ネリvsホバニシャンの中継・放送情報！予想はどっち？

「日本ボクシング界の至宝」井上尚弥選手が新たに参戦したスーパーバンタム級で、興味深い1戦が決まったようです。現WBC1位のルイス・ネリ選手（メキシコ）が、2位のアザト・ホバニシャン選手（アルメニア）と2月18日、米国で試合を行うと報じられました。

「WBC王座挑戦者決定戦」でもあるこのファン刮目「ネリvsホバニシャン」戦。放送予定や勝敗予想、勝者が井上選手と戦う可能性はあるのかなどを探りました。（出典：Wikipedia、スポーツメディアなど）

この試合、去年のWBC年次総会で一応実施の承認は受けていたんだよね。正式決定ってことか>>2/18 DAZNで放送！

DAZN値上がりしたなあ。3700円ならギリギリ見る価値あるかな。西武のキャンプとかサッカー・ラリーガも見れるからな。購入するぞ！おそらくネリ戦は12:30ごろと予想されています。

ネリvsホバニシャンの中継・放送情報

このほど、ホバニシャン選手と契約するプロモート大手GBPが開催を発表した「ネリvsホバニシャン」。権威ある米リングマガジンも報道しました。

今年のスーパーバンタム級戦線を占う上でも重要な戦いとなるこの試合、放送予定や勝敗予想などを順次見ていきましょう。

ネリさんは28歳とまだまだこれからだけど、ホバニシャンさんは34歳。残り時間少ないものね！

Expect #NeryHovhannisyan pic.twitter.com/hgShUYhRqz

— DAZN Boxing (@DAZNBoxing) February 13, 2023

概要

◆WBC世界スーパーバンタム級王座挑戦者決定戦「ルイス・ネリ vs アザト・ホバニシャン」

【日程】現地時間2月18日（土）
※日本時間19日となります。

【場所】米カリフォルニア州ポモナ

DAZNにて生配信！

この試合、リングマガジンによりますと「太平洋標準時午後5:00/東部標準時午後8:00からDAZNで世界中に放送される」とのことです。

日本での放送媒体は現時点で未定ですが、この報道の通りですと、日本でもDAZNでのライブ配信が期待されます。同時に、海外ボクシング中継に定評あるWOWOWも放送する可能性があるかもしれません。

詳細は発表され次第追記します。

開始時間は、過去の米国でのマッチ例からすると日本時間2月19日（日）のお昼前後だろうな＞＞ＤＡＺＮで配信！
DAZNでは同日4時からララvsウッドもあるよ。ウッドは井上選手が、「パンチのパワーは凄かった」とスパーリングで評価した選手

ネリvsホバニシャンのガチ予想

DAZNまたはWOWOWでの放送が期待大の「ネリvsホバニシャン」。では次にこの試合の勝敗予想を見てみましょう。

ランキング比較

まずはボクシング専門メディアが選定するパウンドフォーパウンドから、最新のスーパーバンタム級での二人のランキングを比較してみましょう。

◆リングマガジン

・ホバニシャン4位、ネリ6位

◆ESPN

・ネリ3位、ホバニシャン5位

◆Boxrec

・ネリ5位、ホバニシャン16位

非常に僅差ではありますが、ネリ選手が意外と高評価ですね。

オッズ比較

ネリvsホバニシャン戦は陣営の発表が行われたばかりのため、海外大手ブックメーカーのオッズは未設定のようです。

オッズではありませんが、一つ関連情報をご紹介しましょう。リングマガジンもフォローしているという個人開設の海外ボクシングDBサイト「MartialBot」では、AIを使って過去の戦績やファイトスタイルを比較し、この試合の勝率を計算したそうです。

それによると「ネリvsホバニシャン」の予想勝率は「66%対34%」でホバニシャン選手が有利との結果に。同サイトのAIは「ルイス・ネリがこの戦いに勝つ可能性はわずか。ホバニシャン勝利が非常に支持されている」と解析したということです。

筆者予想

まず二人の戦績をおさらいすると、ネリ選手はバンタム、Sバンタムの元二階級制覇王者。戦績は33勝（25KO）1敗です。一方ホバニシャン選手は戦績21勝(17KO)3敗。以前一度、WBCのSバンタム世界王者だったレイ・バルガス選手に挑み判定負けしています。このため王座戴冠の経験はありません。

ネリは「薬物疑惑&体重超過」のスキャンダルまみれで「神の左」山中慎介をKO。日本ボクシングファンの〝仇敵〟でJBCも永久追放処分にしてるんだよなー！

ファイトスタイルは、どちらもKO率が8～9割という非常にパワフルなハードパンチャー。身長や体格もほぼ同じですが、ネリ選手はバンタム級から上がってきた後はかつての怒濤のような勝ちっぷりが鈍っている感もあります。

ネリ選手は次戦がSバンタムでの5戦目。これまで同級では3勝1敗で、KO勝利は一度しかないうえに、逆に21年にはフィゲロア選手に悶絶ボディを食らい7RKO負け。プロ初黒星となりました。

つまりこの階級では、フィジカルでやや押し負け、疲れが出る中盤以降に劣勢になる傾向が顕著。重いパンチのホバニシャン選手は相当な難敵になりそうです。というわけで筆者は「ホバニシャンの終盤TKO勝利」を予想します。

https://twitter.com/dantheboxingman/status/1618383378813943809

次に井上戦の可能性あり

「ネリvsホバニシャン」の勝者はWBC王座挑戦者となりますので、次の試合はタイトルマッチとなる可能性があります。

現WBC王者はWBOとの統一チャンピオン、フルトン選手。そしてフルトン選手は今春にも、井上尚弥選手と2冠をかけた統一王座防衛戦に臨む、と多くのメディアが報じています。

仮にこの試合で井上選手がSバンタム2冠を獲得し、四階級制覇に成功すると、「ネリvsホバニシャン」の勝者は井上王者に挑戦する形となります。

年内にも行われると予想される「井上尚弥 vs ネリorホバニシャン」。そのビッグマッチ予習の意味でも2月の試合はぜひ日本でも生放送をガン見してチェックしたいところですね。

ホバニシャンさんは昨秋、拠点にしているLAのジムに尚弥さんが練習に来た際、自ら志願してスパーしたのよね！なんとなく「将来彼とやるな」って予感があったのかな…？

私たちは見てきた。
アメリカ名門ジムでの練習、日本での過酷なトレーニング。
慢心することなく日々の鍛錬に打ち込む、その姿を。

「自分一人のためじゃない。すべての人の思い、いろんなものを背負っている」と語った #井上尚弥 選手。
いまこそ 、日本 #ボクシング の歴史を塗り替える！ pic.twitter.com/6NRkgS2JGN

— プロフェッショナル仕事の流儀 (@nhk_proff) December 13, 2022

まとめ