パウンドフォーパウンド(P4P)ボクシングランキング最新2020年10月を、4誌まとめました。
やはり注目は、ロペスやロマチェンコ、そして井上(といっても試合してない)ですが、
それよりも一番個人的に驚いたのは
「えっ!!?拳四郎がなぜここに!」
と衝撃を受けました。
あくまでエンターテイメントであり、個人的にもツッコミたいところはたくさんあったのですが
これはいくら専門家がやっているとはいえ、あくまで「妄想を楽しむ」ランキングではあることを頭に置いておいて
見ていきましょう!
最新P4Pはこちらより
◆ボクシング◆ 2024年10月13日(日)・14日(月) 中谷潤人、井上拓真、田中恒成 他 注目の試合が多数 他開催場所:有明アリーナ |
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パウンドフォーパウンド(P4P)ボクシングランキング最新10月!
ヘビー級からミニマム級まで、体重別に全17の階級に分かれる男子プロボクシングですが
格闘技は身長や体格より体重差が最も物理的なダメージに影響するといわれることもあり、細かい体重別ランクがあるのが一般的であるのは承知の事実。
最近のボクシング界では、この体重別階級のほかに主要な団体が世界に4つもあるため、各階級で最大4人(「スーパー王者」を含めると5人以上の場合もありますね..)もチャンピオンがいることになり、
非常に「分かりにくい」「一体誰が一番強いの?」と混乱するファンも少なくありません。
そこで海外の主要なボクシングメディアでは、「仮に体重が同じだったら、誰が一番強いのか」という仮想ランキング「パウンドフォーパウンド」を独自に選出しています。
専門記者の投票や編集部で議論して決めるなど選出法はさまざまですが、世界のボクサーにとって「P4P入り」することは、ベルトと並ぶ何よりの名誉でもあります。
「いったい井上尚弥の強さは?」
これはいつも気になるところであり、妄想でしかありませんが、専門家がランキングしているのを見て納得していきましょう。
以下に一覧でご紹介しましょう。
2020/10 時点でのランク | THE RING (老舗・元祖) 2020/10/17更新 | ESPN (専門家投票制) 2020/10? | WBN (WorldBoxingNews) 2020/8~10?更新 | boxingscene 2020/3~9 更新?? |
---|---|---|---|---|
1位 | サウル・アルバレス(29) メキシコ | テレンス・クロフォード(31) アメリカ | サウル・アルバレス(29) メキシコ | ワシル・ロマチェンコ(31) ウクライナ |
2位 | 井上尚弥(26) 日本 | サウル・アルバレス(29) メキシコ | タイソン・フューリー (28) イギリス | サウル・アルバレス(29) メキシコ |
3位 | テレンス・クロフォード(31) アメリカ | 井上尚弥(26) 日本 | ティオフィモ・ロペス(22) アメリカ | エロール・スペンス・ジュニア (29) アメリカ |
4位 | オレクサンドル・ウシク (33) ウクライナ | エロール・スペンス・ジュニア (29) アメリカ | 井上尚弥(26) 日本 | 井上尚弥(26) 日本 |
5位 | エロール・スペンス・ジュニア (29) アメリカ | ティオフィモ・ロペス(22) アメリカ | エロール・スペンス・ジュニア (29) アメリカ | ジョシュ・テイラー(29) イギリス |
6位 | ティオフィモ・ロペス(22) アメリカ | オレクサンドル・ウシク (33) ウクライナ ワシル・ロマチェンコ(31) ウクライナ | マニー・パッキャオ(40) フィリピン | 寺地拳四朗(28) 日本 |
7位 | ワシル・ロマチェンコ(31) ウクライナ | オレクサンドル・ウシク (33) ウクライナ | ワシル・ロマチェンコ(31) ウクライナ | ホセ・ラミレス(27) アメリカ |
8位 | ゲナジー・ゴロフキン (37) カザフスタン | タイソン・フューリー (28) イギリス | ゲナジー・ゴロフキン (37) カザフスタン | アンソニー・ジョシュア(29) イギリス |
9位 | ファン・フランシスコ・ エストラーダ(29) メキシコ | ファン・フランシスコ・ エストラーダ(29) メキシコ | テレンス・クロフォード(31) アメリカ | テレンス・クロフォード(31) アメリカ |
10位 | アルツール・ベテルビエフ(34) ロシア | ゲナジー・ゴロフキン (37) カザフスタン | オレクサンドル・ウシク (33) ウクライナ | オレクサンドル・ウシク (33) ウクライナ |
WBNだけ、50位まで選出しています。
WBNP4P 11位以降 | 選手名 |
---|---|
11位 | ファン・フランシスコ・ エストラーダ(29) メキシコ |
12位 | レオ・サンタ・クルス(30) メキシコ |
13位 | マイキー・ガルシア(31) アメリカ |
14位 | 田中恒成(25) 日本 |
15位 | アンソニー・ジョシュア(29) イギリス |
16位 | 井岡一翔(30) 日本 |
17位 | ドニー・ニエテス(37) フィリピン |
18位 | ワンヘン・ミナヨーティン(33) タイ |
19位 | ホセ・ラミレス(27) アメリカ |
20位 | ショーン・ポーター(31) アメリカ |
21位 | デオンテイ・ワイルダー (34) アメリカ |
22位 | アルツール・ベテルビエフ(34) ロシア |
23位 | ミゲール・ベルチェット(27) メキシコ |
24位 | ローマン・ゴンザレス(33) ニカラグア |
25位 | ジャーメル・チャーロ(30) アメリカ |
26位 | ジョシュ・テイラー(28) イギリス |
27位 | ガーボンタ・デービス(24) アメリカ |
28位 | レジス・プログレイス(30) アメリカ |
29位 | シーサケット・ソー・ ルンヴィサイ(32) タイ |
30位 | ジャーモール・チャーロ(30) アメリカ |
31位 | ノニト・ドネア(36) フィリピン |
32位 | ゲーリー・ラッセル・ジュニア (31) アメリカ |
33位 | ダニエル・ジェイコブス(32) アメリカ |
34位 | キース・サーマン(30) アメリカ |
35位 | アンディ・ルイス・ジュニア(29) メキシコ・アメリカ |
36位 | モルティ・ムザラネ(36) 南アフリカ |
37位 | ディミトリー・ビボル(28) ロシア |
38位 | マイリス・ブリエディス(35) |
39位 | ギレルモ・リゴンドウ(38) キューバ |
40位 | ムロジョン・アフマダリエフ(25) ウズベキスタン |
41位 | ルイス・ネリー(25) メキシコ |
42位 | カルム・スミス(29) イギリス |
43位 | ヘルウィン・アンカハス (27) フィリピン |
44位 | デメトリアス・アンドラーデ(31) アメリカ |
45位 | 京口紘人(25) 日本 |
46位 | レイ・バルガス(28) メキシコ |
47位 | ギルベルト・ラミレス(28) メキシコ |
48位 | エマニュエル・ナバレッテ(24) メキシコ |
49位 | デビッド・ベナビデス(23) アメリカ |
50位 | ジョンリル・カシメロ(31) フィリピン |
確かにいい感じではあったけど、6位になるほどなのか!?
急にパッキャオが消えたり、絶対気分でやってるやろ!って思っちゃうけど面白いから許す
最新10月のP4Pの感想
ボクシング大好き歴5年の筆者が、今回の感想を正直に言いますが...
もちろん誰もが納得するランキングはあり得ないとは思うのですが、
ボクシングはあくまで「採点する人の思い入れが強くなる」ということです。
先日のロマチェンコvsロペスにしてもそうですが、
心から思ったのは「スローにしてじっくり見ないと本当のところは分からない」
どんなプロでも。動体視力ついて行かないので、「え?今何した?」
って5年見てても判断できない瞬間ばっかりですよ??
それが50歳代のメガネかけた審判員がリアルタイムで全部判断できると思いますか?
100%彼らには見えてないんじゃないでしょうか?
「今被弾したのか」
「今、ガードに成功したのか」
未だに若い私でも「スローで見直さないと分からない」です。
ボクシングはAIの診断が必要だと心から思います。見えないから...。
正直言うと、今回のP4Pも「識者と言われているご老人の主観・思い込みで成り立ってるな...」と思ってしまいました。
AI導入で基準を作り、判定していく方が正確に個人の力を測れるように思うこの頃ですがどうでしょうか...。
『宇宙兄弟』の名言でもうる覚えだけど「主観が入ってる?じゃあ全部ロボットにやらせてみろ。人間は必要ないのか」みたいなこと言ってたよね。直観的な「強さ」を感じる何かも入れた方がいいっていう感じに聞こえた
最新p4pに関するネットの反応
ロマチェンコ、そんなに落ちるのか!
試合見る限り、完成度高く感じたけどなー。
パウンドフォーパウンドって、なかなか曖昧だもんなー。 https://t.co/Rct5v4XdA0— nonalcohol jiujitsu (@NonalcoholJ) October 22, 2020
パウンドフォーパウンド3位だった井上尚弥が2位に!
1位だったロマチェンコが負けたから繰り上げ。それにしても凄すぎるだろ— コタカノテテオヤ (@takeshikotaka) October 21, 2020
ヘビー級をパウンドフォーパウンドの議論に入れるとややこしくなりますよね
「体重が同じなら」の概念がそもそも通用しない状況で戦ってるのでよく分からなくなります個人的にはパウンドフォーパウンドの議論からは外すべき階級かなと思ってます
— セイハ (@seiha_yuireina) October 20, 2020
ロマチェンコ負けたとなると、次の試合の内容によっては井上尚弥のパウンドフォーパウンド1位があり得る。国民栄誉賞だ。
— (株)おくりバント社長 西久保 剛 (@nishikubotsuyo) October 19, 2020
拳四郎選手がしっかり評価されてて嬉しい。
拳四郎選手の名前と凄さがもっと広まってほしいな。https://t.co/zP9x9vSfcN— 田舎の格闘技ファン (@inakakuf) June 13, 2020
まとめ
2020年10月のパウンドフォーパウンドを紹介しました。
井上尚弥は試合してないので、上下も少なく特に驚きはありませんが、
一番の驚きは、拳四郎です。正直、良く分かりません。少し嬉しいですが。
京口vs拳四郎も望まれているのでこれは面白いですね。
また、11月1日のデービスや井上戦でまた変わってくることでしょう。
来月も更新します!