NPB・福岡ソフトバンクホークスの不動のエースとして、そして球界を代表する右腕として長年活躍、今季からMLBに移籍した千賀滉大投手。そのメジャー1年目が終わりました。
米人気球団NYメッツの支柱として上々のシーズンを送った千賀滉大投手の来季2024シーズンの展望は?今季の成績を振り返りつつ展望してみました。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)
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千賀滉大の2024年シーズンを占う
振り返れば2017年。第4回WBCの侍ジャパンメンバーに選ばれ、アメリカの地で抜群の投球を見せてMLB関係者や米ファンを魅了、自身もメジャーを強く意識してから6年。夢に見たメジャーのマウンドで千賀滉大投手は躍動しました。
その「第2野球人生の第一歩」の1年を振り返り、さらに来季の活躍も展望してみましょう。
千賀滉大の経歴
千賀滉大投手は愛知県出身の30歳。高校まで全国的にはまったく無名の選手で、本人を知る地元スポーツ店店主の強い勧めで、ホークススカウトが2011年の育成ドラフト4位で獲得した瞬間から、ドラマチックな「スター〝センガ〟誕生物語」が始まりました。
球速が150kmを超えるなどぐんぐん成長。2015年には日本シリーズなどで救援として頭角を現し、16年シーズンから先発に抜擢されます。
以来、同じ育成出身の甲斐捕手との名コンビでチームのエースとなり、2010年代後半の「ホークス黄金時代」の中心に。最速164kmの剛速球、そして何といっても打者の目前で消える「高速お化けフォーク」を武器に球界最高投手に君臨します。
最多勝、最優秀防御率、ベストナインなど数々のタイトルをとるたびにすべて「育成出身では史上初」の枕詞付き。22年に海外FA権を取得して念願のMLB移籍を果たし、今季からメッツの先発陣として北米のマウンドに立ちました。もちろんこれも育成出身初です。
NPB通算成績(11年間)は87勝44敗、防御率2.59、WHIP1.11、奪三振1252個でした。
千賀滉大23年シーズン振り返り
NYメッツと5年7500万ドル(約90億円)という大型契約を勝ち取り、晴れて憧れのメジャーマウンドに立った千賀投手は、アメリカでも期待通りに大活躍。
「ゴーストフォーク」で強打者たちを翻弄し、空振り率は59・5%、被打率は1割1分という凄さ。カットボールの質も向上させて投球の幅が一段と広がり、最終的には29試合に登板して、12勝7敗、防御率2.98、202奪三振という見事な成績を挙げました。
千賀滉大の24年は?
まずは最高の出足となった千賀滉大投手のメジャーライフ。タフなメジャーの先発ローテーションをしっかり守り切り、開幕からずっと怪我なく離脱しなかったことが最も手応えだったようで、本人もメディア取材に「今年1年間、自分自身がすごく成長できた。数字も付いてきてホッとした」と納得の表情を見せていました。
上々、文句なしのメジャースタートとなった千賀投手ですが、24年シーズンはより「重い」責任を負うことになりそうです。
そもそも優勝候補して前評判の高かったメッツですが、結局東地区4位と低迷。夏のトレードでは、ともに200勝投手の〝超大物〟バーランダー、シャーザー両選手を放出するなど、チームが「諦めモード満点」になってしまい、千賀投手も「自分の数字と戦うということに全然気持ちが乗らず、大変だった」と苦悩したといいます。
5年契約の2年目となる来季はほぼエースの役割が期待されると思われます。「簡単に走者出しすぎ(=今季四球77個)」と自身も課題と認める制球力アップなど、よりピッチングを磨いてチームの勝利を導く役割が求められそうです。
ネットの反応・予想
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/3dd30667df6b237fc1c49667bedf434fbd71f1ba/comments
まとめ
要約しますと
- NYメッツに移籍1年目から千賀滉大が上々の活躍。見事なサイヤング7位、新人王も2位
- お化け翻訳のゴーストフォーク冴える。カッターも向上し幅広がる。12勝、防御率2点台
- 課題は四球を減らす制球力アップ。来季はエースとしてチームのPO進出貢献求められそう