日本が世界に誇るボクシングの複数階級制覇王者同士が、この大晦日に東京で対決します。12月31日の「WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔 vs 田中恒成」です。
果たしてどちらが強いのか必見の1戦。今回は「最強挑戦者」を迎え撃つ井岡一翔選手をクローズアップ。戦績や経歴とともに「井岡の試合はつまらない」説は真実なのかも探ってみました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)
※メインの井岡のみ地上波TBS中継・TVer中継しますが、アンダーカードの堤戦や、比嘉戦はテレビではなし!
◆ボクシング◆ 2024年12月24日(火) 井上 尚弥 vs サム・グッドマン 他 他開催場所:有明アリーナ |
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井岡一翔は強いのか?戦績まとめ
09年のプロデビュー以来、ミニマム級からスーパーフライ級まで4階級を制覇してきた井岡一翔選手。日本男子選手ではプロ4階級制覇は初の偉業です。大晦日の田中恒成戦がWBOスーパーフライ級王座の二度目の防衛戦となる井岡一翔選手。どんな経歴、戦績と強さなのか、一覧にまとめました。
井岡一翔プロフィール
井岡一翔プロフィールは以下となります。
本名 | 井岡一翔 | |
---|---|---|
通称 | ない? | |
出身 | 大阪市堺市 | |
国籍 | 日本 | |
誕生日・年齢 | 1989年3月24日 | |
身長 | 165.6cm | |
リーチ | 168cm | |
アマ戦績 | 105戦95勝 (64KO・RSC) 10敗 | |
プロ戦績 | 32戦29勝 (15KO) 2敗1分 | 負けは アムナット・ルエンロン(判定1-2) ニエテス1(判定1-2) |
デビュー | 2009年4月12日 | |
経験階級 | スーパーフライ級 フライ級 ライトフライ級 ミニマム級 | |
利き手 | 右 | |
タイプ | オーソドックス | |
KO率 | 56% | |
入場曲 | AK-69 「ロッカルーム」 | |
その他 | ・元妻は谷村奈南 ・デラホーヤを崇拝 ・現在1児の父 | アムナットは、 2017年KNOCK OUT vol.1で 那須川天心にKO負けしている |
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井岡一翔の戦績
井岡一翔の戦績は、34戦31勝 (16KO) 2敗1分となります。
戦 | 日付 | 結果 | 対戦相手 | 対戦相手国籍 | 対戦相手戦績 勝-負-分 | 詳細 | 時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
35 | 2024-7-7 | フェルナンド・マルティネス | アルゼンチン | WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦 |
||||
34 | 2023-12-31 | 勝利 | ホスベル・ペレス | ベネズエラ | 20(18KO)-4敗 | KO | 7R 2:44 | WBA防衛1 |
33 | 2023-6-24 | 勝利 | ジョシュア・フランコ | アメリカ | 23-18(8KO)1敗3引1無 | 判定3-0 | 12R | WBA スーパーフライ級王座決定戦 |
32 | 2022-12-31 | 引分 | ジョシュア・フランコ | アメリカ | 18-1-2 1無効試合 | 判定 | WBO防衛6 WBA(レギュラー)スーパーフライ級王座 統一戦 |
|
31 | 2022-07-13 | 勝利 | ドニー・ニエテス | フィリピン | 43 1 6 | 判定3-0 | 12R | WBO防衛5 |
30 | 2021-12-31 | 勝利 | 福永亮次(角海老宝石) | 日本 | 15 4 0 | 判定3-0 | 12R | WBO防衛4 |
29 | 2021-9-1 | 勝利 | フランシスコ・ロドリゲス・ジュニア | メキシコ | 34 4 1 | 判定3-0 | 12R | WBO防衛3 |
28 | 2020-12-31 | 勝利 | 田中恒成(畑中) | 日本 | 15 0 0 | TKO | 8R 1:35 | WBO防衛 |
27 | 2019-12-31 | 勝利 | ジェイビエール・シントロン | プエルトリコ | 11 0 0 | 判定3-0 | 12R | WBO防衛1 |
26 | 2019-06-19 | 勝利 | アストン・パリクテ | フィリピン | 25 2 1 | TKO | 10R 1:46 | WBO世界スーパーフライ級王座決定戦 |
25 | 2018-12-31 | ×敗北 | ドニー・ニエテス | フィリピン | 41 1 5 | 判定1-2 | 12R | WBO世界スーパーフライ級王座決定戦 |
24 | 2018-09-08 | 勝利 | マックウィリアムズ・アローヨ | プエルトリコ | 17 3 0 | 判定3-0 | 10R | WBC世界スーパーフライ級シルバータイトルマッチ |
23 | 2017-04-23 | 勝利 | ノックノイ・シップラサート | タイ | 62 4 0 | 判定3-0 | 12R | WBA防衛5 |
22 | 2016-12-31 | 勝利 | スタンプ・キャットニワット | タイ | 16 0 0 | TKO | 7R 2:51 | WBA世界フライ級王座統一戦 WBA防衛4 |
21 | 2016-07-20 | 勝利 | キービン・ララ | ニカラグア | 18 1 1 | KO | 11R 1:11 | WBA防衛3 |
20 | 2015-12-31 | 勝利 | ファン・カルロス・レベコ | アルゼンチン | 36 2 0 | TKO | 11R 1:57 | WBA防衛2 |
19 | 2015-09-27 | 勝利 | ロベルト・ドミンゴ・ソーサ | アルゼンチン | 26 2 1 | 判定3-0 | 12R | WBA防衛1 |
18 | 2015-04-22 | 勝利 | ファン・カルロス・レベコ | アルゼンチン | 35 1 0 | 判定2-0 | 12R | WBA世界フライ級タイトルマッチ |
17 | 2014-12-31 | 勝利 | ジャン・ピエロ・ペレス | ベネズエラ | 20 7 1 | KO | 5R 2:09 | |
16 | 2014-09-16 | 勝利 | パブロ・カリージョ | コロンビア | 15 2 1 | 判定3-0 | 10R | |
15 | 2014-05-07 | ×敗北 | アムナット・ルエンロン | タイ | 12 0 0 | 判定1-2 | 12R | IBF世界フライ級タイトルマッチ |
14 | 2013-12-31 | 勝利 | フェリックス・アルバラード | ニカラグア | 18 0 0 | 判定3-0 | 12R | WBA防衛3 |
13 | 2013-09-11 | 勝利 | クワンタイ・シッモーセン | タイ | 41 1 1 | KO | 7R 2:17 | WBA防衛2 |
12 | 2013-05-08 | 勝利 | ウィサヌ・ゴーキャットジム | タイ | 43 8 2 | KO | 9R 2:51 | WBA防衛1 |
11 | 2012-12-31 | 勝利 | ホセ・アルフレド・ロドリゲス | メキシコ | 28 1 0 | TKO | 6R 2:50 | WBA世界ライトフライ級王座決定戦 |
10 | 2012-06-20 | 勝利 | 八重樫東(大橋) | 日本 | 15 2 0 | 判定3-0 | 12R | WBA・WBC世界ミニマム級王座統一戦 WBA獲得・WBC防衛3 |
9 | 2011-12-31 | 勝利 | ヨードグン・トーチャルンチャイ | タイ | 8 0 0 | TKO | 1R 1:38 | WBC防衛2 |
8 | 2011-08-10 | 勝利 | フアン・エルナンデス | メキシコ | 18 1 0 | 判定3-0 | 12R | WBC防衛1 |
7 | 2011-02-11 | 勝利 | オーレイドン・シスサマーチャイ | タイ | 35 0 1 | TKO | 5R 1:07 | WBC世界ミニマム級タイトルマッチ |
6 | 2010-10-10 | 勝利 | 瀬川正義 (横浜光) | 日本 | 19 2 0 | TKO | 10R 1:57 | 日本ライトフライ級王座決定戦 |
5 | 2010-07-25 | 勝利 | アルバート・アルコイ | フィリピン | 12 6 3 | TKO | 9R 1:57 | |
4 | 2010-04-18 | 勝利 | ヘリ・アモル | インドネシア | 27 10 4 | 判定3-0 | 10R | |
3 | 2009-12-29 | 勝利 | 國重隆(大阪帝拳) | 日本 | 20 3 2 | 判定3-0 | 10R | |
2 | 2009-07-26 | 勝利 | 松本博志(角海老宝石) | 日本 | 18 10 4 | TKO | 2R 2:59 | |
1 | 2009-04-12 | 勝利 | トンタイレック・ポーウォラシン | タイ | 7 10 0 | TKO | 3R 0:26 | プロデビュー戦 |
歴代日本人王者の中でも抜きん出た戦績を挙げている井岡一翔選手ですが、なぜかボクシングファンの間には「試合がつまらない」という批判が根強くあるといわれます。それはなぜなのでしょうか。
https://twitter.com/TBSboxing/status/1326399943398088706
井岡一翔の試合がつまらないと批判されることについて
井岡一翔選手の戦績を見ると、プロ34勝のうちKO勝ちは16試合。5割ちょっとのKO率とあまり高い方ではありません。つまりは判定決着の試合が多いということです。
井岡選手は接近戦を得意とし、相手のパンチはもらわず自分のパンチのみを当てることに非常に長けているといわれます。相手との「間合い」を支配する能力が高く、高い技術で着実にポイントを重ねていくタイプ。逆を言えば1発の猛烈パンチや強いフィジカルを持つわけではないため、相手を何度もダウンさせるといった盛り上がりや起伏に富んだ試合にはならず、何となく淡々と12Rが終わってしまいます。
このため、スリルあるダウンシーンが見たい!と考えるファンにとっては「井岡一翔の試合はつまらない」「本当に強いのか?」といった批判につながりがちなようです。
ただ専門メディア、元プロの解説者や〝玄人ファン〟の間では、井岡一翔選手はとても技術が巧みな王者だと高く評価されています。ファイトスタイルは以下のように解説されています。
・相手と間合いが絶妙で、自分のパンチを当ててなおかつ相手のパンチは当たらない、もしくは自分がかわしやすいポジションを探すのが非常にうまい技巧派。
・一撃KOできる強打や圧倒的スピードはない半面、リスクを抑えた負けないボクシングが身上。
・強みは正確無比なボディ攻撃。ボディで相手のスタミナを奪い、顔面へのショートのフックで戦意を削っていく。
次戦で対する田中選手は井岡選手とは正反対のパワフルでスピーディなタイプ。「技術vs力」か、互いに警戒して距離をとった戦いになるのか、序盤から激しい打撃戦になるのか。展開が気になるところです。
https://twitter.com/TBSboxing/status/1325762349039382528
https://twitter.com/TBSboxing/status/1326139306671448064
井岡一翔の強さについてのみんなの評価
みんなの反応
井岡はSフライ級の強豪達とやって変幻自在のスタイルが通じる事を証明してきた
ネットの感想
接近戦はむしろ井岡一翔に分があると思うんけどな。トータルの接近戦の技術は結構差があると思う
みんなの反応
井岡一翔が今インスタライブで田中恒成に勝ったらロマゴンかエストラーダとやりたいだって!
ネットの感想
井岡一翔は良く言えば日本史上でも屈指のテクニシャンだが、悪く言えば器用貧乏で、一芸にせよコンプリートボクサーにせよエリートレベルには負け続けている
みんなの反応
これだけ戦前の勝敗予想がファンやボクサーのなかで五分五分に分かれてる試合ってはじめて!
出典:twitter
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- 日本人最強決戦「井岡一翔vs田中恒成」。Sフライ級で井岡2度目の防衛戦
- KO率5割ちょっとの井岡。判定多く「つまらない」「強いのか?」批判も
- 間合いを支配し相手に打たせず削る超技巧派。玄人好みのファイトスタイル
小柄な体格をカバーする高い技術で、数々の実力者を圧倒してきた4階級王者の井岡一翔選手。「試合がつまらない」とは〝言いがかり〟のようでやや気の毒ですが、スーパーフライではフィジカルも勝敗の重要な要素になるため、ファンの間ではやはり懸念する声もあります。
井岡選手の弱点は「打たれ弱い」ところと身体能力があまり高くない点。フライ級時代に敗れたアムナット選手のように、リーチとフィジカルを生かしてくる相手は苦手ともいわれます。
その意味で田中選手は「キャリア最強の敵」となる可能性も。井岡選手がベテランの超技巧派ならではのゲームプランで田中選手をどう攻略するのか、注目されます。
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