切っていた象徴的な責任者が辞任したことが始まりでした。世間のイメージダウンを招き、K-1は運営者が交代。その後2000年代には再び注目を浴びたものの、2010年以降は人気下降もあり運営会社が資金難に。

ファイトマネー不払いなどが続出して大会も開催できず、ついに経営破綻。香港の会社が興行権を買い取り、日本国内の開催権は実行委員会が担うなど、運営が二転三転と混迷したこともファン離れにつながったようです。

一貫性や統一感がなく大会名称も色々変わるなど、運営の混乱は選手にもファンにもマイナスには違いないよね…

2,モンスター&タレント路線の失敗

最初の脱税事件後、運営者の交代で一時盛り返したK-1。その一因は新しい責任者が「選手の実力・試合の中身より話題性・視聴率を方針に掲げたことでした。

横綱を引退した曙、ボビー・オロゴン氏ら腕自慢のタレントなど、サプライズ感ある有名人同士をリングで対決させ、一般視聴者の話題を集めるいわば「モンスター&タレント路線」

一時的には視聴率を上げる効果もありましたが、あまりの内容のひどさに、元来の格闘技ファンからは次第に見放されていったともいわれます。

03年には紅白歌合戦を超える43%もの瞬間最高視聴率も稼いだとはいえ……もはやこれじゃスポーツではないよな

3,選手の乱闘騒ぎとスター不在

香港の会社に譲渡されて以降は、現在まで「日本のキックボクシング界の檜舞台」に衣替えし、「新生K-1」としてファンにアピールしていますが、ここ数年の度が過ぎる「乱闘騒ぎ」もファンが鼻白む原因になったともされます。

試合前会見で選手同士がののしり合い、乱闘になって会見中止などが続出。SNSでも批判が高まり、悪質なケースではファイトマネー減額・没収試合などの罰則を適用するなど、運営側が規制に乗り出しました。

トラッシュトークや煽りは格闘技のお約束とはいえ、演出だし限度はある。あの武尊さえ巻き込まれてたのは褒められない…

加えて、かつてのように多くの世代が注目するスター選手が不在なことも「衰退」に影響したといえます。ここ数年は武尊選手がNo1人気の看板だったとはいえ、「第二・第三の武尊」は登場せず、RIZINなどのように「TVやネットで話題のスター」が生まれたとは言い難いようです。

最近のK-1へのみんなの反応

木村ミノルも引退かー。ぶっちゃけ武尊引退したらK-1衰退していくだろーなー

引用:https://twitter.com/BLACKDYNAMITE59/status/1467127708144762886

昔のK-1と今のK-1は別モノ。やはり鎖国では…他団体との試合をしないと盛り上がらない

引用:https://twitter.com/hidamarble210/status/1466556927908139016

天心武尊ここまで引っ張っておいて、大晦日直前ぐらいに「実現しませんでした!」じゃK-1はますます衰退していく気がする

引用:https://twitter.com/konbu_shim/status/1465554341553586179

基本ショービジネスなんだからお客さんを満足させて帰さないと次は来てくれない。猪木や馬場は解っていた

引用:https://twitter.com/ijyuuinero/status/1461611511063801857

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

要約すると...

  • 〝格闘技祭り〟の毎年末。ボクシング、RIZINに比べ今一つ影が薄いK-1
  • K-1発足後、90~2000年代には全盛期。人気絶頂で地上波も高視聴率続出
  • 不祥事・運営の混迷、タレント・色物偏重、乱闘などで徐々に人気衰退へ

-格闘技

Copyright© スポ観マニア , 2024 All Rights Reserved.