今年もまた、日本国内で、ボクシングの超メガビッグマッチが実現します!世界スーパーバンタム級の4団体王座統一戦「WBC・WBO世界王者・井上尚弥 vs WBA・IBF世界王者マーロン・タパレス(フィリピン)」が、年末の東京開催で正式決定しました。
昨年末に続く日本での二度目の4団体統一戦。これは世界ボクシング界でも相当な大イベントです。ファンならずとも絶対必見の「井上尚弥vsタパレス」の概要や予想、オッズをシェアしましょう。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)
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尚弥vsタパレスの予想
昨年12月、逃げ回るバトラー王者をついに11ラウンドでつかまえ、瞬く間になぎ倒してボクシング史上9人目、アジア勢初の世界4団体ベルトをバンタム級で統一した「日本の至宝」井上尚弥選手。
それからちょうど1年で、今度はなんと、まだ1試合しかしていないスーパーバンタム級で早くも再び4団体王座統一戦を行う流れになりました。
超高速、弩級の加速度でKOと複数階級制覇を重ねていくモンスターはこれから一体、どこまで行くのか。失礼ながらタパレス戦よりその先のほうがなぜかが気になって仕方ありませんが、まずはしっかりと、今や「マイ家宝」的に貴重な尚弥選手のKOシーンをリアタイで見届けるために、試合の概要などをチェックしましょう。
概要と放送予定
◆WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦「井上尚弥 VS マーロン・タパレス」
【日程】12月26日
【会場】東京・有明アリーナ
【ライブ配信】NTTドコモの動画サービス「Lemino」で完全独占無料ライブ
試合予想
まずは二人の戦績のみ一応ご紹介しておくと、井上尚弥選手(30)は25勝 (22KO) 無敗の世界4階級制覇者かつバンタムの4団体統一王者。タパレス選手(31)は37勝(19KO)3敗で、世界二階級制覇王者です。
↓タパレスvsアフマダリエフ
この試合を筆者ごときが予想するというのももはやおこがましい感じさえありますので、ここではメディア報道から、尚弥選手自身の見立てをご紹介しましょう。
圧倒的KO率でPFPトップクラスに君臨する尚弥選手ですが、バンタム級終盤から「KO勝ち」という言葉をあえて封印。実際、ここ数試合は「次は何回でKOする?」とお約束のようにメディアやSNSで騒がれ、苦しい思いも強かったそうです。
しかし!タパレス戦ではその「禁句」が解かれました。「圧倒的な強さを見せて勝ちたい。KO決着をお見せしたい」と断言したのです。
その理由は尚弥選手らしい冷静な分析にあります。井上選手は事前にタパレス選手の試合映像をあらためて見返し「体の柔らかさ、ディフェンスの良さ。思っていた以上に技術の高い選手」と評価。
その上で「彼のスタイルを見る限りそういう(KO)決着になる」と話しました。タパレス選手は中間距離からの強いストレートが武器の好戦的タイプですが、接近戦や防御には難があるといわれます。
つまり尚弥選手が最もパワーを出せる距離に常にいるということ。これは過去のマクドネル、パヤノ、ドネア戦といった「秒殺ケース」に近い相手です。
確かに尚弥選手は、フィジカルが強く技術・戦略力が高いフルトン戦では「最後に勝てれば」と慎重でした。今や、バンタム時代の何倍もパワフルで攻防・戦術の巧みさに一段と磨きがかかっている「パーフェクトヒューマン」井上尚弥王者。
同じくバンタムから転級し、体格もスタイルもばっちり噛み合うタパレス戦では、初回の1秒目から絶対に瞬き厳禁となるのは間違いなさそうです。
尚弥vsタパレスのオッズ
全国民必見の「井上尚弥vsタパレス」。最新の海外ブックメーカーオッズは以下のようになっています。
◆「Oddschecker/Win market」
・井上尚弥勝利 … 1.08倍、タパレス勝利 … 9.5倍
海外でも、この試合は予想することすら時間の無駄、って感じなのでしょうか…。もちろん勝負は最後まで分かりません!しっかり見届けたいと思います。
ネットの予想・反応
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/a9e232e84466902b0607be92ca135103af5fe482/comments
まとめ
要約しますと
- 12月26日、Sバンタム4団体統一戦「井上尚弥vsマーロン・タパレス」の東京開催が正式決定
- NTTドコモの「Lemino」で嬉しい無料独占ライブ。尚弥はたった1年で二階級4団体制覇へ超加速
- 禁句だった「KO勝利」を自ら解禁。中間距離得意のタパレスは完全に尚弥の射程距離内。瞬き厳禁