格闘技

那須川天心と武尊の因縁とは何?分かりやすく解説!

キックボクシングの歴史に残る最強対抗戦「ザ・マッチ2022」(東京ドーム、19日)まであとわずか。メインイベントの「那須川天心vs武尊」戦は、キック界を超えて日本の全格闘技界とファンが長年待ち望んだ最注目の「頂上決戦」でもあります。

この〝キック両巨頭〟の夢の対戦実現までには、これまで数々の因縁と長い曲折がありました。「世紀の大一番」を前に、あらためて「那須川天心対武尊の因縁」をまとめました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)

天心、武尊の二人とも、自分自身というより「次世代の子供達のために」最高の試合を見せたい思いが強そうだ!さすがトップオブトップ

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那須川天心と武尊の因縁とは

那須川天心と武尊。長い間多くのファンや関係者が期待しながら実現しなかったこの両スーパースターの対戦が、ついにあと数日で実現します。これまでなぜ中々合意しなかったのか?あらためてこれまでの「武尊・天心の因縁」を振り返ってみましょう。

いろんな団体間で切磋琢磨・競争こと自体は競技の発展には悪くない。ボクシングみたくキック界も選手たちがどんどん交流して対戦すればいいのに、と思うけど

RIZIN最強の天心

不思議に戦績上も非常に似た二人。データを見てみると、天心選手はキック41戦41勝(28KO)無敗。所属するRISEでは現フェザー級王者であり無敵を誇る筆頭スターファイターです。

K-1最強の武尊

一方K-1のエースで顔である武尊選手も戦績は41戦40勝(24KO)1敗。K-1で史上初の3階級王座を制覇した、こちらも正真正銘の最強ファイターです。

違いといえば、武尊が7歳上の30歳。天心はサウスポーで、武尊は右構えの喧嘩四つ。体格はほんのちょっと武尊が大きい?

那須川天心と武尊実現までの経緯

そんな、キック界の歴史上でも希有な強さを誇る、ほぼ同じ階級の二人が同時代に全盛期を迎えている現在。ファンからすれば「どっちが強いか直接対決が見たい!」と思うのは至極自然です。

しかしなぜか「2022・6・19」に至る道のりは平たんではありませんでした。「那須川天心vs武尊」実現までの因縁と経緯を辿ってみましょう。

天心がリング上で武尊に宣戦布告(2015/8)

事の始まりは15年8月。その前年、高校生でデビューし6戦負けなしの圧巻の強さを見せ、あっという間にRISEバンタム級王者となった天心選手は「BLADE」トーナメントもあっさり優勝。

優勝後「まだ国内で1人やりたい選手がいる。K-1の武尊選手、かかってこいやって感じです」と初めて対戦をアピールしました。

武尊さんはこれを聞いて「世界中に僕と戦いたい選手がいて、その中の一人としか思っていない。いつでもやるし誰とやっても負けない」とK-1でならOKと受けたのね

天心が直接武尊にアピール(2015/11)

さらに15年11月には、K-1の武尊選手の防衛戦を観戦に訪れた那須川天心選手が、自らが花道に歩み寄り、握手を求めて「大みそかで(戦いましょう)」と武尊選手に対戦を直訴しました。

天心が武尊逃げてる発言(2016/01)

この頃、天心選手は武尊戦が実現しないことに苛立ってか「僕は世界を目指していて、逃げている相手にはもう興味はありません」と暗に〝武尊が忌避している〟とも聞こえるコメントをしたとされます。

ファンの天心vs武尊議論がネット上で散見

かたや10代の若さにして連戦連勝の〝神童〟天心選手、かたやK-1を2階級制覇するなどこちらも圧倒的強さの武尊選手。ネットでは「武尊逃げるな!早く受けろ」「天心の方が強そう」など両者のファンの議論が目立つように。

後に武尊はこの頃のことを「天心の存在が恨めしい」「誹謗中傷がつらかった」と語ったね

大晦日に再び対戦要求(2017/12)

17年の大晦日、RIZINに出場した天心選手はまたもワンナイトトーナメントで優勝。試合後「皆さん誰と見たいですか?」とファンに問いかけると、観衆から「武尊!」と名前が上がり「皆さんのこの歓声が答えだと思うんで、是非来年中にやりましょう」と対戦を再度アピール。

団体の対立表面化

しかし18年、週刊誌が「K-1が天心と父、RIZIN運営会社に民事訴訟を起こした」と報道。前年大晦日の天心選手の「煽り」が「他団体の興行に対する不当な介入で営業妨害。イメージダウンでスポンサーが離れた」と損害賠償を請求したとされ、団体間の対立が露わに。

これ以降暫く、天心は武尊との対戦希望を積極的に口にしなくなったな…

武尊が団体の壁を越えてでもやると宣言(2018/12)

武尊選手も18年、試合後に「やっぱり色々あって正直実現するのって無茶苦茶難しい。ファンを裏切る中途半端なことは口にしたくない」と団体間の壁を指摘。一方で「格闘技界を背負う、変えるとずっと言ってきているので、時期はわからないが必ず実現させたい」と、壁を越える強い意欲も示しました。

天心が再び対戦要求(2019/9)

19年9月、RISEのトーナメントに優勝した天心選手は「武尊選手、自分にはやりたいことがたくさんあります。僕は逃げも隠れもしないです。さっさと正式な話をください。俺は待ってます」とまたまた対戦を公に呼びかけ

呼応するかのように同年末の雑誌インタビューで武尊選手は「(天心戦を)やらないと現役を終われない。来年やれなければたぶん僕はそのままやめる」と断言し、天心戦への強い意志を再度表明します。

武尊が天心戦をリングサイドで観戦(2020/12)

20年の大晦日のRIZINで、武尊選手が5年ぶりにRIZINに登場し天心戦をリングサイドで生観戦。試合後に天心選手と言葉を交わしました。

観戦後の公式会見でに武尊さんは「那須川戦に向けた意思表示」と発言、この辺りから事態が大きく動き出したわね

天心が武尊戦をリングサイドで観戦(2021/3)

21年3月、K-1の武尊戦を今度は那須川選手がリングサイドで観戦。武尊選手は「天心選手と最高の舞台で最高の試合をしたいです」とリング上で発言。ただ那須川選手は「まだ何も決まっていません。話もこれからです」と語るにとどめました。

ついに団体が動き実現を模索(2021/6)

しかしついに各団体が〝雪解け〟し本格的に動き出したことが発覚。RIZINの榊原CEOが「21年6月に東京ドームで試合を実現させる予定だったが、武尊の負傷で見送りになった」と明らかにし、一方のK-1中村プロデューサーも「中立なリングでの試合調整に入っていた」と認めました。

天心vs武尊正式決定(2021/12)

ここに来てハッキリ実現ムードが高まり、ファンの間では「21年大晦日開催で決定だ」などの期待感が盛り上がります。しかし榊原氏は会見のたびに「ノーコメント」を繰り返すなど暖簾に腕押し。

武尊選手は自身のSNSで「僕自身も決まらず悔しい。その時が来たら必ず自分の口から正式発表します。もう少しだけ待って」と投稿。天心選手もSNSで「俺の!!試合は!!いつ決まるんだー!!あー!!」ともどかしさを訴えます。

それでも年末ギリギリまで何の発表もなく、ファンも諦めかけた21年12月24日、ついに榊原氏が緊急記者会見し「2022年6月に天心vs武尊戦を行う」と電撃発表しました。

ついに実現!ルールは天心寄り?

7年もの因縁と曲折、山谷を経てとうとう実現にこぎつけた「那須川天心vs武尊」戦。あとは両選手事故や怪我なく、当日の最高の試合を期待するのみです。

これまでに発表されているルール概要は以下の通り。メディアでは「天心寄り」「武尊が相当譲歩した」との見方も聞かれますが、果たして結果はどうなるでしょうか。

・体重は前日計量で58kg契約、当日計量では「4kg戻しまで」のリカバリー制限。

・「ワンキャッチワンアタック」を認めるキックボクシングルール。

・ラウンド数は3分3ラウンド

・延長は1ラウンド。延長戦はマスト判定。

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

要約すると...

  • 19日の世紀の大一番「那須川天心vs武尊戦」迫る。7年の長い因縁経て実現
  • 天心の対戦アピールが発端。しかし団体間の対立などで中々交渉進捗せず
  • 武尊は「ないなら引退」と強く要望。エール交換経て団体動き遂に開催決定

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