ボクシング

田中恒成の強さ・戦績!井上尚弥以上になると評価する人もいる3つの理由

久しぶりに日本人同士の痺れる頂上対決が実現します。ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔選手と、同級1位で「日本人No1レベル」の呼び声も高い田中恒成選手が、今年大晦日に東京でタイトルマッチを行うことが決まりました。

日本人ファンはもちろん、世界的にも必見のビッグマッチ。今回は「挑戦者」となる田中恒成選手の強さや戦績をクローズアップ。「井上尚弥と比べてどうなのか」も探ってみました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)

年齢は井岡さんが6つ上で、田中さんがアマ時代から日本のスターとして牽引してきた。ついに待ち望んだ新旧〝最強対決〟ね!

田中恒成の強さ・戦績

日本男子で史上初の4階級制覇王者となった井岡一翔選手に、次戦で挑戦する3階級制覇王者・田中恒成選手。複数階級を制覇した日本人ボクサー同士が戦うのは、ボクシング史上初めての「歴史的対戦」です。

フライ級で敵なしの強さを誇り、さらに上を目指してタイトルを返上。スーパーフライ級に殴り込みをかける田中恒成選手とはどんな経歴、戦績と強さなのか、あらためてまとめました。

田中恒成プロフィール

本名田中恒成 
通称中京の怪物
エリート
K.O. Dream Boy
出身岐阜県多治見市
国籍日本
誕生日・年齢1995年6月15日生まれ
身長164cm
リーチ162cm
アマ戦績51戦46勝(13KO・RSC) 5敗
プロ戦績15戦15勝(9KO) 0敗
デビュー2013年11月10日
経験階級スーパーフライ級
フライ級
ライトフライ級
ミニマム級
利き手
タイプファイター
KO率60%
入場曲クイーン
「I was born to love you」
その他フィギュアスケート・横井ゆは菜選手は従姉妹

田中恒成の戦績

回戦日時勝敗相手選手相手選手国籍相手選手の戦績時間内容備考
162020-12-31-井岡一翔(Ambition)日本24勝2敗--WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ
152019-12-31 勝利ウラン・トロハツ中国13勝3敗1分3R 2:29KOWBO防衛3
142019-08-24 勝利ジョナサン・ゴンサレスプエルトリコ22勝2敗1分7R 2:49TKOWBO防衛2
132019-03-16 勝利田口良一(ワタナベ)日本27勝3敗2分12R判定3-0WBO防衛1
122018-09-24 勝利木村翔(青木)日本17勝1敗1分12R判定2-0WBO世界フライ級タイトルマッチ
112018-03-31 勝利ロニー・バルドナドフィリピン10勝0敗1分9R 2:26TKO
102017-09-13 勝利パランポン・CPフレッシュマートタイ14勝1敗9R 1:27TKOWBO防衛2
92017-05-20 勝利アンヘル・アコスタプエルトリコ16勝0敗12R判定3-0WBO防衛1
82016-12-31 勝利モイセス・フェンテスメキシコ24勝2敗1分5R 1:52TKOWBO世界ライトフライ級王座決定戦
72016-05-28 勝利レネ・パティラノフィリピン15勝1敗2分6R 2:23KO
62015-12-31勝利ビック・サルダールフィリピン11勝1敗6R 2:15KOWBO防衛1
52015-05-30 勝利フリアン・イェドラスメキシコ24勝1敗12R判定3-0WBO世界ミニマム級王座決定戦
42014-10-30 勝利原隆二(大橋)日本18勝0敗10R 0:50TKOOPBF東洋太平洋ミニマム級タイトルマッチ
32014-07-20 勝利クリソン・オマヤオフィリピン17勝7敗2分1R 1:55KO
22014-03-16 勝利ロネル・フェレーラスフィリピン13勝6敗2分8R判定3-0
12013-11-10 勝利オスカー・レクナファインドネシア12勝4敗6R判定3-0プロデビュー戦
WBNのP4P・TOP50では井上尚弥4位、田中14位、井岡15位かぁ。日本選手では間違いなく最高クラスだけど、尚弥とはまだちょっと差があるかな…

井上尚弥以上と評価する人もいる理由

アマチュアでは高1で山口国体優勝、高2でインターハイ優勝、国体2連覇、選抜優勝高校4冠。国際大会でもアジアユースで銀メダルと天才的強さのままプロ入りした田中恒成選手。プロでも15戦無敗で3階級を制覇する怒濤の戦績。そしてまだ25歳の若さ。

ファンや専門家の中には「間違いなく日本史上最高峰のボクサー」「井上尚弥より上になるかも」と高く評価する声もあります。その理由3つを挙げてみました。

世界最速4階級制覇か!

複数階級王者といえば井上選手も3階級制覇ですが、そのスピードが「田中恒成の方が早い」というデータが。例えば初世界戴冠は田中選手が日本人最速の5戦目、井上選手は6戦目。2階級制覇は8戦目で二人共同じ。3階級目は田中選手がロマチェンコに並ぶ世界最速12戦目(井上選手は16戦目)。

そして次戦で4階級制覇に成功すると、元6階級制覇王者のレジェンド、デラホーヤを超える世界最速での達成になるといわれています。

超一流の「ずらし」センス

田中選手のボクシングは遠近OKのオールラウンダー。接近戦では鋭い左ボディ・アッパー、打ち下ろしの右、離れては強いジャブと右ストレートと付け入る隙があまりなく、好調時には「尚弥超え」の強さがあるともされます。

プロカメラマンによれば、パンチを連打するタイミングをコンマ何秒のスピードでずらし、相手の〝無防備状態〟でヒットさせる技術が非常に高く、なかなか「パンチの瞬間」の画像を撮れないとも。そうしたセンスの高さも超一流だと言われます。

ただ試合になぜかムラっ気が…。調整に失敗したり士気が低いとダウンを喫したり「塩試合」になることもあるのが玉に瑕かなぁ…

二人共田口に完勝

田中・井上両選手は階級が近いこともあり、過去にプロで同じ相手との対戦があります。元WBA・IBF世界ライトフライ級統一王者の田口良一氏です。13年、当時日本王者として、まだプロ4戦目の若き井上選手と対戦し0-3の判定完敗。その後19年の引退試合で、田中王者に挑戦し大変な激闘の末やはり0-3で判定負け

年齢、キャリアなどの状況に差があり比較は難しいものの、結果だけならシンプルに「井上と田中は同レベル」と見ることもできそうです。

田中恒成のみんなの評価まとめ

みんなの反応

田中恒成めっちゃ強いわ。シャープで素早く緻密なボクシング。体全体で常に無数の細かいフェイントをかけながらプレス、仕掛けも豊富

ネットの感想

田中恒成選手、好きだけど、パンチ貰うんよなあ。前回の試合では強さを感じなかった

みんなの反応

相手はリスク含みの一発狙いをしないと絶対崩せない。田中は強し!

ネットの感想

15戦全勝なのに安定感には欠けるかな

みんなの反応

スーパーフライで通用するかは未知数だが、ともかく凄い試合になるのは間違いない

出典:twitter

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

要約すると...

  • 大晦日の日本人最強王者対決「井岡一翔vs田中恒成」がついに実現!
  • 4階級制覇の井岡と3階級制覇の田中。複数級王者の日本人決戦は史上初
  • 階級制覇の速度、優れたセンスなどで「尚弥より上?」の声もある田中

世界のビッグマッチに引けを取らない日本人強豪王者同士の決戦。試合前からこの二人の実力者は、日本人ボクサー同士では最近珍しい「トラッシュトーク」を交わしており、その意味でも「国際標準」的です。

特に大先輩の井岡選手は「印象はない。注目している選手でもない。格の違い、レベルの違いを見せられたら」「僕にはメリットない試合。通過点」と完全に見下しモード。一方の田中選手は〝先輩相手〟だけに言葉は丁寧ながらも「負けている所は全くない。直接戦ったら俺の方が強いと思う。世代交代というか、文句のつけようがないKOで決着をつけたい」と勝利宣言。

新旧交代となるのか、先輩がまだまだ意地を見せるのか。格闘技ファンを久しぶりに熱くする大晦日となりそうです。

実力に比べ、地元愛知や岐阜での試合が多く知名度や人気で劣るのが田中選手の難点。いよいよこれから、世界の強豪ばかりと戦ってスターダムに上るチャンス到来ね!

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