祝日の11日(木)、東京・国立代々木競技場で開催されるボクシングのチャリティイベント「LEGEND」のエキシビション6カードが、先日発表されました。
公式戦では見られない貴重なスパー対決ばかりですが、唯一〝メインイベント〟である井上尚弥選手のカードは「後日発表」と隠し球扱いに。
ファンの間では「相手は比嘉大吾ではないか」との予想が広がっています。「井上尚弥vs比嘉大吾」スパーリングの過去の事例を振り返るとともに、11日にはどんな展開になりそうなのかも予想してみました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)
U-NEXTで3300円で観ることが出来るってさ!11日16時30分試合開始で18日まで観覧可能
◆ボクシング◆ 2024年10月13日(日)・14日(月) 中谷潤人、井上拓真、田中恒成 他 注目の試合が多数 他開催場所:有明アリーナ |
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井上尚弥vs比嘉大吾の予想
コロナと闘う医療関係者や患者を支援しようというチャリティ企画「LEGEND」。実戦ではないスパーとはいえ、階級差が大きく公式戦ではあり得ない夢の対戦も見られるとあって、ファンの高い関心を集めています。
そして今回プロだけでなく東京五輪代表のトップアマも、強化の一環として参加が決定。ボクシングでは珍しいプロ・アマトップ選手同士の「腕比べ」が実現することになりました。
色々な意味で見逃せない「LEGEND」ですが、唯一、出場予定の最大のスター井上尚弥選手の対戦相手だけは発表が先送りに。ただ一部メディアで「井上尚弥は当日のメインで、KOが自慢の元世界王者で、近い将来バンタム級のリングで対戦する可能性のある現役の地域王者と対戦する」と報じられました。
早速ファンは「それって誰?」と大予想。その結果、①元世界王者で現地域王者②KO勝利が多い③今バンタム級―の条件に当てはまるボクサーはだた一人、現WBOアジアパシフィックバンタム級王者で元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾選手しかいないことが分かりました。
果たして「PFP最強級」と称されるモンスター井上尚弥選手と、連続KO日本記録を持つハードパンチャー比嘉大吾選手の「ガチスパー」は見られるのでしょうか。そしてそれはどんな展開になりそうなのでしょうか。
井上尚弥vs比嘉大吾の2016年スパーリングを振り返る
戦績と経歴を簡単にご紹介すると、27歳の井上尚弥選手は3階級制覇者で現バンタム級WBAスーパー&IBF王者。20勝(17KO)無敗の圧倒的戦績を誇ります。比嘉大吾選手は25歳で、フライ級時代にデビューから15試合連続KOの記録を樹立。現在はバンタム級に上げており戦績は17勝(17KO)1敗1分けです。
そして実はこの二人、過去何度もスパーを行っています。2016年、井上選手がスーパーフライ級世界王者だった当時、まだ東洋太平洋フライ級王者だった比嘉選手と10回近くスパーリング。この頃、井上選手は河野公平戦を控えており、「似たスタイル」(井上選手)という比嘉選手を練習相手に招請した訳です。
当時の比嘉選手は階級は下なものの11連続KO中の気鋭の若手ホープ。メディアに公開された日のスパーでは、低く懐に飛び込んできた比嘉選手に、井上選手が強烈なアッパーを見舞うなど優位にラウンドを進行。互いに鋭く重いパンチを応酬していたそうです。
では、もし再びスパーが実現すれば、同じバンタム級では初めての拳合わせとなる11日はどんな展開が予想されるのでしょうか。
元世界王者の解説によれば、軽い階級から上がった選手はパンチは重くなるものの、その分速さがトレードオフになるといわれ、比嘉選手もバンタム級の直近2戦では1勝1分けと〝調整途上〟。同級で破竹の勢い、PFP最強の尚弥選手相手では、どうしても劣勢を強いられるとの見方が多いようです。
井上尚弥vs比嘉大吾のカードにみんなの反応は?
みんなの反応
この二人スーパーフライの時にスパーやってるけどかなり一方的だったんだよね
ネットの感想
先日の比嘉大吾のボクシングなら、井上から貰いまくるかも
みんなの反応
すんごい組合せですね!お金払っても見たいので尚弥さんの発表も早くないかなぁ
ネットの感想
過去のスパーではプレッシャーかけて距離詰めるスタイルの比嘉が終始ロープに押しやられてた。両者バンタムで戦ってる今、あれからどう変わったのか見もの
みんなの反応
井上尚弥がバンタムにとどまってる間に比嘉大吾とタイトル戦やってほしいな〜
出典:twitter
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- チャリティスパー企画「LEGEND」6カード決定。井上尚弥は未発表
- 予想相手は比嘉大吾が濃厚。16年には10回近くスパーした間柄
- 同じバンタムでは初の対決へ。PFP最強井上尚弥が優勢に推移か
まさかの世界戦体重超過による資格停止処分を終え、バンタム級で再起の道を歩み始めた昨年、比嘉選手は憧れの尚弥選手についてこう語っています。「今は尚弥さんがずっと上の存在にいるので、自分もそこに行くならできるだけ早くチャンピオンになる。そこからがスタートになると思う。(将来的に試合の)チャンスをもらえたらなと思います」。
11日に5年ぶりの二人のスパーが実現すれば、比嘉選手の今後の道程にも大きなプラスになるのではないでしょうか。