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男子テニス

西岡良仁vsワウリンカの対戦成績!クレーは苦手かデータも

全仏オープン1回戦で世界ランク22位のフェリックス・オジェアリアシム(カナダ)をストレートで破る快挙をなした西岡良仁(同52位)が、9/30 18:00 世界ランク239位のユーゴ・ガストン(フランス)と対戦します。

順調に勝ち進めば、3回戦で、スタン・ワウリンカ(スイス)と対戦の可能性が高いとみられています。

西岡良仁vsワウリンカの対戦成績を確認し、ワウリンカはクレーが苦手との噂をデータで確認してみましょう。

3回戦でこの組み合わせが実現することを期待!

 

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西岡良仁vsワウリンカの対戦成績

西岡良仁vsワウリンカの対戦成績を見てゆきましょう。

西岡良仁vsワウリンカの対戦は1度だけで、2017年3月15日、インディアンウェルズ「BNPパリバ・オープン(ATP1000)」(ハード)での第4回戦の試合です。

この時、世界ランキングが自己ベストの70位であった西岡良仁は、自身初のATP ワールド・ツアーマスターズ1000 ベスト16に進出し、当時同3位のスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦しました。

それまで、
第1回戦 エリアス・ウマー(スウェーデン)に勝利、
第2回戦 世界ランキング21位イボ・カルロビッチ(クロアチア)にストレート勝ち、
第3回戦 同14位トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)に勝利、
と上位選手を相手に次々と快進撃を続けていました。

ワウリンカとの試合も、5度のブレイクを果たし、フルセット(3-6 6-3 7-6)に持ち込む大接戦の惜しい試合でした。

では、それ以降はどうだったのか?
ワウリンカは、2017年シーズンの「ウィンブルドン」以降、膝の痛みがひどく、手術を二度受け、長くコートから離れ、復帰後もなかなか調子が戻らず、2018年には263位までランクが下落したこともありました。

しかし、2019年「全仏オープン」で、テファノス・チチパス(ギリシャ)に勝利し、準々決勝に進出、「全米オープン」でも準々決勝進出で、トップ20に返り咲いてカムバックを果たしました。

2020年も「ATP250 ドーハ」(カタール・ドーハ/1月6日~11日/ハードコート)で準決勝進出を果たしています。
全豪オープンは4回戦で第4シードのダニール・メドベージェフをフルセットの末下してベスト8入りしました。

但し、ATP再開後では、米国の保健局のコロナ対応をめぐり、全米オープンを欠場し、先日の「ATP1000 ローマ」の男子シングルス1回戦では、第10シードのワウリンカが、世界249位の予選勝者ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)にまさかの敗戦を喫しました。

強いときには手が付けられないが、意外な負け方をするという、好不調の波の激しい選手と言われる悪い癖が出たのかもしれません。

しかし、今大会1回戦では、元世界ランキング1位のアンディ・マレーに完勝し、調子は上がっているようです。

これまで、ナダル、ジョコビッチを破って、グランドスラムを3つ制しており、まぎれもない強豪選手です。
優勝 2014年 全豪オープン ラファエル・ナダル 6–3, 6–2, 3–6, 6–3
優勝 2015年 全仏オープン クレー ノバク・ジョコビッチ 4–6, 6–4, 6–3, 6–4
優勝 2016年 全米オープン ハード ノバク・ジョコビッチ 6–7(1), 6–4, 7–5, 6–3
準優勝 2017年 全仏オープン クレー ラファエル・ナダル 2–6, 3–6, 1–6

一方の、西岡良仁は2014年1月にプロ転向以降、2017年後半の怪我の時期を除けば、順調にランキングをアップしてきています。


ATPランキングのトップ100選手で最も身長が低い(170 cm)ながら、フットワークが良く、ミスしないのが強みをもっています。

2019年には、トップ10の錦織圭、ガエル・モンフィスを破りました。

2019年全仏オープンでは、1回戦でマッケンジー・マクドナルドに勝利し、2回戦では第8シードのフアン・マルティン・デル・ポトロに敗れたものの。初の2回戦進出を果たしました。

↓ 2020年の全米OPでの西岡vsA・マリー

↓ 2020年の全仏OPでの西岡vsオジェアリアシム

二人とも上り調子だ

ワウリンカはクレーは苦手?

グランドスラムでは、クレーの全仏オープンで、2015年優勝、2017年準優勝しており、
マスターズ1000決勝でも、クレーの2013年マドリードで準優勝、2014年モンテカルロで優勝を飾っています。

ATPツアー決勝進出結果では、シングルス: 30回 (16勝14敗)のうち、サーフェイス別タイトルで、ハード (10–7) クレー (6–6)ととてもクレーが苦手と言えません

全仏オープンの通算成績でも42–14となっています。

むしろ、クレーとハードコートのプレイが得意なアグレッシブベースライナーであるとの評もあるほどです。

西岡良仁のグランドスラムでの勝敗は、
全仏オープン 1–3
全米オープン 2–6
全豪オープン 5-5
であり、クレーの全仏オープンが得意とはとても言えません

むしろクレーコートで大きな大会に出場数がまだまだ足りないという状態ではないでしょうか。

ワウリンカはむしろクレーが得意では?

西岡良仁最新ネットの評価

みんなの反応

2回戦を勝てば恐らくはワウリンカ戦になるはず、3年前に勝利まであと2ポイントというところまで行きましたが、今回はどうでしょう。普段はワウリンカと全仏は相性がいいですが、今年は全く違う環境ですので、もしワウリンカ対西岡になったら面白そうですね!

ネットの感想

西岡の変幻自在のテニスには改めて感心した。決して強烈なサーブではないが、球種を混ぜ、安定したサービスゲームとなっていた。サービスゲームをキープできることが、攻撃面でも力を出せる。全仏での更なる進撃を期待。

みんなの反応

完璧な試合でした!
名だたるプレーヤーと互角の戦いをしており、本来なら20〜30位にいてもおかしくない。今大会は念願の3回戦進出を果たしランキングを上げて欲しい。

ネットの感想

金星の表現は西岡選手を下に見すぎてる感じがして適当ではないかな。でもシード相手に見事な勝利。

みんなの反応

あの身長でもサービスエースを取っていたし、技術的には錦織より西岡の方が上だね
あと10センチ身長があったならトップ10には入っただろうね。

出典:ヤフコメ

ファンの熱い期待があふれている!

まとめ

要約すると...

  • 西岡良仁vsワウリンカの対戦成績は、3年前のインディアンウェルズ4回戦での敗戦だけだが、フルセットに持ち込む健闘した試合内容であった
  • ワウリンカはクレーが苦手とはいえず、ATPツアー決勝進出結果などでは、ハードにせまる成績を残している
  • 全仏オープンでは、金星を挙げた西岡良仁にネットで錦織圭以上の期待が高まっている

西岡良仁が、3回戦でワウリンカを倒せば、こんどこそ、まぎれもない番狂わせ、金星と言って間違いないでしょう。

日本のファンとしても胸を張れる快挙となります。

快挙を早く見たい!

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