陸上競技

ヴェイパーフライ(厚底シューズ)禁止か?理由と海外の反応まとめ!

箱根駅伝のピンクシューズで有名になったナイキのヴェイパーフライ(厚底シューズ)をワールドアスレティックス(陸上の国際競技連盟)が禁止を検討しているとの報道がなされ多くの議論を呼んでいます。
その理由をこれまでの経緯とテクノロジーを含めてまとめます。

新記録続出したから禁止するなんて!

ヴェイパーフライ(厚底シューズ)禁止か?理由は?

ナイキの「厚底シューズ」ヴェイパーフライが世界のマラソン、日本の駅伝界を席巻しています。
世界陸連が禁止すべきか検討をしています。
その理由を探ってゆきましょう。

昨年10月のロンドンマラソンでコスゲイ(ケニア)が女子マラソン世界記録を16年ぶりに更新しました。

日本でもナイキのオレンジプロジェクトに参加していた大迫傑がボストンでの初マラソンでこれを履いて注目され、2018年10月7日シカゴマラソンで、日本記録をマークしました。

東京五輪男子マラソン代表を決める昨年9月のMGCでも、ナイキ製の厚底モデル「ヴァイパーフライ ネクスト%」の新色ピンクプラストを、代表となった中村匠吾を含め、男子出場30人中、半分を超える16人が履いていました。

また、正月の箱根駅伝では8割を超える選手がピンクシューズを履いて、区間新記録が10区間中7区間で誕生しました。


世界陸連に決定的な懸念を与えたのが、キプチョゲ(ケニア)のマラソン2時間切り挑戦の非公式レースでした。

男子世界記録保持者のキプチョゲは、ウイーンの非公式レースでヴェイパーフライをさらに進化させたナイキ社のプロットタイプのシューズをはき、人類で初めて2時間を切る1時間59分40秒をマークしました。

キプチョゲの2時間切りが、選手個々の運動能力より、シューズの技術競争を加速させるという危機感を世界陸連に与えたようです。

世界陸連はこのまま技術革新を放置しておいて良いのか専門委員会で、ヴェイパーフライについての検討を開始しました。

ヴェイパーフライはナイキが次のような新技術を導入して、厚底で疲れず、反発力に優れた極めて高いエネルギー効率の良いシューズに革新したものとなっており、走りの効率を4%向上させるとうたっています。

また、マラソンでの2時間切りを目標としているとも言ってきました。

・反発力に優れたNikeZoomXフォーム
・軽量カーボンファイバー製プレート
・VaporWeave素材(頑丈で、軽量)

禁止の理由として考えられるのは
1.ヴェイパーフライ(厚底シューズ)はすべての人に利用可能でない
ナイキがスポンサーになっていないアスリートは使えない
ライバルブランドのシューズが売れなくなり、ナイキの独占となる(おそらく特許で保護されており、ライバルメーカーは同じシューズを作れない)。
2.ランナーそれぞれの練習・鍛錬によって得た走力より、シューズのテクノロジーがロードレースの記録を生む決定的な要因となり、陸上競技の意味がなくなる。
3.足を踏み出す際に、つま先よりもかかとを主に使う人にとっては、健康面で長期的な影響を及ぼす懸念がある。

今のところ、完全に禁止するか、これ以上の進歩を防ぐため、ソールの厚さや、カーボンファイバープレートの数を制限するなどの規制を設けるかの議論は分かれているようです。

折角技術が進歩したのに!

ヴェイパーフライ(厚底シューズ)禁止報道に海外の反応は?

みんなの感想

記録は公正です。私は一生懸命練習した。テクノロジーは進歩しており、それを否定することはできません。テクノロジーの進化を享受すべきです(キプチョゲ)。

ネットの反応

靴は違いを生みますが、すべてのランナーが利用できるのだから、禁止すべきではありません。

みんなの感想

物議を醸しているナイキの靴は、陸上競技の責任者が革新的な新技術を禁止する計画なので、東京オリンピックに登場する可能性は低いだろう。

ネットの反応

ナイキの革新的なプロトタイプシューズは、新しい技術が「陸上競技の完全性を脅かす」恐れがあるという理由で禁止される可能性がある。

みんなの感想

ナイキの靴は世界陸連によって禁止される可能性があります。しかし、すでに行われた記録についてどうするつもりなのでしょう。

出典:ヤフコメ
様々な議論が出ています。キプチョゲは猛反発!

まとめ

ココがポイント

  • ヴェイパーフライが全面禁止されるかこれ以上の進歩を制限するかは不明
  • シューズのテクノロジーが競技の決定要因となり、ロードレースの意味が失われる
  • ヴェイパーフライを使えないアスリートが出てくる可能性がある

ロードレース界に画期的な進歩をもたらしたナイキのヴェイパーフライを禁止すべきでしょうか?走りの科学的な解析によって、生み出された技術が革新的すぎるという理由で全面的に禁止されるのは納得できません。
これまでのシューズより選手の故障が少なくなったとの指摘もあります。
世界陸連は、技術の進歩を生かしたうえで、それぞれの選手が平等に競争できる仕組みを考えるべきと思います。

怪我が少なくて速いならいいのでは?

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