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大坂なおみのクレーの勝率を他選手と比較!土に弱いは嘘?本当?

全米オープンの2度目の優勝で、全豪と合わせグランドスラム3勝をあげた大坂なおみが、クレーコートの全仏オープンに挑みます。

これまで、全仏に4度出場していますが、3回戦進出までにとどまっています。

大坂なおみのクレーの勝率を他選手と比較してみました。土に弱いというのは本当でしょうか?

現役女子選手で、クレーコートを最も得意とする選手と、過去にクレーコート最強の選手は誰でしょう?
クレーコートに強いプレーヤーの特徴についても見てゆきます。

確かに全仏は成績良くなかったわね!

大坂なおみのクレーの勝率を他選手と比較

大坂なおみのクレーコートでの勝率をトップ10のうちの著名5選手および全米で決勝を戦ったビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、過去に最もクレーコートに強いといわれるマリア・シャラポワ(ロシア)と比較してゆきましょう。

ランキング
選手名


コート種合計勝率
1アシュリー・バーティ( オーストラリア )ハードコート994114071%
クレーコート26174360%
2シモナ・ハレプ (ルーマニア)ハードコート2109130170%
クレーコート11540155
74%
3大坂なおみ( 日本)ハードコート1074615370%
クレーコート2014
3459%
4カロリーナ・プリスコバ (チェコ)
ハードコート667013649%
クレーコート243862
39%
5ソフィア・ケニン( アメリカ)


ハードコート6134
95
64%
クレーコート12122450%
9セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)ハードコート329

54
383

86%

クレーコート129
2515484%
14ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)
ハードコート2718635776%
クレーコート904213268%
マリア・シャラポワ(ロシア)ハードコート2637333678%
クレーコート1312615783%
ほとんどの選手がハードコートでの勝率に比べて、クレーコートの勝率が低くなっており、大坂なおみのように10%以上低い選手が珍しくありません。

注目されるのは、ランキング世界2位のシモナ・ハレプ (ルーマニア)で、ハード70%
クレー74%と逆にクレーの勝率が上回っています。

昨年4月に発表された直近4年のクレーコートでの実績を元にしたWTAのクレーコートパワーランキングトップ10でシモナ・ハレプは、ポイントで2位以下を倍近く引き離して1位に輝いています。

2017年は「全仏オープン」で準優勝、プレミア・マンダトリーの「ムトゥア マドリード・オープン」で優勝、2018年は「全仏オープン」でグランドスラム優勝、「BNL イタリア国際」で準優勝と最近は、クレーコートで抜群の強さを見せています。

シモナ・ハレプのプレーの特徴は、攻撃的カウンターパンチャーで、リターンゲーム獲得率は44%と大坂の34.7%をはるかにしのぐ、高い数値を示しています。

敏捷で、足が速く、コート全面を駆け巡り、またエラーも少なく、ぎりぎり追いついたボールでもエースを打てるなどラリーをコントロールするのが得意です。クレーコート向きだといえます。

セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)もハード86%に対し、クレー84%と高い水準で差がほとんどありません。

過去を振り返りますと全仏2回優勝を誇るマリア・シャラポワ(ロシア)のクレーでの強さが目立ちます。
ハード78%に対し、クレー83%で、これはクレーが苦手であった2009年以前のデータも含めてますので、2010年~2015年どれだけクレーを得意としたか恐ろしいほどです。

シャラポワが大いに参考になりそうだ

大坂なおみはクレーに弱いのか?

大坂なおみはハード:クレーが、70%:59%と11%もの差があり、実際全仏でも3R(3回戦進出、2016)、1R(2017)、3R(2018)、3R(2019)と結果を残せていません。

本人も昨年
「メンタル的にはクレーは好きではない。クレーは好きではないと思っているから、うまく行かない。そこは私が変えなければならないこと」とはっきり述べています。
しかし「私はオールコート・プレーヤーになるべきだと感じている」とも語っています。

ただ、2019年にはクレーコートのマドリード・オープンとイタリア国際で、準々決勝に進出するなど徐々に苦手意識を克服しつつあるようにも見えます。

では、もともとクレーコートが苦手であったマリア・シャラポワがどのようにクレーコートを克服し、得意としたのか、大坂なおみの今後の参考になると思いますので、見ておきましょう。

ある程度の試合数をこなすようになった2005年から2015年に至るハードと、クレーの勝率の変化を見ました。

コート種合計勝率全仏OP成績
2005ハードコート1652176%
クレーコート72978%ベスト8
2006ハードコート3443889%
クレーコート31475%4R
2007ハードコート20
42483%
クレーコート72978%ベスト4
2008ハードコート19
12095%
クレーコート12
21486%4R
2009ハードコート1451974%
クレーコート62875%ベスト8
2010ハードコート1462070%
クレーコート72978%3R
2011ハードコート2383174%
クレーコート1221486%ベスト4
2012ハードコート2753284%
クレーコート1321587%優勝
2013ハードコート2042483%
クレーコート1321587%準優勝
2014ハードコート2383174%
クレーコート1411593%優勝
2015ハードコート16
42080%
クレーコート1521788%4R
マリア・シャラポワは、2004年に10代で、全英を制してから、全仏を制して、生涯グランドスラムを達成する2012年まで、実に8年間かかっています。

その後も全仏で、2013年準優勝、2014年2度目の優勝ともっとも得意としています。
https://www.instagram.com/p/BjX_zzbDG3e/
ところが。2005年から2008年には、クレーの勝率が10%以上低い年もあり、2007年の全仏では、「クレーの上の私は、氷の上の牛のよう」と語っていた程でした。

そして、「滑るようにスライドしながらボールを打つフットワーク」というクレーでプレーする能力を本人の努力やチームの協力で獲得し、クレーコートを得意とするようになりました。

大坂なおみも今回の全米で、安定したフットワークを磨いてきた成果をみせていますので、きっと、クレーコートを得意とするまでに、成長してゆくのではないでしょうか?

不得意を得意にできるなんてすごい!

大坂なおみ最新ネットの反響

可憐なあどけなさと、しっかり凜とした芯をもつ姿勢の東洋の調和の美が感じられます。日本のみならず、テニス界の誇りだと思います。
全仏オープンの健闘を、みんなが期待しています!!
クレー対策も十分とのこと。ラリー戦にもフットワーク向上で、期待十分。
これは、全仏オープンも優勝か?
歳を重ねだいぶ大人になりました。メンタルが強くなったのを感じます。第1セットのアザレンカはキレキレで手を付けられなかっけと、よく耐えて持ち堪えたと思います。次のクレーでも是非頑張ってください!
全仏のクレーは球足が遅くなるからパワーヒッターの大坂なおみの強みが半減するから難しいでしょうね。
世界ランキング3位に上昇。27日から始まる全仏オープンもこの調子で頑張ってほしいな~

出典:ヤフコメ

期待がますます大きくなる

まとめ

要約すると...

  • 大坂なおみのクレーの勝率は59%で、シモナ・ハレプの74%、セレナ・ウイリアムズ84%、マリア・シャラポワの83%と比べると大きく見劣りする
  • もともとクレーはきらいだったシャラポワが。フットワークの改善で得意コートとし、全仏を2度制覇したように、大坂なおみもコロナ中断のトレーニングでフットワークを改善しており、全仏も大いに期待できる
  • メンタルが強くなった大坂なおみの全仏オープンでの活躍に期待する声が大きい

これまでの大坂なおみはクレーを不得意としていましたが、コロナ禍の中断を経てたくましくなった彼女は今までとは違います。

フィセッテコーチ新コーチと中村豊トレーナーにより、安定したフットワークを体に覚えこんだことで、全米の勝利につながったと考えられますので、クレー対策は怠りないと思えます。

怪我の状態や疲れなど体調さえ万全であれば、全仏でもきっと結果を出してくれるのではないでしょうか?
そして将来的にはウィンブルドンも制し、生涯グランドスラムを達成してほしいところです。

休養期間が短いのが心配

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