N95マスクでなければ、新型コロナウイルスを防ぐことが出来ないとか。逆に実用に適していないとかネットで話題となっています。
中国では、マスク着用が義務づけられたり、その反面つけようにも売ってないとか混乱が続いています。
はたしてN95マスクの実際はどうなのか検証してみましょう。
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N95マスクとはどんなマスク?
N95マスクとはどんなマスクとはどんなマスクなのでしょう。
N95の名称の由来は米国労働安全衛生研究所(NIOSH)の規格です。
直径0・3μmの粒子を95%以上除去する性能があると言う意味です。
N95マスクが届きました😃 pic.twitter.com/hPRzPFer9u
— ダイヤモンドプリンセス乗船中 (@QKrwYU1agmTo7T5) February 10, 2020
メーカーとしては、3Mや重松製作所があり、素材は通常のマスクと同じく繊維を織らずに3次元に重ね合わせた不織布からなっています。
しかし、繊維の隙間に微粒子を捕獲するのではなく、繊維が静電気で微粒子を吸着します。
もともとCDC(米国疾病予防管理センターが「感染性結核の疑いのある患者や、確定した患者が隔離される病室に入室する際には、N95マスクなどの呼吸器保護具の必要である」として医療現場で広く使われてきたものです。
結核菌のような空気感染を起こす病原菌は、0.5μm以下の飛沫核となり空気中を浮遊します。
N95マスクは、最も捕集しにくいと言われる0.3μmの微粒子を95%以上捕集できることが確認されています。
結核菌自体の大きさは2~4 μm x 0.3~0.6 µmといわれていますので、N95マスクなら完全に結核菌を防御できることが理解できます。
日本でN95マスクと言えば、厚生労働省が定める規格を満たした「防じんマスク」となります。
医療従事者は合併症などがある患者に対する喀痰(かくたん)検査をするときや、結核病棟で診察する場合はN95マスクを使います。
検査対象の飛沫を吸い込んでしまう恐れがあるからです。
新型コロナウイルスにN95マスクは効果ない?
新型コロナウイルスの大きさは0.1µmとされており、N95の規格(0.3μmの微粒子を95%以上捕集)から外れています。
しかし、NaClを使った実験では、N95マスクは0.075μm程度の粒子も遮断できた実績があるそうですが、空気中を浮遊する飛沫核(0.1µmとして)となった場合これを完全に防げる保証はありません。
インフルエンザウイルスの大きさは0.1μm程度ですが、咳やくしゃみに伴い出てくるインフルエンザウイルスは、水分に覆われ5μm以上の大きさの飛沫として出てきますので、市販の不織布製マスクでじゅうぶん防御できます。
同様に、新型コロナウイルスの感染を防ぐ目的は、結核菌のような、空気中を浮遊する0.5μm以下の飛沫核ではなく、咳やくしゃみに伴い出てくる、水分に覆われ5μm以上の大きさの飛沫となった新型コロナウイルスを防ぐことにあります。
したがって、N95マスクであれば、十分すぎるくらいこれを防ぐことができます(過剰品質)。
新型コロナウイルスを防ぐのに最適のマスクはN95マスクか?
N95マスク
N95マスクは一般人には使いにくいことが指摘されています。
・装着するとかなり息苦しい
アメリカの記事では、「結核患者の手術で着用した時は、30分ほどの装着で呼吸が苦しくなり、気分が悪くなった。マスクに慣れていない一般人がN95マスクを1日中装着することは困難だろう。もちろん苦しくなってマスクをずらせば意味がなくなってしまう。」とありました。
・正しく着用するには、ある程度の訓練が必要
間違った着用では隙間から侵入することが想定され意味がない
時々、正しく装着されているかチェックすることが必要。
鼻、頬、あごの周りに適切に装着する方法について毎年再訓練を受ける。
・値段が高い
その他のマスクを見てみましょう
サージカルマスク
外科医向けの薄い外科用マスクで、日本や中国などの一部のアジア諸国では、病原体や汚染から保護するために、人々が公共の場でサージカルマスクを着用しているのは珍しくありません。
しかし、ウイルス粒子を寄せ付けないように設計されているわけではなく、鼻や頬の周囲にぴったりとはまらないため隙間が多く、全く効果はありません。
市販の不織布マスク
新型コロナウイルスの空気感染を防ぐことはできませんが、新型コロナウイルスは飛沫に付着して、拡散するため、大きな粒子となり、市販の不織布マスクで十分防ぐことができます。
人混み(至近距離)で飛沫(ひまつ)を受け止める程度の効果はあります。
・装着が容易
装着もまわりに隙間ができないように注意する必要はありますが、N95に比較すれば、はるかに簡単です。
・値段が安い
現時点での入手の困難さは別にしても、値段が安いために一度使ったマスクを頻繁に新しいものに取り換えることができます。
どのような場合の新型コロナウイルスを防止するかをはっきりさせれば、ウイルスを含む飛沫を防ぐ性能は十分で、使い勝手、コストから言ってもこれがベストです。
厚生労働省の公式見解は、
マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ効果が高いとされています。咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマスクをつけましょう。
予防用にマスクを着用することは、混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられますが、屋外などでは、相当混み合っていない限り、マスクを着用することによる効果はあまり認められていません。
症状のある人がまわりにウイルスを拡散さないためには、効果があるが、予防には限界があり、積極的にマスク着用を勧めてはいません。
むしろ手洗い、アルコール消毒をこまめにすることや持病があるひとは、公共交通機関や人混みの多い場所を避けるほうが優先されるとしています。
但し、他人にうつさないために、咳エチケットが大事で、これにはマスクが大きな働きをします。
N95マスクの口コミまとめ
みんなの感想
N95マスクは息苦しく長時間使用に向かないです。ずらして、使うのであればさらに意味がないです(値段も高いし)。
ネットの反応
一般家庭にはN95を買い続けるなんて無理。マスクで破産してしまう。
みんなの感想
医療従事者ですがN95マスクは着用にある程度の訓練が必要です。
付け方を間違うと隙間が出来て意味がなくなります。
ネットの反応
ウイルスの大きさは不織布の隙間より小さいから効果がないという説明は間違っている。ほとんどのウイルスは単独で飛散するのではなく、唾液と共に飛散するからである。唾液の粒子はウイルス単体よりもはるかに大きいからマスクでかなり遮蔽できる。
みんなの感想
N95マスクって正しい付け方をすると本当に息苦しいし顔に跡着いたりするくらい締め付けられる。医療目的で使う訳じゃないなら実用的じゃないと思う。
出典:ヤフコメ
N95マスクが今回の新型コロナウイルス防御には向いていないということが皆さん良くお分かりのようです。
まとめ
ココがポイント
- N95マスクとは直径0・3μmの粒子を95%以上除去する性能があり、空中を浮遊する結核菌の吸い込みを防ぐために医療現場で用いられるマスクです
- N95マスクは使い勝手が悪く高価で、一般人が使うことはお勧めできない
- 新型コロナウイルスの飛沫を防ぐためならN95マスクは過剰品質で、市販の不織布マスクで十分です
これまで、マスクとは、咳をしている人がウイルスなどを飛散させないのには有効だが、防御するのはあまりないと言われてきたはずです。
それが新型コロナウイルスで、個人が防御するために、高性能のマスクが必要だとのうわさになり、N95や一般のマスクの品薄騒動に発展しています。
中国でマスクをつけないと処罰するというのは、感染者の咳などによる飛沫による飛散を防止するのが目的で、防御が目的ではないと思われます。
N95マスクにしても市販の不織布マスクにしても、新型コロナウイルスを含む飛沫を防ぐ一定の効果はありますが、完全ではありません。
むしろ手指の消毒をきっちり行う、人込みの場所になるべく近づかないなどの予防策が主で、
マスクに大きな期待を持ちすぎるのは間違っているようです。