昨年10月に右肘を手術したプロテニス世界ランキング34位の錦織圭選手が、オーストリアで行われたジェネラリ・オープンで約1年ぶりに復帰しました。今後イタリア、ドイツとツアーを転戦し27日開幕の全仏OPに向け調整を進めます。
その錦織圭選手を支える新コーチがマックス・ミルヌイ氏。「マックス・ミルヌイ」とはどんな経歴の持ち主なのか?新コーチのもと錦織圭選手は復活を遂げられるのか、その期待感をまとめました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)
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マックス・ミルヌイとは?経歴は?
昨年、全米OP敗退後に右肘を手術しシーズンを全休した錦織圭選手。リハビリに励む中、2011年からコーチを務めるダンテ・ボティーニ氏との契約が終わることに伴い、今季からの新コーチにマックス・ミルヌイ氏を迎えることを明らかにしました。
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マックス・ミルヌイとはどんな経歴のコーチなのでしょうか。マックス・ミルヌイ氏はベラルーシ出身の43歳。身長195cmという長身です。6歳からテニスを始め、96年に19歳でプロ入り。
98年ウィンブルドン選手権と全米オープンの2大会連続で、混合ダブルスでセリーナ・ウィリアムズ選手(米)とペアを組んで優勝。99年にダブルスで年間4勝を挙げ、2000年全米オープン男子ダブルスで初優勝を飾るなど、ダブルスで大きな実績を残した元トッププロです。ダブルスでは世界ランク1位を経験しています。
現役時代にツアー通算で53勝も挙げていますが、内訳はシングルス1勝、ダブルス52勝。グランドスラム成績はシングルスでは全米の8強が最高ですが、ダブルスでは全仏4度、全米2度、混合ダブルスでは全英1度、全米3度の優勝を果たしています。18年のツアーを最後に現役を引退しました。
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またミルヌイ氏はベラルーシ代表として五輪にシドニー以降連続で4度も出場。4度目の出場となった12年ロンドン五輪では選手団の旗手を務めました。
さらにこれは不思議な「縁」というべきでしょうか、ロンドン五輪のテニス・混合ダブルスでは、つい先日の全米OP女子シングルス決勝で大坂なおみ選手が下したアザレンカ選手とペアを組んで出場。決勝で地元英国のアンディ・マリー/ローラ・ロブソン組を破り、金メダルを獲得しています。
↓動画がこちら
On August 5, 2012 at Wimbledon, Max Mirnyi and Vika Azarenka of Belarus won the first Olympic gold medal in mixed doubles tennis since 1924 defeating Murray and Laura Robson in the final. pic.twitter.com/Xe3drejl1y
— Olympic Tennis (@OlyTennisFacts) August 6, 2020
マックスミルヌイコーチで錦織圭への期待感は?
「チーム錦織圭」の新コーチ、マックス・ミルヌイとは「ダブルス王」ともいえるすごい実績の元プロ。実は錦織選手も少年時代から親しみ深いプレーヤーでもあったようです。
ミルヌイ氏自身、錦織選手同様に少年時代にテニスエリートとして母国で頭角を現し、米IMGアカデミーに留学。錦織選手にとってはアカデミーの大先輩でもあります。同アカデミーでは錦織少年とボールを打ち、プロの世界を身近に感じさせてくれた存在でもあったそうです。
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「web Sportiva」によれば、そんな錦織選手がミルヌイ氏のコーチとしての資質に興味を抱いたのは、IMGアカデミーの後輩・望月慎太郎選手への指導を目にしてから。望月選手は小柄ながら得意のネットプレーで昨年のウインブルドンジュニアを制した17歳。彼に臨時コーチとして助言を与えていたのがミルヌイ氏だったそうです。
長身から繰り出す豪快なサーブ、アグレッシブなプレースタイルのミルヌイ氏は錦織圭選手とは対極ですが、錦織選手の印象は「自分と似ている」。それは体格ではなく、テニスという競技の解釈や哲学、勝利へのアプローチ法などのことを示しているようです。
ミルヌイ氏自身も錦織選手らと同じく、英語もできないまま単身異国で勝負の世界に身を投じた同志。10代のときアカデミーで、孤独なミルヌイ少年を色々と世話したのが、当時寮長を務めていた日本人留学生だったことも、ミルヌイ氏が日本人選手に親近感を覚える理由なのかもしれません。
Lindo volver a Kitzbuhel #ATPKITZ , hoy con Jurij Rodionov terminando la práctica con @keinishikori y su coach Max "The Beast" Mirnyi. pic.twitter.com/47hAwRHRmE
— Javier Frana (@javifranatenis) September 5, 2020
錦織圭2020最新ネットの評価
みんなの反応
復活を期待させるには十分な内容の復帰戦だった。明らかな試合勘の欠如や後半に脚が止まってしまったのは、試合をこなしていくことで解決していけると思う
ネットの感想
錦織。過去にも先にもこんな日本人プレーヤーはいないと思う
みんなの反応
コーチを頻繁に変えない錦織が選んだ新コーチ。二人でどういう復活劇を見せてくれるか楽しみ
ネットの感想
なんだかんだいっても彼のいないテニス界はつまらない。キッツビューエルの試合を見ていて心からそう感じた
みんなの反応
理想はGS獲って欲しいが、選手生命を長く維持するっていう大目的にはネットプレーを増やすのは完璧に正しい選択。楽しんで進化していってほしい
出典:ヤフコメ欄
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- 全仏での復活期す錦織圭の新コーチに今季マックス・ミルヌイ就任
- ダブルスでGS席巻した「ビースト」。アザレンカとペアで五輪金も
- IMGアカデミーで日本選手と交流。「自分のスタイルと似る」と錦織
リハビリとコロナ禍の結果、今季の錦織選手は全米OPを含むハードコートシリーズをすべて欠場し、欧州のレッドクレーを再始動の場所に選びました。
緻密なゲームプランが持ち味の錦織選手ですが、接戦の連続で心身のスタミナが削られ大会終盤に疲労が蓄積することもしばしば。このため錦織選手が掲げるのは「ネット際で多くポイントを決める攻撃テニス」です。ジェネラリ・オープンではブランク明けの体力不足などから初戦敗退となったものの、序盤は理想の攻撃テニスを展開。
「なるべく試合数をこなしたい。(初戦のような試合を勝てれば)より早く戻ってこられる」と、クレーの実績豊富な新コーチとともに全仏での復活を狙います。
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