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井岡一翔は強いのか?戦績と試合がつまらないと批判されることについて

日本が世界に誇るボクシングの複数階級制覇王者同士が、この大晦日に東京で対決します。12月31日の「WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔 vs 田中恒成」です。

果たしてどちらが強いのか必見の1戦。今回は「最強挑戦者」を迎え撃つ井岡一翔選手をクローズアップ。戦績や経歴とともに「井岡の試合はつまらない」説は真実なのかも探ってみました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)

井岡一翔さんは父が元プロボクサー・一法さん、叔父が元世界2階級王者・弘樹さんとボクサー一家なのよね

井岡一翔は強いのか?戦績まとめ

09年のプロデビュー以来、ミニマム級からスーパーフライ級まで4階級を制覇してきた井岡一翔選手。日本男子選手ではプロ4階級制覇は初の偉業です。大晦日の田中恒成戦がWBOスーパーフライ級王座の二度目の防衛戦となる井岡一翔選手。どんな経歴、戦績と強さなのか、一覧にまとめました。

井岡一翔プロフィール

本名井岡一翔 
通称ない?
出身大阪市堺市
国籍日本
誕生日・年齢1989年3月24日
身長165.6cm
リーチ168cm
アマ戦績105戦95勝 (64KO・RSC) 10敗
プロ戦績27戦25勝 (14KO) 2敗
デビュー2009年4月12日
経験階級スーパーフライ級
フライ級
ライトフライ級
ミニマム級
利き手
タイプオーソドックス
KO率56%
入場曲AK-69
「ロッカルーム」
その他・元妻は谷村奈南
・デラホーヤを崇拝

井岡一翔の戦績

日付結果対戦相手対戦相手国籍対戦相手戦績
勝-負-分
詳細時間備考
282020-12-31 -田中恒成(畑中)日本15 0 0--WBO防衛戦
272019-12-31 勝利ジェイビエール・シントロンプエルトリコ11 0 0判定3-012RWBO防衛1
262019-06-19 勝利アストン・パリクテフィリピン25 2 1TKO10R 1:46WBO世界スーパーフライ級王座決定戦
252018-12-31 ×敗北ドニー・ニエテスフィリピン41 1 5判定1-212RWBO世界スーパーフライ級王座決定戦
242018-09-08 勝利マックウィリアムズ・アローヨプエルトリコ17 3 0判定3-010RWBC世界スーパーフライ級シルバータイトルマッチ
232017-04-23 勝利ノックノイ・シップラサートタイ62 4 0判定3-012RWBA防衛5
222016-12-31 勝利スタンプ・キャットニワットタイ16 0 0TKO7R 2:51WBA世界フライ級王座統一戦
WBA防衛4
212016-07-20 勝利キービン・ララニカラグア18 1 1KO11R 1:11WBA防衛3
202015-12-31勝利ファン・カルロス・レベコアルゼンチン36 2 0TKO11R 1:57WBA防衛2
192015-09-27 勝利ロベルト・ドミンゴ・ソーサアルゼンチン26 2 1判定3-012RWBA防衛1
182015-04-22 勝利ファン・カルロス・レベコアルゼンチン35 1 0判定2-012RWBA世界フライ級タイトルマッチ
172014-12-31勝利ジャン・ピエロ・ペレスベネズエラ20 7 1KO5R 2:09
162014-09-16 勝利パブロ・カリージョコロンビア15 2 1判定3-010R
152014-05-07×敗北アムナット・ルエンロンタイ12 0 0判定1-212RIBF世界フライ級タイトルマッチ
142013-12-31 勝利フェリックス・アルバラードニカラグア18 0 0判定3-012RWBA防衛3
132013-09-11 勝利クワンタイ・シッモーセンタイ41 1 1KO7R 2:17WBA防衛2
122013-05-08 勝利ウィサヌ・ゴーキャットジムタイ43 8 2KO9R 2:51WBA防衛1
112012-12-31 勝利ホセ・アルフレド・ロドリゲスメキシコ28 1 0TKO6R 2:50WBA世界ライトフライ級王座決定戦
102012-06-20勝利八重樫東(大橋)日本15 2 0判定3-012RWBA・WBC世界ミニマム級王座統一戦
WBA獲得・WBC防衛3
92011-12-31 勝利ヨードグン・トーチャルンチャイタイ8 0 0TKO1R 1:38WBC防衛2
82011-08-10 勝利フアン・エルナンデスメキシコ18 1 0判定3-012RWBC防衛1
72011-02-11勝利オーレイドン・シスサマーチャイタイ35 0 1TKO5R 1:07WBC世界ミニマム級タイトルマッチ
62010-10-10勝利瀬川正義 (横浜光)日本19 2 0TKO10R 1:57日本ライトフライ級王座決定戦
52010-07-25 勝利アルバート・アルコイフィリピン12 6 3TKO9R 1:57
42010-04-18勝利ヘリ・アモルインドネシア27 10 4判定3-010R
32009-12-29勝利國重隆(大阪帝拳)日本20 3 2判定3-010R
22009-07-26 勝利松本博志(角海老宝石)日本18 10 4TKO2R 2:59
12009-04-12勝利トンタイレック・ポーウォラシンタイ7 10 0TKO3R 0:26プロデビュー戦

歴代日本人王者の中でも抜きん出た戦績を挙げている井岡一翔選手ですが、なぜかボクシングファンの間には「試合がつまらない」という批判が根強くあるといわれます。それはなぜなのでしょうか。

権威ある「ザ・リング」のスーパーフライ級P4Pでは井岡は3位。田中はフライ級で1位。直接対決なら果たしてどっちが強いのか…

井岡一翔の試合がつまらないと批判されることについて

井岡一翔選手の戦績を見ると、プロ25勝のうちKO勝ちは14試合5割ちょっとのKO率とあまり高い方ではありません。つまりは判定決着の試合が多いということです。

井岡選手は接近戦を得意とし、相手のパンチはもらわず自分のパンチのみを当てることに非常に長けているといわれます。相手との「間合い」を支配する能力が高く、高い技術で着実にポイントを重ねていくタイプ。逆を言えば1発の猛烈パンチや強いフィジカルを持つわけではないため、相手を何度もダウンさせるといった盛り上がりや起伏に富んだ試合にはならず、何となく淡々と12Rが終わってしまいます

このため、スリルあるダウンシーンが見たい!と考えるファンにとっては「井岡一翔の試合はつまらない」「本当に強いのか?」といった批判につながりがちなようです。

かつて「同階級最強」と呼ばれたロマゴンとの対戦を避けた、っていう見方も批判の根っこにはあるかもしれないな

ただ専門メディア、元プロの解説者や〝玄人ファン〟の間では、井岡一翔選手はとても技術が巧みな王者だと高く評価されています。ファイトスタイルは以下のように解説されています。

・相手と間合いが絶妙で、自分のパンチを当ててなおかつ相手のパンチは当たらない、もしくは自分がかわしやすいポジションを探すのが非常にうまい技巧派

・一撃KOできる強打や圧倒的スピードはない半面、リスクを抑えた負けないボクシングが身上。

・強みは正確無比なボディ攻撃。ボディで相手のスタミナを奪い、顔面へのショートのフックで戦意を削っていく。

次戦で対する田中選手は井岡選手とは正反対のパワフルでスピーディなタイプ「技術vs力」か、互いに警戒して距離をとった戦いになるのか、序盤から激しい打撃戦になるのか。展開が気になるところです。

井岡さんもスーパーフライに上げてからは力での打ち合いに挑んでるし、軽量時代より見応えは増したとは思うな!

井岡一翔の強さについてのみんなの評価

みんなの反応

井岡はSフライ級の強豪達とやって変幻自在のスタイルが通じる事を証明してきた

ネットの感想

接近戦はむしろ井岡一翔に分があると思うんけどな。トータルの接近戦の技術は結構差があると思う

みんなの反応

井岡一翔が今インスタライブで田中恒成に勝ったらロマゴンかエストラーダとやりたいだって!

ネットの感想

井岡一翔は良く言えば日本史上でも屈指のテクニシャンだが、悪く言えば器用貧乏で、一芸にせよコンプリートボクサーにせよエリートレベルには負け続けている

みんなの反応

これだけ戦前の勝敗予想がファンやボクサーのなかで五分五分に分かれてる試合ってはじめて!

出典:twitter

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

要約すると...

  • 日本人最強決戦「井岡一翔vs田中恒成」。Sフライ級で井岡2度目の防衛戦
  • KO率5割ちょっとの井岡。判定多く「つまらない」「強いのか?」批判も
  • 間合いを支配し相手に打たせず削る超技巧派。玄人好みのファイトスタイル

小柄な体格をカバーする高い技術で、数々の実力者を圧倒してきた4階級王者の井岡一翔選手。「試合がつまらない」とは〝言いがかり〟のようでやや気の毒ですが、スーパーフライではフィジカルも勝敗の重要な要素になるため、ファンの間ではやはり懸念する声もあります。

井岡選手の弱点は「打たれ弱い」ところと身体能力があまり高くない点。フライ級時代に敗れたアムナット選手のように、リーチとフィジカルを生かしてくる相手は苦手ともいわれます。

その意味で田中選手は「キャリア最強の敵」となる可能性も。井岡選手がベテランの超技巧派ならではのゲームプランで田中選手をどう攻略するのか、注目されます。

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