2020年シーズンをリーグ2位で終えた矢野阪神は収穫と課題を胸に、来季を見据えています。
活躍した外国人、しなかった外国人。解消されていないエラーの多さ。
そこで、白羽の矢をたてたのが、韓国KTのメル・ロハスJr.外野手（30）。
阪神が今年を2位で終えることができた立役者の一人、サンズは韓国キウム（ネクセン）ヒーローズで活躍していました。
韓国で活躍したアメリカ人選手が日本野球にうまくフィットすれば貴重な存在となることが証明されました。
メル・ロハスの韓国での成績を確認し、どれだけ魅力ある選手か、阪神の救世主となるかを見て行きましょう。
＞＞追記 ２０２０年１２月７日
結局、巨人が獲得濃厚との報道
→しかしロハスが否定。フェイクニュースではという話も
→9日には阪神が合意という報道も
＞＞追記ここまで
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メル・ロハスの韓国での成績一覧表！
メジャー経験はありませんが、マイナーから韓国に渡ったメル・ロハスの成績一覧表を見てゆきましょう。
| 試合 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017 | 83 | 0.301 | 18 | 56 | |
| 2018 | 144 | 0.305 | 43 | 114 | |
| 2019 | 142 | 0.322 | 24 | 104 | ゴールデングラブ賞 |
| 2020 | 142 | 0.349 | 47 | 135 | 本塁打王と打点王受賞 |
2017年6月12日、大韓民国KBOリーグのKTウィズと40万ドルで契約しました。シーズン途中加入ではありますが、以後の活躍のすばらしさは以下の通りです。
4年間3割打者を維持し、2020年は、これに加え、47本で本塁打王、135打点で打点王となる素晴らしい記録を達成しています。
しかも、昨年はゴールデングラブ賞（外野手）を獲得し、守備力も一流であることを見せつけました。
メル・ロハスの基本情報
メル・ロハス・ジュニア（1990年5月24日 生まれ ）身長体重：189cm・102kg
出身は、アメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス。
右投両打。
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父親は、モントリオール・エクスポズなどに在籍した元メジャーリーグ投手のメル・ロハスです。
野球一家で、大叔父のフェリペ・アルー（元メジャーリーグ監督）、マティ・アルー、ヘスス・アルーなどがいます。
2010年にMLBドラフト3巡目でピッツバーグ・パイレーツから指名を受け、プロ入りしました。
2016年5月9日、アトランタ・ブレーブスにトレードされた後、AAA級のグウィネット・ストライパーズに所属し、このシーズンには打率.253、本塁打12、打点46をマークしました。
また、2017年には、二重国籍を生かして、WBCのドミニカ共和国代表として出場しています。
2017年6月12日、大韓民国KBOリーグのKTウィズと40万ドルで契約しました。
シーズン途中加入ですが、打率.301、本塁打18、打点56という成績を残し、その年オフにはKTと100万ドルで再契約しました。
2018年には本塁打43本を達成するなど、メジャー復帰も視野に考えていましたが、結局160万ドルでKTと再契約をすることになりました。
2019年、ゴールデングラブ賞（外野手）を受賞し、KTウィズに残留しました。
2020年はKTで47本塁打、135打点を記録し自身初の個人タイトルであるKBOリーグの本塁打王と打点王の2部門を受賞しました。
メル・ロハスへの期待
韓国から阪神へ加入したサンズが日本野球で示した適応能力の高さはロハスへの期待と重ります。
しかもスイッチヒッターと魅力な特性を豊富に持っています。
また、2019年にゴールデングラブ賞を受賞するなど外野の守備力にも期待が持てます。
阪神はコロナ禍で設けられた「特例2020」特別措置は来季も継続される予定で、外国人選手を5人まで出場選手登録できるルールを有効活用し、今季の8人体制と同様の体制を維持することにしているようです。
メル・ロハスへのみんなの反応まとめ
みんなの反応
サンズも一時は得点圏打率など目覚ましい活躍だったが、日本人投手も攻めかた変えてきたので、最後は平凡な数字となった。
結局鳴り物入りで韓国からきても、日本の野球と比較したら差は大きいから、投手側が対応するから、韓国での数字は割引いてみる必要あり。
ネットの感想
ロハスの成績は、サンズを遥かに凌ぐ。ほぼ三冠王。
しかし、ロサリオのケースもあれば、タイロン・ウッズのケースもある。
KBOで大活躍でも、NPBの投手に順応できるか、使って見ないと分からないのが実状。
みんなの反応
韓国球界からとなるとロサリオの苦い記憶がある。
反面、サンズや横浜、中日で活躍したタイロンウッズのような例もある。
結局のところやってみないと分からん。
ネットの感想
ボーアにもう一年チャンスを与えて日本野球になれればすごい結果を残したのではないかと考えてします。阪神は一年目で結果を求めコロコロ外国人を変えるから毎年同じ繰り返しになるところがある。
みんなの反応
一概にうまくいくとは限らないよ️
それだけで、阪神が勝つかなあ、
打てないで昨年ダメでした。
守れなくて今年もダメでした。
ベンチも替えないとダメなんじゃないですか？
出典：ヤフコメ
結局のところ、ファンの見解は使ってみないと分からないということです。
韓国から鳴り物入りで入団して裏切られた過去の出来事が脳裏に焼き付いて離れないようです。
その反面。期待に反して、活躍した選手も。
ボーアにもう1年やってほしいという根強い意見も多数あります。
まとめ
要約すると...
- メル・ロハス外野手がいかに期待できる魅力ある選手かを余すことなく網羅した
- 過去に韓国から移籍した鳴り物入りの選手の中には活躍した選手もいれば、期待外れの例もあり、使ってみないとわからないという意見も多い
- 阪神が獲得し、NPBに順応できれば、長打力に加え、守備力にも期待できるので、大きな戦力となる
他球団との争奪戦は 必至で、オリックスもロハスの調査に着手しました。オリックスにとって、得点力不足は是が非でも解消しなくてはならない課題です。
韓国で4年連続打率3割以上を記録し続け、長打力もあるロハスは、何としてでも欲しい選手です。2019年にはゴールデングラブ賞を受賞しています。守備の良い外野手はどこの球団にとっても魅力でしょう。
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