キックボクシング界、いや日本の格闘技史上でも最高の1戦の一つといわれた〝最強・頂上決戦〟「武尊vs那須川天心」戦が終わりました。
7年もの長い因縁と曲折を経て、キック界を背負う二人がついに辿り着いた19日の東京ドームのリング。5万6千の超満員観衆、50万超というPPV視聴者も大興奮の一夜でした。
今回は熱狂から数日を経て、あらためて「武尊天心試合」の結果を振り返るとともに、なぜこの結末になったのかを分析。各方面の専門家たちによる「解説まとめ決定版」をお届けします。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)
◆ボクシング◆ 2025年1月24日(金) 井上 尚弥 vs キム・イェジョン 他 他開催場所:有明アリーナ |
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武尊vs天心試合結果!
19日行われたキック界頂上団体対抗戦とも言うべき「ザ・マッチ2022」。格闘技ファンが長年乞い焦がれ、待ち望んだ瞬間が21時すぎにとうとうやって来ました。メインの「武尊vs那須川天心」です。
世紀の「武尊天心試合」で二人は3分3Rフルの全力激闘を見せ、結果は以下の通りになりました。
・〇那須川天心(判定5-0)武尊● (キックボクシング特別ルール、58kg契約)
「ザ・マッチ2022」の「武尊天心試合」だけ特別に設けられた、5人のジャッジによる判定スコア詳細は以下の通りでした。
【1R】オープンスコア:(以下、「天心:武尊」の順)10-8、10-8、10-8、10-8、10-8
【2R】オープンスコア:10−10、10−10、10−10、10−10、9-10
【3R合計】最終発表:29–28、30-28、30-28、30-28、30-27
ではなぜこうした結果になったのか、以下に簡単な試合経過と他有名プロ格闘家らによるSNSなどでの解説をまとめてみました。
那須川天心の“狂気のような冷静さ”と、笑顔で打ち合った武尊の気迫、流した涙…2人はなぜ、最高の舞台で「死ぬ覚悟」だったのか(橋本宗洋)#那須川天心 #武尊 #THEMATCH2022 #THEMATCH #RISE #K1 https://t.co/K5bYUBc1j0
— Number編集部 (@numberweb) June 20, 2022
武尊vs天心試合結果なぜこうなった?解説まとめ
全国、そして世界の格闘技ファンやメディアが固唾を飲んで注視した「武尊天心試合」。結果は天心選手の判定UD勝利でしたが、ではなぜこうなったのか。経過や解説まとめをご紹介して核心に迫ってみました。
武尊選手 ありがとうございました。
感謝しかないです
格闘技が大好きです みんな本当にありがとう。 pic.twitter.com/urukVrSeSN— 那須川 天心 (@TeppenTenshin) June 19, 2022
筆者所感
格闘技は「観戦専門」で実技は1ミリもできない筆者ですが、次項でのプロ解説と比較していただく意味で、素人目線での経過と所感をまずお伝えいたします。
開始ゴングから、天心選手はここ1~2年練習を重ねてきたボクシング技術をフル展開。前手の強い右ジャブを多数繰り出し、武尊選手の踏み込みを制していた感じです。
一方武尊選手は何か動きが固くパンチも大振り。天心選手の巧みな防御もあり有効打少なめ。そして1R終了間際、武尊選手の強烈な左フックにドンピシャで合わせた天心選手の左カウンターが顎を打ち抜き、武尊選手まさかのダウン。筆者は「これは決定的だ!」と思いました。
https://twitter.com/MAC_MMA_/status/1538725212253847552
たださすがの武尊選手、ダメージは感じさせず2Rはパンチ・キックの応酬。そして前に出る武尊選手の頭部バッティングで天心選手が目を痛めて以降、天心選手が嫌がってやや引き気味の感に。
武尊選手は苛立ちからか「反則投げ」。3Rも、焦りもあって、やたら突進しダウン狙いで大振りパンチを振り回す武尊選手と、距離を詰めてクリンチしたり、サイドにかわしながら反撃する天心選手の攻防が続き、そのまま終了。
一貫して天心選手の鋭いジャブが目立ち、有効打数・技術面で全体として上回った印象が残りました。
有名Youtuber解説まとめ
ではこの日本史上の超メガマッチについて、プロ格闘家たちはどう分析しているのか、SNSや取材で語った主なものの要点をご紹介していきます。
◆魔裟斗
・キーポイントは天心のジャブ。武尊は出てなかった。
・武尊は入れないから、最初のダウン前も強引に行っていた。丁寧に左を突いていかないとああなる。
・天心の強さ、上手さが光った。完封って感じ。全ラウンド通して天心がコントロールしていた。
◆朝倉未来
・武尊のガードが高い。けっこう被弾している。左フックも大きくて天心がそれに合わせた。
◆石井和義(K-1創設者)
・天心の勝因はセコンドを含めたチームワーク。ルールもうまく使った。
・サウスポーの天心は、右のジャブを使いながら相手の左側にうまく回り込めた。右手でパンチ・キックをキャッチしてサイドや後ろに回った。
・武尊が不慣れなルールを那須川が有効に使い、距離と位置を制した。
◆青木真也
・天心がジャブ中心に距離を制したことが勝因。武尊は圧力をかけようとして逆に天心の圧力を感じたのでは。
・圧力とは体力、精神力、技術のすべて。あのクラスだと対峙した時点でわかってしまう。
◆京口紘人
・思ったより体格差なかった。天心ペースで有効打多かった。
・ジャブやカウンターはベストのボクシング技術。
・天心が1枚2枚上手だった。例え5Rまでやっても結果は同じだったろう。
◆内山高志
・天心はジャブがとてもうまく当てまくってた。その結果武尊が望む打ち合いにさせなかった。
・でも3Rはやっぱ短いなあ。
◆赤穂亮
・キーポイントはダウンとバッティング。そこからお互いが変わった。
・天心のボクシングの完成度はすごい。その差。「よけ勘」も抜群。
・武尊はそんな相手でもこれまで構わず殴り倒してきたのに、今回は距離が遠そうだった。
・要するに武尊はサウスポー得意じゃないね。まったく見えてない。
【番外】天心自身の解説
那須川天心選手自身も、試合後の2度の会見で試合の戦略などについて明かしています。概要は以下の通りです。
【試合全体の戦略】
・対峙して見たら(武尊は)骨格とかは大きいけど思っていたより小さく見えた。そう思えたことが勝てた理由なのかなって。何倍も強い武尊選手をイメージしていたから。
・パワーだったら武尊選手には勝てない。今回は大きく振るっていうのは一切意識なく、コンパクトに針の穴に糸を通すみたいな意識でショートにカウンターを合わせていった。
・パンチが大きくなってしまうと相手の方がコンパクトで強くなる。そこを修正するトレーニングは父とたくさんした。
・ノーガードで来ても乗ったらいけないと思った。(武尊が笑ったらこのパンチが来るとか)対策をしていた。
【ダウンシーン】
・大きくならないでコンパクトに刀のように。最後に確認したパンチでダウンが取れた練習の成果。
一般SNSの評価まとめ
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/fafacdc7886621a03379a747f60ff0bdd320ed67/comments
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- 武尊天心試合が終了。結果は5-0のUD判定で天心完勝。武尊ダウンも
- 識者らは天心のボクシング技術の高さ、徹底した陣営戦略を勝因と指摘
- ファン「武尊はやはり体重不利」「最初から行ければ」「相手間違えた」