キックボクシング「K-1」の元スーパー・ウェルター級王者で、このほどキックボクシングを卒業した木村“フィリップ”ミノル選手が、ボクシングへの転向を表明しました。
木村“フィリップ”ミノル選手はボクシングではどの階級に行くのか。メディアでは「通用しない」という厳しい声もある様子。周囲の評価や転向の理由を探りました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)
◆ボクシング◆ 2024年10月13日(日)・14日(月) 中谷潤人、井上拓真、田中恒成 他 注目の試合が多数 他開催場所:有明アリーナ |
野球・サッカー・ボクシングなど 今までにないスポーツの観戦が楽しめる‼
※BeeBetの登録は簡単ですが、登録の方法の詳細を知りたい方は"チェリカジさん"の BeeBet登録方法 や 入金方法 などを参考にして下さい。 |
木村“フィリップ”ミノルがボクシング転向!なぜ?
木村“フィリップ”ミノル選手は、ブラジル出身の28歳。母が日系ブラジル人、父がイタリア系ブラジル人で、3歳から日本に住んでいるそうです。
小学生のとき近所のキックボクシングジムに入り格闘技の道へ。10年にプロデビューします。Krushを主戦場に活躍し、14年からK-1のリングに上がります。
18年にKrushのウェルター級王座を獲得。20年にはK-1のスーパーウェルター級王座トーナメントに出場し、決勝で和島大海選手をKOして王者となりました。
昨年突如、K-1からの引退を表明し、12月に「K-1ラストマッチ」として再び和島選手とタイトルをかけ対戦。今度は逆にKO負けを喫し王座から陥落。これがキックボクシングの最終試合となりました。
キック戦績は36勝(29KO)10敗1分け。RIZINでも16年にMMA試合を1度だけ行っており、開始わずか7秒でKO負けしています。
なぜ転向?
木村選手はこのほど自身のSNSで、ボクシングへ転向する考えを明らかにしました。理由や経緯は以下の通りだそうです。
「K―1最後の試合で勝ったら、MMAのONEに行くか、ボクシングをやるか2つの選択肢があった。自分でテストの意味で試合に臨んだので、負けて完全にボクシングに振り切ろうと思った」
「僕の中でロマンの頂点はボクシング。世界チャンピオンが夢。父からグローブなどを貰った時にボクシングに興味を持った子供の自分が“ボクシングをやれ”と指令を出している気がして」
ただ本人も「一番大変で一番層が厚くて一番きつい」と認めるように、世界に実力者が山ほどいるボクシング王者の道は険しく、周囲には「通用しない」の声も…。木村選手はどの階級で挑戦するのでしょうか。
木村“フィリップ”ミノルのボクシング階級は?
木村“フィリップ”ミノル28歳のボクシング挑戦。階級は何で、「通用しない」「いやする」と評する格闘家たちの予想はどうでしょうか。
木村選手のK-1での最後の階級はスーパーウェルター級。現在の体重は約70kgとされます。これはボクシングではミドル級 (上限72.57kg)、スーパーウェルター級 (同69.85kg)、ウェルター級 (同66.68kg)が該当しそうです。
世界的に最も人気と歴史ある格闘技の一つボクシング。とりわけこの3つの「中量級」は最激戦階級といわれ、強豪がひしめいています。
木村選手転向について、他の格闘家らの主な見方をまとめてみました。
◆魔裟斗
・そんなに甘くない。パンチに自信があるんだろうが、日本王者はともかく世界は難しい。
・階級は身長的にウエルターがいい。木村はKO負けも多いからそんなにタフではない。長いラウンドは厳しい。
・でももし王者になれたらビッグマネーが入るからそういう夢はあるよね。
◆渡嘉敷勝男(元WBA世界ライトフライ級王者)
・パンチ力はボクシングでも100%通用する。技術的にも上手くなりかなり面白い存在になる。
・スーパーウエルター級なら日本でもあまり人数がいないので早めに日本王者になれる。
・3年後ぐらいがチャンス。K―1王者で勘はいいので専門的に鍛えればかなり良くなる。最後に倒すスリリングな試合ができる。
◆赤穂亮(元東洋太平洋スーパーフライ級&元日本バンタム級王者)
・あの階級は強い選手が多い。ずっとボクシングをしていた人達だし。
・(パンチ系の)あのままでいくのか、変えるなら幅を大きく広げないと通用しないんじゃないか。
・パンチに特化して倒してきた木村が日本ランカーとどれくらいやれるのか、楽しみではある。華があるし台風の目になる。
スーパーウェルター級最強王者
ちなみに現在の世界スーパーウェルター級トップ戦線の状況をご紹介しましょう。
王者はWBA、WBC、IBF三団体統一王者が「チャーロ弟」ことジャーメル・チャーロ選手(米)。WBOがブライアン・カスターニョ選手(アルゼンチン)です。
そしてこの両者は昨年7月、統一戦で激突。結果は三者三様の引き分けでしたが、カスターニョ選手が優勢だったともいわれる接戦でした。
このためダイレクトリマッチが3月19日、米ラスベガスで行われます!果たして統一王座はどちらの手に?そして将来木村“フィリップ”ミノル選手が彼らに挑戦する日は来るでしょうか。
ボクシング転向通用しない?する?SNSの反応
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/6ec266dddbfdb68602b4bbc5c24b94b81bb9c303/comments
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- 木村“フィリップ”ミノルがボクシング転向へ。自慢のパンチで挑戦
- 階級は超激戦区スーパーウェルターか。格闘家からは厳しい声多数
- 3月にSウェルター級4団体統一再戦「チャーロ弟 vs カスターニョ」
関連